だれでもがYouTubeに投稿できる時代になってから久しいが、次の一手をどうするか?である。投稿した動画約百五十本とはすごいですね。私もかって300本近くを投稿したが有無を言わさず突然削除されてしまった。
はじめしゃちょー(hajime)の動画再生回数はどれも20万を数時間で超える!時代である。
TVをだれも見なくなるわけである。世間は新しい人材を好むのである。旧態以前とした出版、映画、マスコミには将来はないであろう。大学とて無関係ではないとても難しい時代である。
私はもう10年以上TVを見ないし、何故か?昨年からラジオも聞かなくなった。
仏師の動画 世界が喝采 金沢の坂上さん投稿
2016年1月8日 中日新聞
総再生回数 23万回
金沢市の仏師坂上俊陽さん(31)が仏像制作の様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。
これまでに投稿した動画約百五十本の総再生回数は二十三万回を超え、二〇一五年十月にはフランス・パリのイベントで作品を紹介するまでに。坂上さんは
「手仕事に込められた思いを世界に届けたい」
と意気込む。
坂上さんはものづくりが好きで、仕事にしたいと考えていた。千葉県の高校を卒業後、十九歳の時に富山県南砺市の仏師に弟子入りした。
基礎を学んだ後に〇八年に独立、一三年に金沢市で工房を構えた。
木を薄く削り繊細な表情を作り上げる技術や、客の思いをくみ取って制作する職人の姿勢が日本の手仕事の強みと考える坂上さん。一方で
「その良さが忘れられているのではないか」
との危機感も持っていた。
みんなに魅力を知ってもらえるようにと考えたのが、ユーチューブでの発信。
一〇年ごろから仏像を彫る様子や道具の使い方を伝える映像に替えると再生回数が徐々に増え、今では月七千回近く視聴される。
再生の九割は日本国内だが、米国やフランスの視聴者も。仏像づくりに魅せられた海外の人から英語でのコメントも増えてきた。
映像に英語の字幕を付けるようにすると、海外からの注文も入るようになった。
一五年十月、映像を見た広島県のプロデューサーの仲介で、パリで開かれた広島県を紹介する日本文化展に弥勒菩薩ど三点を出品。
現地で興味深そうに仏像を見るフランス人の姿に手応えも感じた。
「日本の技術力の高さは素晴らしい」
と話している。