盗作??まさか!
東京五輪エンブレム「T」64年のデザインを意識
[2015年7月25日9時36分 紙面から]
2020年東京五輪・パラリンピックの開幕までちょうど5年の24日、都庁で大会エンブレムが発表された。東京の「T」に日の丸をあしらったデザインで、明日を意味する「Tomorrow」と「Team」の「T」でもあるという。
104人の応募があった国際コンペに勝利したのはアートディレクターの佐野研二郎氏(42)。博報堂を経て、現在「MR_DESIGN」代表。
主な作品にTBSのキャラクター「ブーブ」や日光江戸村の「ニャンまげ」などがある。佐野氏は
「デザイナーになって最初の目標が、いつの日か五輪のエンブレムを作りたいと思っていた。最初に連絡を受けた時は夢かと思った」
と感激しきりだった。
故亀倉雄策さんがデザインした前回東京五輪のエンブレムを意識した。
「あの太陽のデザインが大好きだった。DNAを継承しながら2020年へ向けた新しいデザインにした」
と佐野氏。「T」の裏に隠れる輪が、亀倉さんのデザインを受け継いでいる。
また、五輪とパラリンピックのデザインが共通しているのは「平等」を表すためだという。
東京五輪エンブレムと酷似ロゴ作者「弁護士と協議」
[2015年7月29日21時35分] nikkansports.com
2020年の東京五輪エンブレムについて、ベルギー東部リエージュ在住のデザイナー、オリビエ・ドビさん(52)は29日までに、自身がデザインしたリエージュ劇場のロゴと「驚くほど似ている」と交流サイト、フェイスブックに投稿した。
ドビさんは29日、共同通信の取材に
「盗用されたのか、着想を与えたのかは判断できない」
とした上で「弁護士と対応を協議している」
と述べた。
週内をめどに対応を決めたいとしている。
sponichi.co.jp/sports/news/2015/07/29/gazo/G20150729010835400