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断熱フィルム効果、根拠なし?

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シーグフィルムは1平方メートル1万5千円(工事費込み)もする高価なもので、東大、高級ホテル、公共施設などに導入されているという。
 
断熱フィルム効果、根拠なし=冷暖房効率「40%UP」―消費者庁
 
時事通信 2月27日(金)15時41分配信   headlines.yahoo.co.jp
 
 断熱フィルムを窓ガラスに貼るだけで冷暖房効率が「最大40%向上する」などと、根拠がないまま広告表示したとして、消費者庁は27日、製造元の翠光トップライン(東京都台東区)とグループ会社ジェイトップライン(文京区)に対し、景品表示法違反(優良誤認)で再発防止を求める措置命令を出した。
 
 問題の商品は「シーグフィルム」。
 
ジェイトップラインなどによると、特許を取得した技術を使っており、民間住宅のほか、国立国際子ども図書館(台東区)や東京地・高裁などの合同庁舎(千代田区)などの公共施設でも導入されている。
 
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 同庁によると、2社は04年ごろから、ホームページや施工代理店向けの資料で、
 
「窓ガラスから入る熱を40~50%削減」
「冷暖房効率が3~40%アップ」
 
などと宣伝。
 
翠光トップライン側は同庁の調査に計測データを示したが、効果の算出方法が不明で、合理的な根拠とは認められなかったという。 

ファーマーズマーケットをオンライン化するスタートアップ「Bonativo」

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ファーマーズマーケットをオンライン化するスタートアップ「Bonativo」
 
TEXT BY JAMES TEMPERTON
PHOTO BY BONATIVO
TRANSLATION BY MIHO AMANO/GALILEO
WIRED NEWS (UK)       2015.2.27 FRI
 
英国では、食品支出が減少するなかで、有機農産物の売上は増大し続けており、2014年には4%増えて18億6,000万ポンド(3,400億円)となった。
 
ベルリンに本拠地を置くスタートアップもネット参入する計画だ。
 
 ベルリンを本拠地とするスタートアップ、Bonativoがもうすぐ、ロンドンのファーマーズマーケットをネット展開する。地元の食材を持続可能性の高い方法で入手できるようにすることが狙いだ。
 
Bonativoは、有機食材と自由飼育の畜産物を中心に、ロンドンとその周辺地域から集められた商品500点以上を販売する。
 
出店する店舗は、イングランド東部にあるリンカンシャーで農場を家族経営している「Ted’s Veg」(上の写真)から、ロンドン中心部で天然蜂蜜を製造している「Local Honey Man」までさまざまだ。
 
このサーヴィスを利用すれば、次のファーマーズマーケットの開催日や場所に関係なく、地元で生産された食品を入手できるようになる、とBonativoは述べている。
 
農産物は、パン・菓子類、果物と野菜、肉と魚、飲料などのカテゴリーに分類される。注文品は2日以内に調達され、配達は現在、ロンドンのゾーン1と2の全体と、ロンドン南西部の郵便番号の全地域で利用できる。
 
注文は30ポンド(約5,500円)から受け付けるシステムになっており、ウィンブルドン近くのサマーズタウンにあるBonativoの倉庫から発送される。
 
また、12ポンド(2,200円)の季節の野菜ボックス、25ポンド(4,600円)の肉の詰め合わせボックス、28.5ポンド(5,300円)のディナーパーティ用チーズ盛り合わせなどのセットを購入することもできる。
 
英国、特にロンドンでの競争は熾烈なものになるだろう。「Aunt Bessie」ブランドのヨークシャープディングを手掛ける企業が運営する「Abel & Cole」の登場以来、Farmdrop、Local Greens、Hello Freshのような同業者が加わり、さらにRiverfordなどの農業企業も参入している状況だ。
 
英国における有機農産物の売上は近年増大し続けている。
 
2014年は4%増えて18億6,000万ポンド(3,400億円)となった。この成長は、消費者食品支出が1.1%減少し、食品価格全体も1.9%下落している状況に逆らうかたちだ(英国は、有機食品市場の大きさで世界第3位とされる。
 
1位は米国、2位はドイツ。
 
なお、日本における規模はこれらの国と比べて非常に小さい。平成19年の調査では、米国が約2兆1,300億円、ドイツが8,500億円、日本は約150億円)
 
Bonativoの共同創立者クリスティアン・エガートはWIRED UKに対して、オンライン・ファーマーズマーケットのアイデアは15歳のときに思いついたと語ってくれた。
 
「わたしはハンブルク近郊で育ったが、母は必ず地元の農家から買っていた。ある日母は、なぜオンラインで買えないのかしらね、と尋ねたが、ドットコムバブルがはじけた直後だったので、そうしたビジネスを始めるのには難しい状況だった」
 
その後エガートはベルリンで、ファッションや航空機やモバイル決済など、さまざまな業種の新興企業で働いた。
 
14年にオンライン・ファーマーズマーケットを始める機会があり、15年1月にベルリンでBonativoを立ち上げた。
 
ロンドンは、同社の最初の展開先として当然の選択だったという。
 
今後は、ロンドン以外の英国都市や、欧州のほかの国の都市への展開も考えているという。

官房長官、群大病院「厳正に対処、体制見直し必要」

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ついに官房長官の耳にまで入る事態に。厚労省や文科省は一体何をやっているのか!

菅氏、群大病院「厳正に対処、体制見直し必要」
 
 2015年03月04日 12時41分     読売
 
 菅官房長官は4日午前の記者会見で、群馬大学病院(前橋市)が腹腔鏡手術問題の最終報告で死亡した患者8人全例で過失を認めたことについて、
 
「病院として問題の把握が遅れるなど大きな問題があった。極めて遺憾なことだ」
 
と語り、病院側のこれまでの対応を批判した。
 
 同病院は、高度医療を担う特定機能病院に承認されているが、菅氏は会見で、承認の取り消しを含めて
 
「厳正に対処していきたい」
 
と強調した。
 
 菅氏は、厚生労働省が病院の立ち入り検査を行うなど実態把握を進めていると言及したうえで、
 
「特定機能病院の取り消しを含めて現在検討を行っている。きちんとした体制の見直しが必要だ」
 
と述べた。
 
 同病院が3日に公表した最終報告では、腹腔鏡手術で死亡した8人について手術前の検査が不十分だったことなどを認めた。

青色LEDでミカン抗菌??

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継続的青色LED光 (460nm) の照射は網膜に障害を起し視覚障害をもたらす可能性。白色LEDの光を直視しているとその青成分で知らぬ間に目に悪影響が有るかもしれない(illuminum.cocolog-nifty.com/led_light/2005/02/post_5)。
 
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これを逆に殺菌に応用か?
青色LEDには紫外線が少し入っているのか?水道水の紫外線殺菌もある。
 
逆に赤外線は不可侵測定が可能になり体の深部測定が可能である。
 
話は変わるが太陽光の水深依存性も面白い(blog.livedoor.jp/shu1161/archives)。
 
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青色LEDでミカン抗菌
 
2015年3月5日     中日新聞

◆県果樹研究センターが取り組む
 
青色LEDの光を浴びるミカン。抗菌性が高まり、腐りにくくなると期待される=静岡市清水区で
  
 青色発光ダイオード(LED)の光で、ミカンを腐敗から守る-。
 
静岡県農林技術研究所の果樹研究センター(静岡市清水区)がそんな実用的な研究を進めている。昨年、開発した日本人研究者らがノーベル物理学賞を受賞して注目を集めた青色LED。センターは県特産のミカンの品質向上に役立てようと、LEDの光を当てて抗菌力を高める試験を続けており、将来の実用化を目指す。
 
 センターは二〇一三~一五年度の事業として、収穫したミカンを良い状態で貯蔵する技術を研究している。
 
試験では、県内で生産の盛んな品種「青島温州(あおしまうんしゅう)」を使用。農家は主に十一~十二月にミカンを収穫し、年明けの一~三月に出荷する。出荷までの間はそれぞれの貯蔵庫で保管する。
 
 「収穫作業の際にミカンに傷がつき、貯蔵中にかびが生えることがある」
 
と、主任研究員の山家一哲さん(35)は話す。
 
米国で二年ほど前、青色LEDの光がオレンジの抗菌力を高めたという研究事例があり、センターはこれを参考に、ミカンに光を当てて腐敗を抑える研究に乗り出した。
 
 現在、昨秋に収穫したミカン七百二十個を使って効果を検証しており、半分にはLEDの光を当て、残りの半分は光を当てずに貯蔵し、双方の品質を比べる。
 
木箱にミカンを敷き詰め、光を当てるグループでは毎日十二時間ずつ青色の光を照射。試験は一月に始め、三月下旬まで続ける。
 
 センターは昨年も試験をし、山家さんは
 
「光を当てたことでかびの発生を抑える傾向が表れ、腐敗するミカンの発生率は通常の三分の一ほどに減った」
 
と振り返る。これから今年の結果と合わせて抗菌効果を確かめるほか、ミカンの糖度やクエン酸の含量、果皮の色合いも勘案してLEDの実用性を評価していく。
 
 課題もある。昨年の試験では強い光を当てすぎて果皮がしなびたことがあり、これでは商品価値を損ないかねない。
 
また、現状では農家が実際に導入すると百万円以上かかるとみられ、収益に見合う低コストのLED装置が求められる。
 
 山家さんは「メーカーとも協力し、効率的な照射方法を考えたい」と語る。二〇年を目標に、実用化にこぎ着けたい考えだ。
 
◆農業への「光」活用進む
 
 LEDをはじめ、「光」を農業に活用する取り組みは広がっている。
 
その一つが、太陽光の代わりにLEDの光を使って野菜や果物を栽培する植物工場。
 
浜松市内では、ベンチャー企業のホト・アグリ(北区)がレタスなどを栽培する装置を開発。赤や青、白色のLEDの光を組み合わせることで、葉の大きさや色合いを整えることができ、効率的な栽培が可能になるという。
 
 電磁波の一種で、可視光よりも波長が長い赤外光の活用も進む。
 
赤外光のうち、糖類に吸収されやすい波長の近赤外光をミカンなどに当て、糖度を測る技術は実用化されている。
 
 県農林技術研究所の果樹研究センターはさらに一歩進め、近赤外光をミカンに当てて「β(ベータ)-クリプトキサンチン」の含量を調べる方法を研究。骨や肝臓の健康を保つ成分で、センターは国の機関とも連携し、精度の高い測定法の開発を目指している。
 
(西山輝一)

 techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20100722/184385/?rt=nocnt
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水深30Mでも黄色は結構入ってますね~。。。1023world.net/blog

橙、赤はさすがに弱いけど、でもゼロじゃぁ無い。
 
で、水深を増すごとに、400nm~500nmあたりが突出してくるのがお判りでしょうか?
しかも厳密には、420nmと450nmがツンツンしてるんです
 
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奥が深いエマルション(Emulsion)化学

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水と油のエマルジョン・エマルション(Emulsion)の問題は疎水性水和の問題と関連して基礎化学(反応、センサー、薬物輸送etc.)のみならず食品・化粧品化学、農薬などの分野の興味を引き付けています。その生成法と安定性の研究に日夜努力がなされている。
 
水中油滴(O/W型)エマルションと油中水滴(W/O型)エマルションの研究が多い。Wikiの説明が面白い。
 
水と油のように相互に交じり合わない液体は、液滴状に分散しても界面張力が大きいために液滴が合体することで界面の表面積を小さくする作用が働き、最終的には2つの層に分離ことになる。

分散質・分散媒が共に液体である分散系溶液のこととWikiにありますが、要するに乳濁液、乳剤のこと。乳化などの過程も面白いものである。
 
マヨネーズにおいては、卵黄の脂質(リン脂質やステロール類など)が界面活性効果を表し、牛乳に於いては乳タンパク質が働くことで安定なエマルションを形成。
 
さて下記のMITの論文であるが何か新しい発見がありや?阪大の原田明さんのような仕事のように見えるが。
 
Simple way to make and reconfigure
complex emulsions
 
Date:February 25, 2015   sciencedaily.com
Source:Massachusetts Institute of Technology

Summary: Researchers have devised a new way to make complex liquid mixtures, known as emulsions, that could have many applications in drug delivery, sensing, cleaning up pollutants, and performing chemical reactions.
 
 
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 Many drugs, vaccines, cosmetics, and lotions are emulsions, in which tiny droplets of one liquid are suspended in another liquid.
 
A salad dressing of vinegar and olive oil is another example of a simple emulsion.
 
Scientists can also create more complex emulsions, such as double emulsions -- for example, water suspended inside oil droplets suspended in water.
 
In the new paper, the MIT team developed a simple way to make such emulsions.
 
They can also finely tune the configuration of droplets by adding different chemicals or exposing them to light or to different acidity levels.
 
This kind of control over the dynamic properties of emulsions could make it easier for scientists to tailor them to specific applications. The new method also enables rapid, large-scale production of such droplets.
 
"We believe that by having this precise and easy way of controlling the morphology of the complex emulsion, we may be able to tune those physical and chemical properties to use them to our advantage,"
 
says Lauren Zarzar, an MIT postdoc and the lead author of a paper describing the new method in the Feb. 25 online edition of Nature.
 
The paper's senior authors are Timothy Swager, the John D. MacArthur Professor of Chemistry, and Daniel Blankschtein, the Herman P. Meissner Professor of Chemical Engineering. Other authors are graduate student Vishnu Sresht and postdocs Ellen Sletten and Julia Kalow.
 
Controlling configuration
 
The simplest way to make an emulsion is to shake together two liquids, such as oil and water, that don't dissolve in each other, along with a surfactant -- a chemical, such as soap, that lowers the surface tension between two liquids.
 
Emulsions are commonly used for medicines that are taken orally; they consist of a drug carried by oil droplets suspended in water. T
 
his prevents the drugs from breaking down in the body before they reach their intended destination.
 
Recently, scientists have become interested in creating more complex emulsions, such as double emulsions, which add another layer surrounding the droplets and could enable oral delivery of drugs that cannot be dissolved in oil, as well as other applications.
 
Previous research has shown that this kind of emulsion can be made with a microfluidic device that squeezes bubbles of oil into droplets of water that float in a stream of oil. However, this works best for small-scale production.
 
The MIT team set out to find a simple way to create large quantities of this type of complex emulsion, with precise control over the composition of the resulting droplets.
 
To achieve that, the researchers devised a two-step process.
 
イメージ 2The first step relies on mixing together two liquids that will only mix above a certain temperature; in this case, the two oils are hexane and perfluorohexane. Perfluorohexane is similar in structure to hexane, except that the hydrogen atoms normally found in the oil are replaced with fluorine atoms.
 
 
When heated to about 23 degrees Celsius, these two oils mix together and are emulsified to form droplets of oil suspended in water.
 
Upon cooling, the hexane and perfluorohexane inside each droplet separate, thereby forming a complex emulsion.
 
In the second step, the researchers add a mixture of surfactants, which alter the interfacial tension between two oils and the water.
 
These surfactants engage in a tug of war where one pulls on the perfluorohexane-water interface and another pulls on the hexane-water interface.
 
"By playing with the relative quantities of these two surfactants, we were able to directly control the relative strengths of the two interfacial tensions,"
 
Sresht says.
 
"And the interplay between that, depending on which interfacial tension is larger and which is smaller, forces the droplet to take a specific configuration."
 
This allows the researchers to control which liquid is exposed and which is hidden inside the droplet. The researchers can also create droplets in which each component makes up one hemisphere. To understand and tune the observed evolution of emulsion droplet configurations, the researchers developed a model that can predict droplet structure.
 
"We can control the entire progression of that configuration,"
 
Zarzar says.
 
"This reconfiguration is very new. Nobody has shown that you can change the morphology of an emulsion like this."
 
David Weitz, a professor of physics at Harvard University, says the new method is an elegant approach to creating complex emulsions.
 
"Traditionally it has been very difficult to create an emulsion that both encapsulates very robustly and releases in a controlled fashion. Here they have a very nice way to control the release, which solves an important problem,"
 
says Weitz, who was not involved in the research.
 
"Open and close at will"
 
The researchers also created droplets that can be controlled with surfactants that are sensitive to changes in light and acidity, giving them yet more ways to manipulate the droplet configurations.
 
They are now trying to develop surfactants that would be sensitive to other molecules, such as carbon dioxide or a specific protein, allowing the droplets to act as sensors for those molecules.
 
The researchers have filed two patents on this technology, which they believe should be attractive for a wide range of applications.
 
"You can use these emulsions for delivery applications, cleanup applications, anything where you need to protect something, shield something, or pick up and deliver something,"
 
Sresht says.
 
 "It's like a package that you can open and close at will."
 
Another possible application is diagnostics.
 
These droplets are very sensitive to how much surfactant is present, which could be useful for diagnosing lung diseases such as asthma that are marked by a lack of pulmonary surfactant.
 
In addition to pursuing possible uses for these droplets, the researchers are also seeking other types of liquids that could be used to create this kind of emulsion -- that is, liquids that mix only at certain temperatures, including higher temperatures than what they are now using.
 
The research was funded by the Eni-MIT Alliance Solar Frontiers Program, the U.S. Army Research Laboratory, the U.S. Army Research Office, and the National Institutes of Health.
 
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cubecinema.com/cola/chemistry/cola1
 
All surfaces have a surface energy, this energy is responsible for phenomena such as surface tension. If you place a drop of oil into a glass of water a new surface at the interface between the oil and water is created and this surface will have an energy (Figure 1.5).
 
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This energy must be provided from somewhere, thus to create an emulsion from oil and water you must supply energy. For example you must shake salad dressing to create an emulsion from the oil and vinegar, if you do not shake it the two liquids stay in separate layers (Figure 1.6).
 
Crudely speaking all systems try to reduce their energy to a minimum, thus our drop-of-oil-in-water system wants to reduce the area of the oil-water interface; less surface area equal less surface energy. For a given volume of oil the minimum surface area possible is obtained by forming a sphere; therefore oil drops in water and bubbles of gas in a liquid are always spherical.

Emulsion Failure
Emulsions can fail in four basic ways, each of which causes the homogenous dispersion of oil droplets to be lost (Figure 1.7):
 
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Coalescence - Two small oil spheres have a combined surface area (and therefore surface energy) that is larger than a single big sphere containing the same volume of oil. Thus if salad dressing is left to stand the small bubbles will coalesce to form bigger and bigger spheres until the oils has completely separated from the water.
Flocculation - The small spheres of oil stick together to form clumps or flocs which act as if they are larger drops. Therefore the oil is no longer evenly distributed through the water.

Creaming - Most oils are less dense than water and will therefore float to the top. However, the drops will not necessarily coalesce.

a. Breaking - Due to Coalescence and creaming combined, the oil separates completely from the water so that it floats at the top in a single, continuous layer.
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Coalescence and breaking lead to large bodies of oil separating from the water and essentially result in the emulsion separating completely. To reverse this process the emulsion must be remade and this will require a lot of energy. Emulsions are all thermodynamically unstable, meaning that they will eventually separate however, they can be stabilised and in some cases they can remain intact indefinitely. Both coalescence and flocculation are more likely if the surface energy between the two phases is high and if the surface area to volume ratio is high (i.e. the oil droplets are very small). However, emulsions of small droplets are easier to stabilise because creaming is less likely.
 
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 Polymer molecules that can not adsorb onto the oil droplets but are soluble in water can stabilise emulsions by increasing the viscosity  of the water phase. Polysaccharide gums such as xanthan gum (but not gum Arabic) can be used to this end and are known as hydrocolloids. For coalescence and creaming to happen the water phase must easily flow around the oil droplets so that intimate contact between the droplets is possible. A more viscous water phase will flow less easily and sometimes cause water to be trapped between droplets that are trying to coalesce (Figure 1.10). Even small quantities of xanthan gum cause a large increase in the viscosity of the water phase.
 
 phys.org/news/2014-12-world-complex-crystal-simulated
 
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WHO砂糖新指針…炭酸飲料1缶でも超える!

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WHOが砂糖新指針…炭酸飲料1缶でも超える
 
2015年03月05日 10時26分 読売
 
世界保健機関(WHO)は4日、成人が1日に取る砂糖をティースプーン6杯分の25グラム程度に抑えることを奨励する砂糖摂取の新指針を発表した。
 
 砂糖の取りすぎを抑えることで、肥満や虫歯を防ぎ、慢性疾患の予防にもつなげることが狙い。
 
昨年3月に示した指針案を正式決定した。
 
 これまでWHOは、食物から取り込む熱量(カロリー)のうち砂糖の割合を10%以下にする目標を掲げてきたが、新指針は5%以下にすることを求めた。これにより成人にとっての適量は、従来の50グラム程度以下から半分に減る。
 
 たとえば炭酸飲料1缶(350ミリ・リットル)には砂糖が約40グラム含まれ、軽く超える。
 
WHOはケチャップなど加工食品に含まれる砂糖の量にも注意が必要だと強調している。
 

美術出版社が倒産

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「美術手帖」の美術出版社が民事再生法の適用を申請
 
帝国データバンク 3月5日(木)19時4分配信   headlines.yahoo.co.jp

 (株)美術出版社(TDB企業コード985707258、資本金6600万円、東京都千代田区五番町4-5、代表大下健太郎氏)は、3月4日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。
 
 申請代理人は三山裕三弁護士(東京都千代田区六番町13-12、三山総合法律事務所、電話03-3234-2750)ほか。
 
 当社は、1905年(明治38年)創業、44年(昭和19年)3月に法人改組された。美術関係専門の老舗出版社として100年以上の業歴を誇り、美術・デザイン・建築物など芸術分野に関する雑誌・書籍の出版を手がけていた。
 
月刊誌「美術手帖」を看板雑誌に、「美学」のほか、書籍「カラー版西洋美術史」「カラー版日本美術史」などの画集作品集、美術選書、芸術史、辞典なども扱っていた。
 
年間30~40点の新刊を発刊し、2014年3月期には年売上高約12億800万円を計上していた。
 
 しかし、従前から多額の負債を抱えていたうえ、業界環境の悪化から本業の出版事業の売り上げも落ち込み、苦しい資金繰りが続いていた。
 
このため、過大な債務負担を圧縮するべく、民事再生法による再建を目指すこととなった。
 
 負債は2014年3月期末時点で約19億6300万円だが、その後に変動している可能性がある。

山口東京理科大の公立化

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私立から公立へ移行見越し、志願者数4倍の大学
 
 2015年03月06日 12時04分 読売
 
来年4月に公立大に移行する予定の私立山口東京理科大(山口県山陽小野田市)は5日、2015年度入試の中間志願状況(5日現在)を発表した。
 
 公立化を見越して人気が高まり、志願者数は昨年同期比約4倍の1218人。
 
志願倍率もすでに6倍を超え、昨年度の1・5倍から急増している。いずれも1995年度の4年制大学移行以来、最高となっている。
 
 同大によると、工学部の3学科で募集し、定員は200人(一般入試70人、センター試験利用70人、推薦など60人)。
 
2月に一部が行われた一般入試では、試験会場に受験生が入りきれず、会場を増やした。
 
 授業料は現在、年間約100万円だが、公立大になると、ほぼ半減の約55万円になる見通し。同大は2017年度に薬学部を新設する方針も示している。
 
 同大は
 
「受験生の国公立志向がさらに高まっている。県内に理系の公立大がなかっただけに、受験生の選択肢が増えたことが大きな要因では」
 
と分析。
 
「地元での就職や定住の増加につながれば」
 
と期待する。
 
 同大の志願者数は、東京理科大山口短大から移行した1995年度に679人を数えたが、おおむね400人前後で推移。2007年度には206人に落ち込んだこともあった。
 
(古田智夫)

理研・野依さん(76)、ようやく辞任へ!

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理研・野依理事長が辞任へ…STAP問題区切り
 
2015年03月06日 14時34分 読売
 
 理化学研究所の野依良治理事長(76)が、今月末で辞任する意向を政府に伝えていたことがわかった。
 
 辞任の理由として、理事長在任が長くなり、高齢となったことなどをあげたという。
 
理研を所管する文部科学省も了承し、後任の人選に入った。
 
近く閣議に報告し、了解を得る。
 
 野依氏は2003年10月から理事長を務め、3期12年目。現在の任期は18年3月までで、任期途中での辞任になる。
 
 野依氏は、STAP(スタップ)細胞の論文不正問題を受けた理研の組織改革が近く一段落すれば、国から「特定国立研究開発法人」の指定を受ける環境が整うことから、進退を決断したとみられる。
 
 野依氏は13年に3期目を引き受けた際、理事長職は特定法人の指定にめどがつくまでという考えを示していたという。
 
 STAP問題で、理研は今月中に、組織改革の進展について、外部有識者による評価結果を公表する予定だ。
 
野依氏は昨秋、組織運営の責任を明確にするとして、給与の一部を自主返納した。その後、去就が注目されていた。
 
 野依氏は01年にノーベル化学賞を受賞した。理研が03年に特殊法人から独立行政法人へ移行した際、理事長に就任した。
 

武田降圧剤と京大医の癒着問題

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金..金..金..の大学医療現場である。
 
「一例登録すると十万円が貰えた。知人は百例登録し、ベンツを買った」
 
と豪語する医師!困ったものである。
 
すべて30兆円という巨額な国民医療費である。
 
武田から京大に25億円もの奨学金が振り込まれている!たとえば京大の名で1500億円売り上げれば25億のキャッシュバックなどたいしたことはない。
 
臨床試験当時は武田の社員だった藤本明が自ら論文を書き、京都大学EBM研究センター部長研究員に天下っていた(2007年)。
 
藤本明氏(現京都大学EBMセンター部長研究員)。
 
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さて問題の降圧剤「ブロプレス」、一般名カンデサルタン シレキセチル(Candesartan cilexetil) という。
 
構造 pubchem.ncbi.nlm.nih.gov/compound/Candesartan_cilexetil
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ブロプレス錠は最も古いARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)であるニューロタンと比較し、臓器保護効果などが強くなっている第一世代と呼ばれている降圧薬で慢性心不全に対しても効果があり、またAT1受容体に非常に強く長く結合する為、効果が持続。
 
ブロプレスは、「アンカードメイン」と呼ばれるカルボキシル基(-COOH)を有しており、それがAT1受容体との結合の際に「錨」のように働くため、強力かつ長時間にわたって(Strong & Long)AIIの生理作用を抑制することが可能らしい。
 
 takedamed.com/hpdr/rootDir/medicine/blopress/action.jsp
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武田降圧剤問題「不正なし」 京大調査、2人を厳重注意
 
2015年02月27日 23時45分 京都新聞
 
 武田薬品工業の降圧剤「ブロプレス」の広告に京都大などが実施した臨床研究の論文と異なるグラフが使われた問題で、京大は27日、大学の研究者に不正や武田薬品の利益を図るような行為はなかったとの調査結果を発表した。
 
論文と広告の違いを見落とす不注意があったとして、男性研究者2人を25日付で厳重注意にした。
 
 外部の有識者を含めた委員会で調査した。
 
報告書によると、臨床研究の統計解析などに問題はなく、武田薬品が別の降圧剤よりも効果があるかのように宣伝したグラフの作成にも京大は関与していないとした
 
 委員会は、京大の研究者は広告と論文の違いに気付かなかったと判断したが、報告書には
 
「研究者の倫理的責任として疑義を呈するべきだった。武田薬品は作為的にグラフを作成し、誇大広告を行った疑いが否定できない」
 
との外部研究者の意見も掲載した。
 
 武田薬品の第三者調査機関が昨年6月に発表した報告書は、社員の意見でブロプレスに有利になるような解析項目が追加されたとしたが、京大の報告書は否定。武田薬品からの総額19億円の寄付金で臨床研究を行ったことは、当時の基準では問題なかったとした。
 
 ブロプレスの臨床研究は京大などのチームが2001~05年に行い、08年に別の降圧剤と効果に差はないとする論文を出した。

高血圧症治療薬 カンデサルタンシレキセチル

-新規アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬の創製-
 
 武田薬品工業(株)
医薬研究本部 化学研究所

久保惠司
 
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 武田薬品も臨床試験で「捏造」
ノバルティスより「悪質」な不正
 
 sentaku.co.jp/pick-up/post-3235.php
 
 厚生労働省はノバルティスファーマを薬事法上の虚偽・誇大広告の禁止に違反する疑いがあるとして刑事告発した。
 
昨年から続く臨床研究の不正問題は、新たな段階に入ったことになる。
 
 この話を聞いて、都内在住の内科医は
 
「ノバルティスファーマの一件は氷山の一角。もっとひどいところがある」
 
という。それは武田薬品工業だ。ノバルティスファーマの幹部も不満顔でこぼす。
 
「うちのやったことなど、武田に比べれば可愛いものだ」
 
「百例登録し、ベンツを買った」
 
 疑惑を持たれているのは、「CASE-J」と呼ばれる降圧剤(血圧を下げる薬)の臨床試験である。
 
二〇〇一年九月から〇五年十二月にかけて実施され、高血圧患者約四千七百人を対象に、武田薬品が販売するカンデサルタン(商品名ブロプレス)とファイザーなどが販売するアムロジピン(商品名ノルバスク)の、どちらが効果が高いかを比較した。

 この研究は、日本人の被験者によるエビデンス(臨床データ)を作るため、日本高血圧学会が主体となって進めた医師主導臨床試験である。
 
大規模多施設共同研究の要であるデータセンターは、京都大学EBM研究センターに設置された。

 ただ、看板と中味には大きな乖離がある。表向きは医師主導を謳っているが、実情は
 
「武田の『販売促進活動』の一環に過ぎない」
 
(他の製薬企業社員)というのだ。

 確かに、研究資金の出所をみれば一目瞭然だ。
 
医師主導というからには、公的研究費で賄われていると思うだろう。ところが、実態は大違いだ。
 
二〇〇〇年から〇八年にかけて、武田薬品から少なくとも二十五億円が、臨床試験のための奨学寄附金という形で京都大学に振り込まれている。いかに武田がこの試験を重視していたかが分かるだろう。
 
 それもその筈だ。
 
カンデサルタンは武田の目玉商品。一二年度は日本・欧州・アジアで一千六百九十六億円を売り上げた。
 
販売促進に使える「都合のよいエビデンス」(前出内科医)を欲したのも無理はない。

 武田薬品と他社の降圧剤を比較する臨床試験で、一方の企業からだけ巨額の寄附を受ければ、その結果がどうなるかは、いかにウブな人でも想像がつく。
 
これを指して、世間では「利益相反行為」という。

 CASE-Jにおける反則技は寄附金だけではない。データ管理でも武田の「手」が入っているのだ。

 日本高血圧学会の幹部が
 
「日本人のエビデンスを作る」
 
と意気込んでみても、大規模臨床試験のデータマネジメントの経験がない彼らには荷が重い。
 
代わって、実際にデータセンターを仕切ったのが、他ならぬ武田の社員だった。

 その中心人物が藤本明だ。
 
開発本部の市販後調査部の主席部員など管理職を務めた大規模臨床研究に精通した人物である。

 当時の高血圧学会の幹部であった猿田享男・慶應義塾大学教授、荻原俊男・大阪大学教授、中尾一和・京都大学教授(肩書は、いずれも当時)は、彼らが監修した『CASE-J物語』(先端医学社刊)という書籍の中で、藤本が
 
「(CASE-J試験のデータベースの)システム構築に関して実質上、責任者となっていた」
 
ことを明かしている。ちなみにこの書籍は、CASE-Jを正当化し礼賛するための「お手盛り本」である。

 ところが、この藤本が〇八年以降に発表されたCASE-Jの一連の論文に、京大EBM研究センター研究部長の肩書で名を連ねているのだが、利益相反には言及していない。
 
驚くべきことに、一部の論文ではコレスポンディング・オーサーを務めている。
 
コレスポンディング・オーサーとは、研究グループを代表し、医学誌の編集部と交渉する人のことを指し、通常は研究全体をリードした人物が務める。
 
研究者にとっては名誉な役回りとされる。

 藤本は〇七年三月に、それまで在籍した武田薬品を辞め、京都大学に移籍した。
 
だから、〇八年以降に発表された論文では利益相反はないと、日本高血圧学会や武田薬品は考えているようだが、誰がこんな理屈で納得するだろうか。

 この研究に協力した武田薬品の社員は藤本だけではない。社をあげて、CASE-Jを支援したと言っていいだろう。

 CASE-Jでは、当時まだ珍しかったウェブを介したデータ入力システムを採用した。これには、パソコンが必要だ。事務局である京大EBM研究センターは、武田薬品からの奨学寄附金で高級機種のノートパソコンを購入し、ソフトウェアプレインストールで、ネット接続カードまでつけて、研究に参加する医師たちに配った。
 
 この研究に参加した開業医は「パソコンのセットアップ、入力方法の説明、さらに実際の患者登録やデータ入力まで武田薬品のMR(営業担当者)がやってくれた」という。

 研究期間中は、全国規模の研究会が各地で頻繁に開催され、医師たちも招待された。もちろん、武田薬品のMRが随行し、夜は接待が待っている。

 医師への利益提供は、これだけではない。
 
「一例登録すると十万円が貰えた。知人は百例登録し、ベンツを買った」
 
と証言する医師までいる。無論、実務を担当したのは武田のMRだ。武田の奨学寄附金が、京都大学を経由して、医師たちの懐を潤わせたことになる。

「ディオバン」事件と全く同じ構図
 
 利益相反があろうが、医師が儲けようが、臨床試験により高血圧の研究が進めば、患者にとっては福音だ。

 ところが、「CASE-Jは医学的にも問題が多い」(循環器専門医)という。学会・論文発表での不正の可能性が指摘されている。

 最も問題視されているのは、心血管イベント(異常)の発生数である。当初はカンデサルタン群(武田)の方が他社より心血管イベント発生数は多かったが、十八カ月以降、その差は急速に縮まっていく。

 〇六年に福岡で開催された国際高血圧学会で提示されたカプラン・マイヤー(生存率)曲線では、両群の心血管イベント数が四十二カ月で交叉し、四十八カ月の時点では、アムロジピン群(ファイザー)の方が心血管イベントの発生数は多かった。

 カンデサルタンを飲み続けていると、ある時期以降、突然効き始めることになる。
 
常識では、こんなことはあり得ない。前出の循環器専門医は
 
「臨床研究途中で、何らかの介入が行われたためだろう」
 
という。
 
 CASE-Jの論文は世界の一流医学誌に投稿されたが、「イベント発生数が不自然なため受理されなかった」(同前)と言われている。
 
最終的に米国心臓協会の発行する『高血圧』誌に掲載された論文では、カプラン・マイヤー曲線で、四十二カ月以降のデータが削除されていた。多くの臨床研究の専門家は「解釈捏造」と批判する。

 さらに疑惑は続く。
 
武田の本領発揮は、ここからだ。
 
実はCASE-Jは「武田薬品にとって失敗だった」(医療ジャーナリスト)という。それは主要評価項目の心血管イベントで、カンデサルタンとアムロジピンの間に有意な差がなかったからだ。
 
これでは、薬価の安いアムロジピンを使う医師が増えてしまう。
 
武田薬品は大金をドブに捨てたことになる。このままでは担当の藤本は責任を問われる立場になる。
 
 汚名をまぬがれるべく、藤本が推し進めたのがサブグループ解析だ
 
サブグループ解析とは、臨床研究が終了後、一部の患者だけを取り出して解析することである。何度も繰り返し、都合のいい結果が出た場合にだけ発表されることが多く、医学的な評価は低い。
 
 このサブグループ解析こそが、製薬企業の得意技だ。前出の他の製薬企業社員は
 
「かつては大学からデータを貰ってきて、製薬企業の社員が解析し、都合のいいデータが出たら、医師の名前で発表し、それを販促に使っていました」
 
という。

 CASE-Jでは、武田薬品の社員自らが大学に乗り込み、サブグループ解析を行ったことになる。
 
藤本は京大赴任以降、五報のサブグループ解析の論文を発表している。
 
そして、その成果は、『日経メディカル』などの医療業界誌や日経BP社のサイトで大げさに紹介された。
 
例えば、「カンデサルタンは新規糖尿病発症を有意に抑制」や「カンデサルタンには降圧とは独立した左室肥大退縮作用」のような感じだ。ノバルティスファーマの渦中の薬剤「ディオバン」と全く同じ構図である。

 とりわけ、糖尿病領域への強引な誘導が目立つ。それは、武田がアクトスやベイスンなど糖尿病領域に大型商品を有していたからだ。
 
これらの薬剤は、既に医師への販売ルートが確立されていた。よって、このルートで情報を流せば、カンデサルタンの売り上げを効率よく増やすことができたわけだ。

 ただ、カンデサルタンは糖尿病に適応がない。製薬企業が適応外の効用を宣伝するのは、薬事法違反である。ノ社は、まさにこの問題で刑事告発された。
 
 
「不買運動」は避けられない
 
 これまでの展開をみると、CASE-Jの問題点は、ディオバン事件と瓜二つであり、武田がノ社の二の舞いになっても全く不思議ではない。
 
現在、武田の経営が危機に立たされているのは、小誌前号で詳報したとおりだ。CASE-J問題は、経営悪化に追い打ちをかける可能性が出てきた。
 
 ディオバン事件で、ノ社の売り上げは三百億円以上減少した。
 
多くの医師が、同社の薬剤を使うのを控えたからだ。もし、CASE-Jの不祥事が露見した場合、同様の「不買運動」は避けられないだろう。
 
果たして、現在の武田薬品に、それを乗り切るだけの体力は残っているだろうか。
 
(敬称略)

国公立大、後期日程始まる

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教員たちが監督や採点で忙しくなる時期である。試験問題作成が一番大変である。手当てが5万円程度とは私立の10分の一である。近所のKidsは落ちて来期に期待という。
 
国公立大、後期日程始まる
 
2015年 03月 12日 09:57 JST    jp.reuters.com
 
 国公立大2次試験の後期日程が12日、全国の大学で始まった。文部科学省によると、出願を受け付けたのは141大学449学部で、志願者は18万9398人
 
募集人員に対する志願倍率は昨年より0・3ポイント低い9・7倍となった。合格発表は20日から。
 
 国立大(75大学313学部)には14万6137人が志願し、倍率は昨年より0・1ポイント減の9・3倍。公立大(66大学136学部)は1・1ポイント減の11・6倍だった。
 
 大学入試センター試験の成績で門前払いする「二段階選抜」は一部公立大の中期日程と合わせて28大学35学部が実施し、4719人が不合格となった。
 

東女医の補助金減額 約4億円.

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東女の学内混乱は目に余る。制裁として補助金1割減である。 群馬大はもっと厳しい補助金減額であろう
 
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東京女子医大の補助金減額 約4億円、学校運営に問題
 
2015年3月12日 10時53分   東京新聞
 
 大学病院で男児が死亡する医療事故があった東京女子医大について、日本私立学校振興・共済事業団が運営上の問題があるとして、2014年度分の補助金の10%に当たる約4億円を減額することが11日、分かった。文部科学省関係者が明らかにした。
 
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 東京女子医大をめぐっては昨年2月、大学病院の集中治療室(ICU)で鎮静剤を投与された男児=当時(2)=が死亡する医療事故が発生。
 
病院側の対応を批判した学長と医学部長が相次いで解任されるなど混乱が続いている。
 
 文科省関係者によると、学長職を理事長が代行する状態が続くなど学校運営に問題があると判断した。
 
(共同)

東大、学生の不正をネット公開

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通常は学内の教務関係の委員会で処理される案件なのですが。スマホカンニングなどどう対応すべきか?停学や退学処分も止むを得まい。
 
 
東大が学生の不正をネット公開のワケ 「STAP騒動」影響か
 
 2015.03.12     ZakZak

 東京大学は10日、インターネットサイトなどで前期日程試験の合格者3008人を発表した。
 
合格者たちの喜びはひとしおだっただろうが、同時に大学の“厳しさ”も実感したはずだ。
 
東大は同日、同じサイト内で、課題で不正行為を行った学生に厳罰を下したことを公表
 
学生の「不祥事」をあえておおやけにする異例の措置の背景には、世間を騒がせたあの騒動が関係していそうだ。
 
 「えっ、これが学校のホームページに出ているんですか?」
 
 教養学部がある東大駒場キャンパス(東京都目黒区)。
 
2年生の女子学生は11日、「期末レポートにおける不正行為について」と題された文書が東大のHPに載せられていることを知り、思わず絶句した。
 
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 HPに掲載されたこの文書には、何ともお粗末な顛末が記されていた。
 
教養学部の後期課程(3~4年生に相当)の2014年度冬学期の期末課題として提出されたある学生のリポートに関し、「約75%がインターネットに公開されている文章の引き写しだった」というのだ。
 
学問倫理上許されないこととして、
 
「不正行為が認められた者は、その学期に履修した全科目の単位を無効とする」
 
ことを申し合わせていることも付け加えている。
 
 女子学生が驚いたのも無理はない。こうした発表は学内で公開されても、ネット上など万人の目に触れる性質のものではないためだ。

1年生の男子学生は
 
「今、学内の掲示板に、不正行為が発覚して学生を処分したという文書が3枚貼られています」
 
と明かす。内容は
 
「試験にスマホを持ち込みカンニング」
 
が2件、
 
「他人のリポートを不正取得し自分のものとした」
 
が1件。
 
いずれも日付は昨年のものだが、こちらはネット上で公開されていない。
 
 なぜ、対応の違いが出るのか。東大の広報担当は
 
「ネットに学生の不正を公開したのは今回が初めて」
 
とし、理由については
 
「個人の特定に繋がる恐れがあるため、明かせない。発表したことがすべて」
 
と答えるのみだった。
 
 ある東大OBは、日本の科学界を揺るがせたあの騒動の影響を指摘する。
 
理化学研究所の元研究員、小保方晴子氏のSTAP細胞論文不正問題だ。
 
「この件が発覚して以降、『盗作』『コピペ』については、学内でコンプライアンス(法令順守)がこれまで以上に叫ばれるようになった。東大としても、対外的に厳しい措置をとったことを示したかったのではないか」
 
 新入生のかっこうの反面教師として、しばらく話題を振りまきそうだ。
 

山口大教授が母校早大に「博士」返上!!

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山口大教授が母校早大に「博士」返上していた 小保方問題で「持っていることが恥ずかしい」「無価値」
 
2015/3/10 13:49   j-cast.com
 
 「持っていることが恥ずかしいと感じました」
 
現在、山口大学の教授を務める男性が、母校・早稲田大学に対し、博士学位の返上願を申し出ていた。
 
   返上願は2014年夏のことだが、思い切った行動がネットの注目を集め、賛辞が送られている。小保方晴子氏の博士論文に関する大学の対応に納得できず、
 
「価値はないと判断」
 
し、行動に出た。
 
返上を受理したのかについて、早大は「個人的な内容なので・・・」
 
学位を返上したのは山口大大学院理工学研究科の坂井伸之教授だ。「博士学位の返上願」は2014年7月27日付で、自身の研究室サイトにも掲載されている。
 
   早大の鎌田薫総長に宛て、
 
「私は1995年に早稲田大学で学位(理学)を取得しましたが、7月17日に発表された調査委員会報告書及び総長の会見を拝見し、早稲田大学の学位は無価値であり、それどころか持っていることが恥ずかしいと感じました。よって、ここに博士学位の返上を申し出ます」

と簡潔な文章ながら、「無価値」「持っていることが恥ずかしい」と厳しい言葉が並ぶ。
 
   報告書とは、小保方氏の博士論文が文章や画像を盗用していたとする、いわゆる「コピペ」疑惑について調査したものだ。
 
調査委員会は
 
「博士学位の取り消しの要件に該当しない」
 
と結論付け、鎌田総長は発表会見で
 
「信頼を回復するためにどうしていくかを最大の課題としてこれから早急に検討する」
 
などとあいまいな受け答えに終始していた。
 
   J-CASTニュースの取材に対し、坂井教授は
 
「(一連の対応から)学位に価値はないと判断しました」
 
と返上した理由を説明する。ただ、早大からは「そもそも規則がない」とメールが送られてきただけで、その後どういう処理をされたのか分からない。「おそらく受理はしてないでしょうね」と話した。
 
   J-CASTニュースは早大に受理したのか問い合わせたが、「個人的な内容なので説明は控えさせていただきます」と回答があった。
 
   結局、7月の報告書は学内外から大きな批判を浴び、早大は10月7日に1年間の猶予期間を与えつつも小保方氏の学位取り消しを発表した。しかし、坂井教授は現在も学位返上の意志に変わりはないという。

 「潔い決断だ」と称賛の声
   学位返上は極めて異例だ。
 
   過去には、1994年に日本体育大の元教授が筑波大に提出した博士論文がほかの論文を無断引用していたため、2010年に四国大の教授らが論文本文ではなく概要のみで審査を受けていたため、それぞれ学位を返上したことがあった。
 
いずれも自ら責任を負う形で、今回のように大学を批判し、突き返すのとは性質が違う。
 
   14年7月の返上願がいまさらネットで取りあげられた理由は分からないが、
 
「潔い決断だ」

「国際的に活躍されている物理学とかの方がこうやって学位返上されるのにビックリ」

「学位返上されるとはよっぽどの覚悟」

と話題を集めている。

健康に良いエゴマ油、アマニ油というが

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アマニ油は熱や酸化、光に弱い。cis体不飽和脂肪酸だからであろう。味は好きで食していたが何故か最近は止めている?
 
リノレン酸(Linolenic acid)は、体内で合成されない必須脂肪酸の一つ。Docosahexaenoic acidに体内で変換という。
 
carcin.oxfordjournals.org/content/25/8/1417/F1.expansion
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“新顔”なじみ薄い食用油に注目 エゴマ、アマニ…健康志向が後押し
 
 2015.3.7 07:05    sankeibiz.jp
 
 エゴマ油にアマニ油、インカインチオイル…。
 
従来なじみが薄かった食用油が注目されている。生活習慣病の予防・改善などの効果が期待できるとして、健康志向の高まりを背景に販売が拡大。
 
油を使った料理レシピの紹介や関連セミナーも人気を後押ししている。
 
 「体にいい油を家族の食事に取り入れたくて参加しました」
 
 2月下旬、東京都渋谷区で開かれた食用油の学習セミナー。
 
主婦を中心に30人近くが参加する中、千葉県内に住む大学職員の光冨恵美子さん(55)は熱心に説明に聞き入っていた。
 
 最近、健康的な食用油として関心が高まっているエゴマ油を生産販売する島根県奥出雲町の業者団体が主催。食用油の基礎知識や選び方などを教え、エゴマ油を使った鶏肉料理なども振る舞った。担当者は
 
「供給が追い付かず品薄が続いている。全国有数の生産地としてさらに増産したい」
と意欲を見せる。

 シソ科のエゴマの種から抽出するエゴマ油は、「オメガ3」と呼ばれる脂肪酸の一つであるα-リノレン酸を豊富に含む。
 
ebn.arkray.co.jp/disciplines/term/linolenic-acid/
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青魚に多いドコサヘキサエン酸(DHA)などに体内で変換。
 
 
 
 
 
 
ChemicalProductProperty_JP_CB4128690   Docosahexaenoic acid
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血中のコレステロールや中性脂肪の抑制、アレルギー症状
 
 
の緩和といった効果が見込めるという。体内で合成されないので食べ物からの摂取が必要だ。
 
 酸化しやすく熱に弱いので、料理の仕上げにかけたり、みそやポン酢などのたれに合わせたりする。
 
 アマの種から搾り取ったアマニ油や、南米原産のナッツ類が原料のインカインチオイルもα-リノレン酸が多く評判。
 
甘い香りが特徴のココナツオイルも体内で分解されやすい中鎖脂肪酸を含み、人気急上昇中だ。
 
 世界中の食用油を取り扱っている金田油店(東京)はインターネット販売を中心に、エゴマ油をはじめオメガ3系の食用油の売り上げが大きく伸びているという。

 青木絵麻店長は
 
「食用油の機能性への関心が高まっている。油がカプセルや小袋に入った商品を持ち歩いてサプリメントのように取る人もいる」
 
と話す。エゴマ油を使ったサラダやあえ物、めん類など、さまざまな油を利用したレシピもホームページなどで紹介し、普及に力を入れている。
 
 食物油に詳しい麻布大の守口徹教授によると、油脂は種類ごとに栄養や性質が異なるため動物性、植物性にかかわらずバランス良く摂取する必要がある。
 守口教授は
 
「まず普段の食生活の中でどの油脂をどれくらい摂取しているかを把握するのが重要だ。近年の日本人の平均的な食生活から見てオメガ3系の脂肪酸は特に不足しているため意識して取る必要がある」
 
と指摘している。

 biochemsoctrans.org 油変換
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女性院生殺害?福井大特命准教授(42)!

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衝撃的な事件である。これから入試採点、合格発表、入学式というのに福井大事務局も頭が痛いであろう。特任と称して助教から始まる大学の様々な段階を経ないで、外部の人物を入れることの弊害である。
 
  何の特命を帯びていたのやら?大学教員による教え子殺人事件など聞いたことがない。女子院生は扱いにくいので感情的な対立関係になったのであろうか。
 
自己紹介文
 
アメリカのフォーブス誌が選んだアジアで最もクリーンな都市「福井県勝山市」。
 
イメージ 1情報発信をするのは、勝山市の「環境保全推進コーディネーター」となった前園泰徳です。
私は奄美大島にて日本でただ1人、行政が配置した環境教育専門の教員としてDEEP AMAMIという環境教育プロジェクトを率いてきました。その経験を活かし、勝山の魅力やESD/環境教育の様子を伝えていきます。
 
東京大学大学院 農学生命科学研究科 博士課程修了(農学博士)
 
学位論文は外来種が在来生物群集に及ぼす直接的、間接的影響に関する研究。
九州大学大学院、京都大学大学院、龍郷町を経て現職。
現在の所属

NPO法人 恐竜のまち勝山応援隊
東邦大学理学部非常勤講師
 
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 福井大准教授を逮捕 女性院生殺害の疑い共同通信
 
 2015年3月14日 09時16分 (2015年3月14日 09時57分 更新) excite.co.jp
 
イメージ 3大学院生の女性を殺害したとして、福井県警は14日、殺人の疑いで同県勝山市、福井大准教授の前園泰徳容疑者(42)を逮捕した。
 
 逮捕容疑は、東邦大の大学院生菅原みわさん(25)=勝山市本町=を殺害した疑い。
 
 12日に
 
「事故を起こした女性を病院に搬送している」
 
と110番があり、県警が捜査を進めた結果、殺人事件と断定した。
 
 福井大のホームページによると、前園容疑者は大学院教育学研究科に所属。赤トンボの研究で知られ、勝山市の環境保全推進コーディネーターを務めていた。
 
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福井大殺人事件、一途な愛??

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さて福井大教員による衝撃的な事件の結末は?発作的な犯行か?
 
数十センチの積雪の中、「徒歩で助けに行った」 准教授、事件当日はスリッパ
 
2015.3.15 21:11更新    産経
 
福井県勝山市で東邦大大学院生の菅原みわさん(25)が殺害された事件で、福井大大学院の特命准教授、前園泰徳容疑者(42)=殺人容疑で逮捕=が県警に当初
 
「菅原さんの車が雪で動かなくなり、自宅から徒歩で助けに行った」
 
と説明していたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。
 
事件当日とされる12日は数十センチの積雪だったが、スリッパしか履いていなかったという。
 
 捜査関係者によると、前園容疑者は菅原さんに呼び出され、駆け付けると車内でぐったりした菅原さんを見つけたと説明したが、不審点が多いことから県警が捜査。
死因が首を絞められたことによる窒息死だったため、殺人事件と判断した。
 
 県警は15日、殺人容疑で前園容疑者を送検し、環境保全推進コーディネーターを務めていた勝山市役所など関係先を家宅捜索した。捜査関係者によると、事件への関与を認めている。
 
 県警は前園容疑者が車内で菅原さんを殺害したとみており、2人の間に何らかのトラブルがなかったかなど詳しい状況を調べる。
 
 
大学院女性殺害、准教授が関与認める供述
 
2015年03月14日 18時32分 読売
 
 教え子の女性大学院生を殺害したとして、福井県警は14日、福井大教育地域科学部・教職大学院の特命准教授・前園泰徳容疑者(42)(福井県勝山市長山町)を殺人容疑で逮捕した。
 
 女性は千葉県の東邦大学理学研究科の大学院生(休学中)・菅原みわさん(25)(勝山市本町)。
 
2人は赤トンボなど生物の研究を通じて知り合い、現在は菅原さんが研究パートナーを務めていた。県警は動機などを調べる。
 
 発表では、前園容疑者は12日朝、勝山市村岡町の路上に止めた菅原さんの軽乗用車内で、菅原さんの首を絞めて殺害した疑い。捜査関係者によると関与を認める供述をしているという。
 
 同日午前8時頃、前園容疑者が、菅原さんの車を運転して同市内の病院に行き、
 
「(菅原さんが)事故に遭った」
 
と説明。
 
菅原さんはまもなく死亡が確認された。一方、前園容疑者は妻に電話し、
 
「事故を起こした知人を見つけ、病院に連れてきている」
 
と警察への連絡を依頼した。
 
 妻の110番で県警が調べたところ、車に事故の痕跡が見られず、遺体に目立った外傷もなかったが、司法解剖の結果、窒息死と判明。
 
県警は、首を絞められたとみて捜査を始めた。
 
 前園容疑者は妻、子供2人との4人暮らし。
 
2009~12年に東邦大で非常勤講師を務め、当時、同大学の学生だった菅原さんと知り合ったという。
 
前園容疑者は13年4月から福井大で勤務。
 
特命准教授は、正式な准教授とは違い、特定の任務を行う任期付きの教員を指し、前園容疑者は勝山市では子供たちに環境教育を行う活動もしていた。
 
 菅原さんは昨年10月に東邦大大学院を休学し、今年1月、千葉県から勝山市内に転居。前園容疑者の研究や活動を手伝っていた。
 
 
 准教授、翌日も普段通り出勤…素手か腕で絞殺か
 
2015年03月15日 09時17分    読売
 
 福井県勝山市で12日、東邦大大学院生・菅原みわさん(25)(勝山市)が絞殺された事件で、菅原さんの首に、ひもなどで絞められた際にできる痕がないことが、捜査関係者への取材でわかった。
 
 殺人容疑で14日に逮捕された福井大教職大学院の特命准教授・前園泰徳容疑者(42)(同)は事件への関与を認めているといい、福井県警は、前園容疑者の教え子で研究パートナーでもあった菅原さんが素手か、腕を巻き付けられる形で首を絞められたとみている。
 
 捜査関係者によると、ひもなどで首を絞められた場合、線状の痕が残ることが多いが、菅原さんの遺体には、そうした痕は確認されなかったという。
 
 福井大学は14日午後、福井市の文京キャンパスで記者会見。寺岡英男副学長が
 
「被害者、ご遺族に心よりお悔やみ申し上げる。学生、保護者、地域の皆さんに多大な迷惑をかけたことをおわびする」
 
と謝罪した。
 
 同大学によると、前園容疑者は2013年4月、勝山市などでの環境教育への取り組みが高く評価され、教職員らが実践的な授業方法などを学ぶ教職大学院の特命准教授に採用された。
 
 一方、前園容疑者は事件翌日の13日、出張関連の手続きで大学院の事務室を訪れていたが、特に変わった様子はなかったという。
 
 
福井大准教授教え子殺害 浮かび上がる被害女性の「一途な恋」
 
2015年3月17日    nikkan-gendai.com
 
 思いつめていたのは、むしろ被害女性の方だった。福井大准教授・前園泰徳容疑者(42)が教え子の東邦大大学院生・菅原みわさん(25)を殺害した事件で浮かび上がるのは、恋に一途な菅原さんの姿だ。
 
 彼女は昨秋から千葉の東邦大を休学し、休学期限終了の3月になっても学校に戻る様子はなかったという。
 
 2人が知り合ったのは4年前。当時、菅原さんは東邦大3年、前園容疑者は東邦大の非常勤講師だった。
 
出会いのきっかけは、前園容疑者の野外研究に菅原さんが参加したこと。
 
その後、東邦大大学院に進学した菅原さんは毎年、春から秋の間は勝山市に行き、前園容疑者と共に「赤とんぼ」の研究をしていたという。
 
彼女の生活に“異変”が見られたのは昨年からだ。
 
菅原さんは昨年4月から勝山市に引っ越し、大学院にも行かなくなった。昨年10月には突然、体調不良を理由に休学しています。
 
その間、彼女のアパートの近くにある前園容疑者の家に通う様子が近隣住民に何度も目撃されています」
 
(捜査事情通)
 
 東邦大側は今年3月に進路などの確認で菅原さんに数度、連絡をしたが、返事はなかったという。菅原さんの指導教官で東邦大教授の長谷川雅美氏はこう話す。
 
「菅原さんと最後に会ったのは昨年4月ごろ。変わった様子はありませんでした。研究熱心な子で、『前園さんのような研究者になりたい』と話していました」
 
 殺人の動機は、不倫関係のもつれとみられる。
 
前園容疑者は菅原さんの一途な思いに“重さ”を感じたのだろうか。
 
「事件は、菅原さんが前園容疑者を自分の車に呼び出したことから起こっています
 
前園容疑者はスリッパをはいた状態で、携帯などの所持品を持っていなかった。
 
突発的な殺人とみられています。死因は首を絞めた窒息死のようです」
 
(前出の捜査事情通)
 
 車内での菅原さんの様子について前園容疑者は
 
「菅原さんは死にたがっていた」
「薬を飲んで苦しがっていたので助けた」
「殺してと言われた」
 
と新たに供述し始めている。
 
 miroku.ldblog.jp/archives/43863142情報
 
菅原さんは東邦大大学院に進学したが、昨年10月に体調不良を理由に休学。
 
今年1月に勝山市内に転居し、前園容疑者の環境教育の現場や講演に付き添っていた。
 
自身のインターネット交流サイト「フェイスブック」には、前園容疑者との関係を頻繁に投稿。

大学院への進学前後には前園容疑者のことを“魔王様”とし「魔王様のおつかいで谷津干潟へ」(13年1月)
 
「いきなり魔王様から『明日までに環境教育学会の口頭発表の申し込みしろ。書類チェックするからさっさと送れ』と ご連絡をいただいた」
 
(同4月)などと記述していた。
前園容疑者は赤トンボの生態研究で知られ、2009~12年に東邦大(千葉県)で非常勤講師を務めた際に、 同大の学生だった菅原さんと知り合った。
 
その後13年から福井大大学院の特命准教授として勤務、 勝山市で子供たちに環境教育を行う活動をしていた。周囲から菅原さんは、前園容疑者の助手のような立場と認識されていた。
 
福井県警は2人の間に人間関係のトラブルがあった可能性があるとみて、前園容疑者の自宅から押収した パソコンのデータを解析するなどして捜査を進めている。
 
★11年8月以降傾倒していく様子つづる
 
菅原さんのフェイスブックには“魔王様”とする記述以外にも、2011年夏に赤トンボの生態調査実習に 参加した以降
 
「前園先生素敵すぎる…」(11年8月)
 
「厳しくて有名な前園先生に褒められるって、めちゃくちゃ嬉しい!」(12年7月)
 
などと、前園容疑者に傾倒していく様子をつづっている。また、長いつららを持った写真とともに
 
「誰も刺す気はありませんが、この時は私があるお方に刺されそうになりました」
 
(14年3月)という書き込みもしていた。
 
 
女子院生殺害 前園容疑者、警察への説明お粗末“穴だらけ” 
 
 2015.3.16 05:03 Sanspo

福井県勝山市で東邦大大学院生の菅原みわさん(25)が殺害された事件で、福井大大学院の特命准教授、前園泰徳容疑者(42)=殺人容疑で逮捕=が当初、菅原さんの車が積雪で動かなくなったため呼び出されたと福井県警に説明していたことが15日、分かった。
 
だが、この日は雪が降ったにもかかわらず前園容疑者はスリッパ姿だったといい、説明に不審な点が多数あったことから、県警は殺人事件と判断したという。

東大大学院出身で、赤トンボの生態研究の第一人者。輝かしい経歴を持ち、福井大大学院の特命准教授として活躍していた前園容疑者だが、福井県警への説明は、お粗末で“穴だらけ”だったようだ。
 
 前園容疑者は12日午前、菅原さんの軽乗用車を運転して自ら病院に搬送したが、捜査関係者によると、県警に対して当初、
 
「菅原さんの車が雪で動かなくなり、呼び出された」
 
と説明していたことが分かった。
 
 さらに前園容疑者は、勝山市の自宅から徒歩で菅原さんの救出に向かい、駆け付けると車内でぐったりした菅原さんを見つけたと説明した。ところが、同市では12日に数十センチの積雪があったにもかかわらず、スリッパしか履いていなかったという。
 
ほかにも「菅原さんが事故を起こしているのを見つけ、助けようとした」と説明したというが、車に事故による傷はなかった。

県警は、前園容疑者の説明に不審点が多く、しかも菅原さんの死因が首を絞められたことによる窒息死だったことから殺人事件と判断。
 
殺人容疑で14日に前園容疑者を逮捕した。県警は15日、前園容疑者を送検し、環境保全推進コーディネーターを務めていた勝山市役所など関係先を家宅捜索した。捜査関係者によると、事件への関与を認めている。
 
 前園容疑者は妻と子供2人の4人暮らし。
 
近所の住人らによると、1人暮らしの菅原さんが前園容疑者宅を訪問することがあり、家族ぐるみの付き合いがあったようだ
 
前園容疑者の妻と、菅原さんが仲良く話をしている姿もみられたという。
 
 前園容疑者は、研究のために外出していた菅原さんから連絡を受けたと説明したが、実際には2人は車の中で会っていたようだ。
 
お互いに好意を寄せていたともみられ、県警は2人の間に恋愛関係のもつれや何らかのトラブルがあったとみて、詳しい経緯を調べている。
 
(紙面から)

宇宙空間太陽光利用発電

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アメリカの眠れる預言者エドガ・ケイシーの幻視によればBC10500年頃の古代アトランティスでは宇宙空間に巨大なクオーツ結晶を置いて地上に光を送っていたという。何百トンもの巨石を浮揚させる古代の忘れられた技術とも関係しているのであろう。
 
古代アトランティス人が水晶の力を利用していたという話は興味深い。私も水晶購入で大金を使ってしまったことがある。クオーツ(SiO2)がなければ現代IC文明は成り立たないのも事実である。
 
<新エネへの挑戦 滋賀の可能性>(上) 宇宙空間太陽光利用発電
 
 2015年3月13日    中日新聞
 
福島第一原発の事故から四年。爪痕は大きく、原発利用をめぐっては国を二分するような議論が続いている。
 
その際に話題に上るのが代替エネルギー。原発以上に効率的でリスクの少ないエネルギー源が見つかれば、原発依存からの脱却が見えてくる。
 
将来、原発に取って代わるかもしれないエネルギーの可能性を探った。 
 
◆地上の1・4倍、常時集光

イメージ 1 感熱ファクス用紙のようにぺらぺらした薄い銀色のシート。のぞき込んでみると、自分の顔が反射して見えた。
 
 日本電気硝子(大津市)が開発を進める超薄型軽量ミラー。
 
反射膜に薄型ガラスを貼り付けても厚さはわずか〇・一ミリ、一平方メートル辺りの重量は二百五十グラムにとどまる。
 
宇宙空間で太陽光を反射させるために宇宙航空研究開発機構(JAXA)の求めに応じて製作。二〇一一年に実験用に納入した。
 
 同社が参加する「宇宙空間太陽光発電システム」(SSPS)は、宇宙空間に打ち上げた太陽電池で太陽光発電をし、電気をマイクロ波に変換して三万六千キロ離れた地上の受電部に伝送。
 
地上で電気に再変換して利用する仕組み。
 
二〇三〇年代の完成を目指し、八日には兵庫県内での送電実験に成功した。
 
 地上での太陽光発電はすでに実用化しているが、昼間のみしか発電できず、天候に左右されるなどの問題がある。
 
一方、大気中の水分や二酸化炭素に太陽光を吸収されない宇宙空間であれば、常時地上の一・四倍の光を集めるられる。
 
JAXAによると、原発一基分に当たる百万キロワットを発電するとされる。
 
日本電気硝子が得意とする薄型ミラー=大津市の本社で
 
 
 発電効率を上げるために同社の鏡で太陽光を反射させ、鏡がない時の二~三倍の光を集められるようにする。JAXAの要求に沿って、二・五キロ×三・五キロ程度の楕円形ガラスを二枚作る予定。
 
宇宙空間で飛来物にぶつかってもガラスが飛散しないように同社独自の技術で樹脂を貼り付けて耐久性を上げたり、発電に必要な光以外は透過したりするようにする研究にも余念がない。
 
 同社はエネルギー関連事業をディスプレーや照明などと並ぶ基幹事業として力を入れている。広瀬正典広報・IR担当課長は「東日本大震災以降、原発の問題が出ているが、本業の中で社会問題を解決し、社会貢献したい。JAXAの要望に応じてシステムの早期実現を目指す」と話している。
 
 (山内晴信)
 

京大教員(52)の電車内迷惑行為

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 また大学教員の不祥事である。
 
水戸さん52歳、若い女性を好む知性のない顔相をしている。若い頃はイケメンだったが。
 
イメージ 1物言わぬ硬き岩盤を相手の撮影より若き女性の柔らかき股間に研究内容変更か?現在の研究内容は下記の通り。
 
  岩盤の工学的特性に対して大きな影響を与える地質学的不連続面の空間分布の確率統計学的調査・評価・モデル化・解析をベースに, エネルギー関連施設を中心とした現実の大規模地下空洞・各種トンネル・ダム・斜面などの力学的・水理学的安定問題の解決に取り組んでいます。

Doctor / 博士後期課程・M1~M2やResearch Student、Under graduate などの所属院生はどうするのであろうか。

1996年2月10日の北海道岩浜トンネル岩盤崩落事故の原因を究明したらしい。
 
国道229号線豊浜トンネル上部斜面の岩盤崩落メカニズムに関する地質工学的考察

(1998年 日本応用地質学会 ジャーナル)  kuwadong.blog34.fc2.com/blog-entry-1934
菊地宏吉 氏 京都大学大学院工学研究科資源工学専攻
水戸 義忠 氏 京都大学大学院工学研究科資源工学専攻
 
今回の岩盤崩落には様々な要因が複雑に絡んで影響を与えているものの,
冬季の厳寒条件下におかれた岩盤の表面凍結によって流出口を閉塞された地下水が,
崩壊面となった潜在不連続面に高い間隙水圧を発生せしめたことが主要因であると結論できる.
 
iPadでスカート内T撮 容疑で京大准教授を逮捕
 
産経新聞 3月19日(木)8時33分配信   headlines.yahoo.co.jp

 電車内で女性のスカートの中をT撮したとして大阪府警曽根崎署は18日、府迷惑防止条例違反容疑で、京都大工学部准教授の水戸義忠(52)=京都市上京区薬師町=を逮捕した。府警によると
 
「犯罪と分かっていたがT撮してしまった」
 
と容疑を認めている。
 
 逮捕容疑は18日午後2時半~35分ごろにかけ、阪急電鉄宝塚線十三-梅田間を走行中の車内で、リュックサックに隠したタブレット端末「iPad」で女性(21)のスカート内を動画でT撮したとしている。
 
 同署によると、男は、動画撮影機能を起動させたiPadをリュックサックのポケットに隠匿。
 
座席に座っていた女性のスカート内が映るようにリュックサックを動かして撮影していたという。
 
 近くにいた男性が水戸容疑者の動きを不審に思って声をかけ、梅田駅で駅員が通報した。
 

外来魚、感電駆除で激減!

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外来魚、感電駆除で激減 在来の種類も産卵増 滋賀・曽根沼
 
2015年03月12日 23時18分 京都新聞
 
外来魚の繁殖に悩まされていた滋賀県彦根市の曽根沼で、水中に電流を流して魚を感電させて捕まえる「電気ショッカー」を使った駆除が実り、従来の生態系が回復しつつある。
 
オオクチバス(ブラックバス)がこの3年間で激減する一方で、在来のホンモロコやフナの産卵が目立って増えた。
 
イメージ 1在来魚介類の種類もほぼ倍増し、滋賀県水産試験場(同市)は
 
「他の池や沼でも効果が見込める」
 
という。
 
電気ショッカーボートでオオクチバスを捕らえる滋賀県水産試験場の職員ら(2014年11月、彦根市三津屋町・曽根沼)=同試験場提供

 同試験場が2003年から、外来魚を減らすモデル水域として、1周約3・2キロの曽根沼で駆除に取り組んできた。
 
当初は投網や釣りが中心で大幅な駆除効果はなかった。
 
08年に電気ショッカーを搭載したボートを導入。
 
水中に突き出した2本の電極に電流を流して魚を感電させ、一時的に気絶して浮かんだ外来魚だけを網で捕まえる手法で、年に約10日間活動してきた。
 
 ボートを使って1時間に駆除できる親魚の数は11年春に平均約7・25匹だったのが、14年春は約0・25匹に減少。
 
沿岸を回りながら網で稚魚の群れを狙う「稚魚すくい」も、11年は1周で約2万1千匹捕れたが、14年は群れを確認できず、1匹捕れただけだった。
 
 当初は、外来魚の減少から一定期間後に在来魚が回復するとみられていたが、すぐに沼に変化が表れた。
 
調査用の小型定置網にかかる在来魚介類の種類は11年の11種から、14年は20種に回復。調査した佐野聡哉主査は
 
「内湖の力をあらためて実感した」
 
と話す。
 
 ただ、駆除自体がオオクチバスを対象にしておりブルーギルは依然、数多く生息しているという。
 
また、オオクチバスの稚魚と成魚が激減する一方、13、14年に幼魚が急増する「リバウンド現象」が確認され、同試験場は
 
「えさになる在来魚が増えたためか原因がはっきりせず、今後解明したい」
 
としている。
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