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ジャガイモ価格高騰

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2016年は小型で超強力な台風が多く襲来し、大型の木々もかなり倒れた。畑などの被害も甚大であった。Kidsらもポテトチップスが食べられないと嘆いている。
 
2017年はジャガイモも畑で少し広げて栽培してみようかな。
 
 
ジャガイモ価格高騰、コロッケ大丈夫? 購入額、全国2位
 
2017年4月14日   中日新聞
 
大手スナックメーカー各社がポテトチップスの販売を一部停止するなど北海道産ジャガイモの出荷不足の影響が広がる中、県内でも価格高騰に対する懸念が出ている。
 
国の都市別の家計調査では、福井市はコロッケの購入額が京都市に次いで全国二位。
 
ジャガイモが欠かせないコロッケ販売店は、原料高に悩みながらも価格を据え置き、高騰が落ち着くのをじっと待っている。
 
 甘辛く味付けされたジャガイモがじゅわっと口の中に広がる「いまおのコロッケ」で知られる、福井市田原二の今尾精肉本店。今尾正則社長(70)は
 
「確かに原価が上がっている。北海道産の男爵を使っているが、例年より二、三割高いのでは」
 
と話す。
 
 価格は税込み八十円。毎日三百個ほどを、注文を受けてから揚げて販売している。今尾社長は
 
「一番人気の商品だから値上げはできない」
 
とつぶやく。
 
 総務省の家計調査(二〇一四~一六年平均)によると、福井市の一世帯当たりのコロッケ購入額は二千九百七十三円で全国平均を千円ほど上回る。
 
同市は共働き世帯が多く総菜が身近なためとみられ、油揚げとがんもどきの購入額は全国一位。ただ、ジャガイモの購入額は二十位でやや多い程度。
 
 値上がりの影響は学校給食にも。福井市保健給食課は今月に入り、一月に見積もった予算より三割ほど高い値段でジャガイモを仕入れている。担当者は
 
「昨年の野菜全般の高騰に比べれば全体への影響は小さいが、早く落ち着いてほしい」
 
と話す。
 
 今回の高騰は、昨年八月に台風10号などが北海道に上陸したことが原因。
 
同市大和田一の福井市中央卸売市場内にある卸会社「福井青果」によると、今月一~十日の一キロ当たりの価格は二百五十円で、例年より三割ほど高くなっている。
 
実は、高騰は一年以上前から続いている。
 
県内の市場ではジャガイモは例年、北海道産が七月下旬から三月まで、鹿児島県など九州産が三月中旬から六月まで流通する。
 
昨年一月に寒波が九州地方を襲って昨春から高騰が続いており、2016年の平均単価は二百五円で、2011~2015年の平均値の一三四円を大きく上回った。
 
 さらに、割安の北海道産が減る四月は例年、値段が高くなる傾向があるという。
 
同社の堀江治夫専務は
 
五月以降は九州産が出回り値段は落ち着く。しかし今年も九州地方は天候不順となっており、不作ぎみなのが気掛かり」
 
と懸念する。
 
 (梶山佑)
 

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