厚さ１ｍｍでどうやって振動させるのと思われるかも知れませんが、答えはピエゾフィルムです。相当強度がある薄膜なのでしょう。Ｋｉｄｓ教室でもピエゾＳＰを製作しているのですが予想外の臨場感というか指向性に驚いています。レスポンスも良く、ボーカルでは身震いするくらいの雰囲気が醸し出されます。
ピエゾの性質上、大出力というのは無理なのではないでしょうか。
京セラ、テレビ用で世界最薄のスピーカー発表 厚さ１ミリちょうど
2013.8.29 18:41 ＳａｎｋｅｉＢｉｚ
京セラが開発したセラミック部品と樹脂フィルムによるスピーカー。厚さはわずか１ミリだ
厚さ１・５ミリの大型タイプと、０・７ミリの小型タイプも開発した。
大型タイプは車載用として車の天井に取り付けることができる。
小型タイプはスマートフォン（多機能携帯電話）やタブレット型端末向けに売り込む。
スマートフォンやタブレット型端末向けの他社製のスピーカーには、今回の京セラ製よりも薄いものがあるという。
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超薄型·軽量の音響デバイス“ピエゾフィルムスピーカー”の開発について
発表日：2013年08月29日 kyocera.co.jp/news/2013/0805_ppsp
京セラ株式会社（社長：山口 悟郎）は、長年に亘り培ってきたファインセラミックスの技術を駆使して独自に開発したピエゾ素子と、樹脂フィルムを組み合わせた超薄型·軽量（中型：厚さ1mm、重さ7g）の音響デバイスであるピエゾフィルムスピーカー（製品名：スマートソニック®サウンド）を開発いたしました。
薄型テレビやPC、タブレット端末など、機器の薄型化·軽量化に貢献すると同時に、広い指向性により高音域が広がり、臨場感あふれる高い音質の実現にも寄与します。
本製品は、大型·中型·小型の3サイズをラインアップし、デジタル機器や、軽量化が求められる車載向けなど、幅広い用途に展開していく予定です。
■主な特長
(1) 超薄型·軽量により機器設計の自由度が向上
本製品は、京セラ独自のファインセラミックスの材料技術や積層技術により開発したピエゾ素子と、樹脂フィルムの組み合わせにより誕生した製品です。
従来の電磁式スピーカーと同等レベルの音量を出力しつつ、大幅な薄型化·軽量化を図ることにより、スピーカーの機器前面への配置が容易になるなど、機器設計の自由度向上に大きく貢献します。
(2) 音の指向性が広く、応答速度に優れる高品質な音を実現
本製品は、ピエゾ素子と樹脂フィルムの面全体が振動することで音を出すため、電磁式スピーカーと比べて、音の指向性が大幅に広く、前方180°にほぼ均一に音を届けることができます。
また、軽くて薄く応答速度が速いため、雨音や拍手など細かい音の再生能力に優れ、臨場感あふれる音を出すことが可能です。