最近の急変する天候には、相当留意しないと命を失う。天気図はもとより、衛星画像、雨雲レーダー、5000m上空の気流図など相互的に判断できなければ山登りは止めるべし。
2人の若い命を失わせた引率者の責任は生涯の大変な悔悟となろう。
京大生2人遺体で発見=北アの沢で流される―富山
時事通信 9月6日(土)9時19分配信 headlines.yahoo.co.jp
富山市の北アルプス・薬師岳の岩井谷(約1300メートル)付近で沢を渡っていた京都大山岳部の学生2人が流された事故で、富山県警山岳警備隊は6日午前6時40分ごろ、現場近くの沢の中で2人の遺体を発見した。
富山南署によると、2人は同大2年の笹瀬頌晋さん(21)と1年の早川鵬図さん(20)。
ザイルでつながったまま水中に沈んでいた。
2人は4日、OBの男性(32)とともに北アルプスに入山。
天候悪化のため、予定を変更して下山中だった5日正午ごろ、増水した沢を渡っている途中に流された。