定員割れ続く府立高2校募集停止、近隣校と統合
2017年09月01日 14時07分 読売
大阪府教育委員会は1日、2015年度入試から定員割れが続く府立の柏原東高(柏原市)と長野北高(河内長野市)について、19年4月にそれぞれ近隣の府立高と統合する再編案を決めた。
両校とも19年度入試から募集を停止する。府議会9月定例会に再編案を提案、11月の教育委員会会議で正式決定する。
柏原東高は八尾翠翔(すいしょう)高(八尾市)と、長野北高は長野高(河内長野市)と、統合する。
再編案は、橋下徹氏が府知事を務めていた11年に出された
「3年連続で定員割れし、改善の見込みがなければ再編対象」
とする方針が盛り込まれた、
府立学校条例に基づくもの。
府教委と大阪市教委は、府立と市立の高校計7校程度を募集停止とする再編計画を進めてきた。
今回の2校で、府立と市立で計8校が減ることになり、計画は一区切りとなる。