半年も研究をさぼっているので、そろそろ動きましょうか。
インドや中国の研究者らが水銀イオンセンサーの研究が好きである。ACSのORG.Lett誌の最近号を少し見てみましょう。
まずタイトルと研究者名である。水溶液中でのHg2+とAg+の定量とある。選択性はHg2+が上らしい。2つのイオンはルイスの定義でSoft Acidであることに留意しよう。
次にセンサー分子の構造である。右のアミドやS部位が配位部分で左が蛍光部位である。Ag+の場合は1:1錯体、Hg2+の場合はM:L=1:2であるという。そこに発光強度の差がでるのかな?
Abstractを読みましょう。
種々のアニオン存在下でもOK。
後は皆様、ジャーナルを見てください。Kidsのために1H-NMRの帰属問題を2つ。