ハーブの精油蒸留を化学実験で取り入れるとは素晴らしい試みである。蒸留という魔術的なものにKidsらが興味を持つであろうか。ハーブを加熱水蒸気で蒸して芳香成分を抽出する方法である。
個人的には蒸留器も用意してもう5年、中々忙しくて蒸留実験は開始できていない。
カモミール・ジャーマン/ローマン、クラリセージ、スイートマージョラム、ゼラニウム、ティートリー、ブラックペッパー、ペパーミント、メリッサ、ユーカリ、ラベンダー、レモングラス、ローズオットー、ローズマリーなどが適している。
水蒸気蒸留器
purestiller.jp/ps/product/K-HJ200%28OilSP%29
水蒸気蒸留の方法
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精油の抽出方法には主に4種類あるのですが、装置が安価で簡単に作れる水蒸気蒸留法が最も多く利用されています。
これはハーブを蒸して精油を得る方法で、原料となるハーブを蒸留釜に入れて水蒸気を当て、ハーブの精油を蒸発させた後、その水蒸気を冷却管に通して冷やすことで精油に戻します。
水より軽い精油は水面に浮くので最後に精油だけを集めるのですが、残った水にも水溶性の芳香成分が含まれていて良い香りがするので、これも芳香蒸留水(フローラルウォーター)として利用することができます。
ただし、水蒸気蒸留法はハーブを熱と水にさらすため、本来の香りや成分が失われてこの方法が適さないものもあります。
その他、圧搾法(グレープフルーツ、ベルガモット、レモンなど)、油脂吸着法、天然物化学でおなじみの有機溶剤抽出法、最近の超臨界流体抽出法があるという。
減圧式
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