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宇宙空間太陽光利用発電

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アメリカの眠れる預言者エドガ・ケイシーの幻視によればBC10500年頃の古代アトランティスでは宇宙空間に巨大なクオーツ結晶を置いて地上に光を送っていたという。何百トンもの巨石を浮揚させる古代の忘れられた技術とも関係しているのであろう。
 
古代アトランティス人が水晶の力を利用していたという話は興味深い。私も水晶購入で大金を使ってしまったことがある。クオーツ(SiO2)がなければ現代IC文明は成り立たないのも事実である。
 
<新エネへの挑戦 滋賀の可能性>(上) 宇宙空間太陽光利用発電
 
 2015年3月13日    中日新聞
 
福島第一原発の事故から四年。爪痕は大きく、原発利用をめぐっては国を二分するような議論が続いている。
 
その際に話題に上るのが代替エネルギー。原発以上に効率的でリスクの少ないエネルギー源が見つかれば、原発依存からの脱却が見えてくる。
 
将来、原発に取って代わるかもしれないエネルギーの可能性を探った。 
 
◆地上の1・4倍、常時集光

イメージ 1 感熱ファクス用紙のようにぺらぺらした薄い銀色のシート。のぞき込んでみると、自分の顔が反射して見えた。
 
 日本電気硝子(大津市)が開発を進める超薄型軽量ミラー。
 
反射膜に薄型ガラスを貼り付けても厚さはわずか〇・一ミリ、一平方メートル辺りの重量は二百五十グラムにとどまる。
 
宇宙空間で太陽光を反射させるために宇宙航空研究開発機構(JAXA)の求めに応じて製作。二〇一一年に実験用に納入した。
 
 同社が参加する「宇宙空間太陽光発電システム」(SSPS)は、宇宙空間に打ち上げた太陽電池で太陽光発電をし、電気をマイクロ波に変換して三万六千キロ離れた地上の受電部に伝送。
 
地上で電気に再変換して利用する仕組み。
 
二〇三〇年代の完成を目指し、八日には兵庫県内での送電実験に成功した。
 
 地上での太陽光発電はすでに実用化しているが、昼間のみしか発電できず、天候に左右されるなどの問題がある。
 
一方、大気中の水分や二酸化炭素に太陽光を吸収されない宇宙空間であれば、常時地上の一・四倍の光を集めるられる。
 
JAXAによると、原発一基分に当たる百万キロワットを発電するとされる。
 
日本電気硝子が得意とする薄型ミラー=大津市の本社で
 
 
 発電効率を上げるために同社の鏡で太陽光を反射させ、鏡がない時の二~三倍の光を集められるようにする。JAXAの要求に沿って、二・五キロ×三・五キロ程度の楕円形ガラスを二枚作る予定。
 
宇宙空間で飛来物にぶつかってもガラスが飛散しないように同社独自の技術で樹脂を貼り付けて耐久性を上げたり、発電に必要な光以外は透過したりするようにする研究にも余念がない。
 
 同社はエネルギー関連事業をディスプレーや照明などと並ぶ基幹事業として力を入れている。広瀬正典広報・IR担当課長は「東日本大震災以降、原発の問題が出ているが、本業の中で社会問題を解決し、社会貢献したい。JAXAの要望に応じてシステムの早期実現を目指す」と話している。
 
 (山内晴信)
 

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