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温室育ち「京大農場バラ」販路拡大へ

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原油やガスに頼っている現在のエネルギー自給をどうするかである。バラやクレマチスを自在に育てるようになりたいものである。
 
温室育ち「京大バラ」販路拡大へ 4月から奈良でも販売
 
 2018年03月01日 09時18分    京都新聞
 
京都大農学研究科付属農場(京都府木津川市城山台)は同農場の温室で栽培する「京大バラ」を、同市に近い奈良市奈良阪町の農産物直売所「旬の駅ならやま」で4月から販売する。
 
環境への負荷を抑えて栽培した京大ブランドのバラで、農場外での直販は初めて。
 
 京大バラは、農場が同市に移転・開設した翌年の2017年度から、温室2棟で栽培している
 
ガス発電で発生する熱と二酸化炭素を温室内の暖房や光合成に役立てる「トリジェネレーションシステム」を活用、コンピューターで室内温度などを管理し、使用エネルギーを低減しつつ、高品質で長持ちするバラが栽培できる。
 
イメージ 1 17年度は、赤と黄、ピンク、薄紫の4品種計約2万本を生産する見込み。
 
これまで農場での即売や卸売をしていたが、栽培実習に取り組む学生らに消費者ニーズも把握してもらおうと販路を開拓した。
 
 農場では果樹類なども栽培されており、販売品目の拡充も検討している。
 
花卉班主任の鍋島朋之助教(31)は
 
「バラを通じて、多くの人に京大農場を知ってもらえたら」
 
と話している。
 

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