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貝殻と海水で「室蘭の塩」、室工大

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貝殻と海水で「室蘭の塩」 弁当店と室工大が開発
 
10/29 07:00、10/29 11:20 更新  dd.hokkaido-np.co.jp 【室蘭】
 
室蘭市内の弁当店「母恋めし本舗」(関根勝治代表)と室蘭工大は、弁当の具材に使うホッキ貝の殻と室蘭の海水を、地元メーカーの鋳鉄鍋で一緒に煮詰めて作る「室蘭の塩」(仮称)を共同開発した。
 
通常の塩に比べて含まれる鉄分とカルシウムが豊富なのが売りで、11月5、6日に道内企業の新製品などを紹介するため札幌で開かれる展示会「ビジネスEXPO」に出展する。
 
 関根代表は昨年、室蘭工大の山中真也准教授(粉体工学)らとともに室蘭の海水を使った特産の塩作りに着手。
 
今年6月にこの研究が公益財団法人室蘭テクノセンターの支援事業に採択されたことで、製品化の動きが加速した。
 
 塩は、地元メーカーの鋳鉄鍋の中に、海水とホッキの殻、カルシウムを水に溶けやすくするレモンなどを一緒に煮詰めて作る
 
同大の分析で市販の塩より鉄分が50~200倍、カルシウムが3~20倍も多いことが分かった。
 
専門機関の分析で有害な重金属を含まないことも確認済みという。
 

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