2017年は長雨と寒冷の6月のニセコである。ここ20年経験したことがない。6月が寒いといっても上旬に一度ストーブをつける程度であった。それが2017はもう7回である!
気象部屋ブログさんによるとTokyoも22年ぶりの寒い6月とある。最低気温は14.8℃で1995年以来22年ぶり、 正午の気温は16.5℃で2008年以来9年ぶりの低温という。
オホーツク海高気圧の北東流である。世界的に見て北極寒気は日本付近に下りている。
そして陽が出ると暑過ぎる。ただここ数日は高原の清風が吹く別荘らしい日々が続く。
干ばつより良いが長雨も楽農にはつらいことも多い。雨の神様の旧札幌神社は15日を降雨にしてくれた。
さて14日、種まきのチャンスはこの日を逃すとなかなかない。畑に出ると実に色々な仕事が待っている。まず名無し川のクレソンの成長をチェック。
今年は巨大クレソンに成長中。いつもはすべてホテル関係者や山菜取りで無くなってしまうのだが、なぜか手付かず。白い花が咲いている。茎もものすごく太い。香りも少ない。かじると舌にマスタードは感じる。茎が細く香りが強かった小型クレソンはどこへ?
川の淵には大事にしているウドの木。もう既に新芽はとられてしまった。一応、私有地なのではあるが。若者らのジープと思うのであるが、畑のダートが面白いのか、耕作していないところが大きなタイヤ痕。まあ若者だから鷹揚に見よう。町もダート専用のコースを作れば良いのであるが。
チャイブが可憐な姿。うれしいものである。
小屋周りにも植えてある。2匹のクマン蜂さんのお客さんである。卵焼きにベストらしいが、2017年は越冬パセリを沢山いれて卵焼きである。おかずは他にいらない。気を良くしてまたパセリの苗つくりである。種が細かいので育てるのが大変。
草原にはようやくシャスターデージーの白い花である。品のある白の花であるが臭いので花瓶には生けない。