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幻覚剤ケタラールに耽溺した40代鹿児島大教員

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学術研究院医歯学域医学系の研究室教員
 
イメージ 14年間で少なくとも10ミリのアンプル150本とは!
 
イメージ 7幻覚剤の1種で本能や認識を絶えず制御する役割を持っている脳の新しい皮質(ネオコルテックス)の機能を阻害するという(リゼルギン酸(LSD、Lysergic acid)、メスカリン(Mescaline)、サイロシビン(Psilocybin)はいずれも幻覚や妄想を生じる)。
 
メスカリンはメスカレロ・アパッチ(インディアン)が儀式の際に用いていたもの、メキシコのヤキ・インディアンの呪術師ドンファン・マットゥスのエピソードで有名になったカルロス・カスタネダのシリーズで頻繁に用いられるペヨーテ・サボテンの抽出物。
 
若い頃、カルロス・カスタネダの本を多数読んだが結局幻覚剤の世界であり、メスカリンの構造を本日初めて知った。こんな簡単な構造とは!
 
 
 
イメージ 2 ケタミン(Ketamine)
 
Wiki情報
 
フェンサイクリジンPCP phencyclidin系の解離性麻酔薬(大脳皮質などを抑制し、大脳辺縁系に選択的作用を示す)。
 
Wiki
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塩酸塩が医薬品として第一三共株式会社からケタラール®の名で販売され、静注用および筋注用が提供されている。
 
イメージ 5麻酔薬として、特に獣医師や大型動物を実験に用いる研究機関では「常備薬」になっている。
 
日本では2007年1月1日以降、麻薬及び向精神薬取締法に基づく麻薬に指定された。
 
鹿児島大男性教員が医療用麻薬を自身に注射「自殺目的で使用」
 
 2015.6.19 12:23           sanspo.com
 
 鹿児島大は19日、40代の男性教員が動物実験用の医療用麻薬を自分自身に注射して使用していたと発表した。教員を懲戒解雇する方針。
 
 鹿児島大によると、教員は麻薬研究者の免許を持ち学術研究院医歯学域医学系の研究室に所属。
 
2011年夏ごろから今年3月初めまで、大学の研究費で購入した医療用麻薬KETALARを自宅に持ち帰り、自分に注射していた。
 
 教員は鹿児島市内の病院でうつ病と診断され、睡眠薬を服用していた。
 
動機に
 
「研究上のストレスから不眠が続き自殺目的で使用したが、死にきれず、使い続ければ人格が崩壊する気がした」
 
と話しているという。
 
 教員はケタラールを購入する際、自主的に研究室の教授に了承を得ていたが、今年2月に教授が出張中に無断で購入していたことが分かり、教授が使途を聞いたところ、「自己注射した」と話し、発覚。
 
同大は県警に相談した。
 
(共同)
 
 
pref.kagoshima.jp/ae10/kenko.../ketamin.pdf
 
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