Quantcast
Channel: blog化学
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2255

点滴袋に混入された消毒液

$
0
0
あり得ないひどい事件である。
 
手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒, ベンザルコニウム塩化物0.01~0.025%溶液を用いているらしい。
 
ヂアミトール液(benzalkonium chloride
イメージ 1

10%)20mLを誤飲した2歳小児が、意識混濁、チアノーゼ、呼吸困難であったという。
 
 
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
点滴袋落下、急に泡立つ…事件発覚のきっかけに
 
2016年10月01日 07時10分    読売
 
  構造
 stnv.net/med/disinfectants
イメージ 3
 
 横浜市神奈川区の大口病院で同室の入院患者2人が中毒死した事件で、最初に被害者と判明した八巻信雄さん(88)の容体が急変した際、女性看護師が投与中の点滴袋をベッドに落とし、袋内の輸液が急激に泡立ったことが、捜査関係者への取材で分かった。
 
 偶発的なこの出来事が事件発覚のきっかけとなり、後にこの袋から消毒液に使われる「界面活性剤」の成分が検出された。
 
 捜査関係者によると、中毒死した八巻さんと西川惣蔵さん(88)の点滴には、同病院でも医療器具の滅菌などに広く使用されている消毒液「ヂアミトール」が混入された可能性が高いとみられている。
 
ヂアミトールの主成分の界面活性剤「逆性せっけん」には、振ったり空気に触れさせたりすると、すぐに泡立つ特徴がある。
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2255

Trending Articles