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火星に行こうとする非科学的な人々

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地球以外で人が住める場所があるか。地球上であっても深海や地下深くでは住めまい。北極、南極、砂漠とて常時生活するには無理である。ましてや宇宙空間など!月ですら無理である。
 
夢を持つのは結構であるがまず地球上の砂漠地区の入植問題から解決してみよ。
 
私も若い時期、出来もしない問題に手を上げて、研究費を3500万円も頂いたが、研究成果は惨めなものであった。公金をドブに捨てたなどと諸先輩から陰口を多々されたが、分子研の長倉所長には面白いと言われた。
 
それからは大きな風呂敷は広げないで自ら動ける研究をするようになった。まずは研究に必要な窒素ボンベの運搬から!

 
米スペースX、100人乗り宇宙船構想
 
2016年9月28日 夕刊 中日新聞

 【ワシントン=共同】
 
火星への入植構想をもつ米宇宙ベンチャーのスペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は二十七日、開発中の有人火星宇宙船の概要を発表した。
 
百人以上が乗れる長さ約五十メートルの大型宇宙船で、打ち上げロケットと合わせると全長百二十メートルを超える。
 
早ければ   二〇二二年の火星への初飛行を目指す。
 
 目標の時期までに実現するかは不透明だが、技術開発を着実に進めている同社の構想だけに注目が集まる。
 
 新型輸送機は二段構成で、一段目ロケットの上に宇宙船を載せる。燃料にメタンガスを使い、宇宙空間や火星表面でも燃料補給ができる点が特徴だ。
 
 マスク氏は、コスト削減のため一回の飛行で百人、将来的には二百人の搭乗を目指すと発言。
 
「合計で百万人が移住すれば自立した社会ができる。四十~百年で実現できるのではないか」
 
と話した。
 
 輸送機は炭素繊維素材で軽量化。一段目ロケットには同社が開発中のラプターエンジン四十二基、宇宙船にも九基を搭載し、いずれも再利用する。
 
イメージ 1
 
 火星への旅はまず、宇宙船を地球の周りを回る軌道に入れる。
 
途中で切り離した一段目は地上に戻し、燃料タンクを載せて再度打ち上げて、軌道上で宇宙船の燃料を補給。
 
エンジンで航行し、平均百十五日で火星に到着すると逆噴射で着陸する。
 
火星にある資源を利用してメタンガスを作り、火星から地球に戻る際の燃料とするという。
 
 マスク氏は
 
「火星の次は木星の衛星エウロパや土星の衛星エンケラドスへの旅も視野に入れている」
 
と話した。

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