法科大学院問題、悪徳な弁護士、無意味な裁判判決など司法に多くの問題が出てきている。
法科大学院教員を除外…来年の司法試験問題作成
2015年10月22日 10時35分 読売
明治大法科大学院元教授による司法試験問題の漏えい事件で、法務省の司法試験委員会は21日、問題を作成する考査委員から法科大学院の現役教員を外し、元教員や法学部教授などから選ぶことを決めた。
同省のワーキングチーム(WT)が同日出した提言を受けたもので、来年の試験に限った暫定措置となる。
提言は、法科大学院の現役教員が現状のまま問題の作成に関わった場合、
「受験生の疑念を払拭することは難しい」
と指摘。
WTが行ったヒアリングで、考査委員から
「学者の関与がなければ問題の作成は難しい」
などの意見が出されたことを踏まえ、
「現役以外で法科大学院の実情を知る者が問題作成に関わるのが望ましい」
と判断した。
再来年以降の考査委員の態勢については、
「漏えいの原因究明などを進めた上で、必要な提言を行う」
とし、検討を継続する。