小学校で育てたジャガイモ食べ、18人体調不良
2014年07月25日 08時16分 読売
福井県は24日、敦賀市立粟野南小でジャガイモをゆでて食べた6年生31人のうち、18人が体調不良を訴えたと発表した。
イモや皮に含まれる自然毒・ソラニン類が原因の食中毒だが、全員が軽症で既に回復している。
県などによると、児童たちは理科の授業でジャガイモを育て、18日に校内で調理した。
残りのイモからは通常の5倍にあたる濃度のソラニン類が検出された。
ジャガイモは3日に収穫後、段ボール箱に入れて教室の窓際で保管されていた。
その間に日光に当たって緑化が進み、ソラニン類が増えたとみられる。
市教委は、市内の小中学校19校に文書で注意を呼び掛けた。