数学用語の和訳に難癖をつけるKidsら。すでに一松信さんが言うように無理数、有理数は誤訳でKidsらは無比数、有比数の訳でOK。Real Numberも実数で良いのか?と研究中。
さらにTrigonometric Functionを三角関数というのはおかしいという。早速、私が調べてみたところTrigonoはギリシャ語のTrigon”Triangle"から来ているので三角で良い。
問題はmetricである。この部分はpotentiometric同様、ギリシア語の”metron”= "to measure”から来ているという。”三角関数”の和訳ではこの部分が欠けていることにKidsらは嗅覚的に感ずいたと見える。
Triangleのsideとangleのmeasuringが基本であるので”三角法関数”と訳して見た。歴史的に見てKidsらはOKという。
実はCutTheKnotから仕入れた情報である。下記の文章が当たり前とは言え印象深い。
So originally, trigonemetry was understood to define relations between elements of a triangle. There are six basic elements: 3 sides and 3 angles.
Not any three line segments may serve as the sides of a triangle. They do iff they satisfy the triangle inequity, or rather three triangle inequility. Not any three triangles may be the angles of a triangle. In Euclidean geomrtry, the three angles of a triangle add upp to a straight angle.
These requirements impose limitations on the manner in which the relations between the elements are defined.
次はderivative、diferentiationやIntegralの和訳が導関数(導くわけだからこれは良いのでは?)、微分(導関数を導く過程でしょう?)、積分()面積というのが入っていないか?ではおかしいのではという疑問に私塾の老先生と一緒に検討しているらしい。まずは辞書から!
ejje.weblio.jp
後日解決したら聞いて見よう。最終的にはNewtonの流量Fluentや流率(Fluxion)まで調べるのか!Leibinitzはただの代数的な記号導入。最終的には老先生は次の図式をKidsに示すものと思われる。
即ち1669年Newtonが論文で唐突に曲線下の面積の公式を示して(反微分、積分に相当)、逆の過程( 微分)の過程をそれとなく読者に知らせる方法である。
people.iup.edu
考えて見たら化学などでも誤訳が多い。有名なものにMass Action Lawがある。Massを質量と勘違いして”質量作用の法則”などと約してしまった。正しくは”大量作用の法則”であろう。用語の誤訳は数学では決定的な過ちである。至急変更すべきことであろう。
Kidsらのしつこい質問と私は簡単に捉えたが彼らの柔らかい頭脳には誤訳は困るのかも知れない。下らない質問と我々は思ってしまうが、”1+1=2”はおかしいと先生に質問して”エジソン君の頭は腐っている”と反論した教員に怒ってエジソンを自分で教育したお母さんは偉いのである。
現代教育の凡庸性からそろそろ離脱すべき時代なのである。すべてはスマホ、インターネットが引き起こした現象である。
以上のKidsらの指摘から下記の法則を見ると歴史性というか何か古代の人間的なピュタゴラス以前の知恵が見えてくる。近代のTrigonometryはUnit Circleの便利さに頼りきりかな?
最後にこんなことばかり私塾の老先生と議論しているKidsらは有名大学には入学できないね!
三角法におけるUnit Circle
tutorial.math.lamar.edu/pdf/Trig_Cheat_Sheet.pdf