大樹ロケットの改良前進 回転抑制 ガス発生装置完成
03/01 05:00 hokkaido-np.co.jp
【大樹】
十勝管内大樹町のベンチャー企業インターステラテクノロジズ(IST、稲川貴大社長)は28日、観測ロケット「MOMO(モモ)」2号機に新規導入するガス発生装置を完成させた。
1号機が破損した原因とみられる機体のロール(回転)を抑制するための技術開発で、目標の宇宙空間到達に向けて、大きな前進となった。
ガス発生装置は回転制御のため、推進剤のエタノール、液体酸素を燃やし高温ガスを噴射させる。
窒素ガスを噴射していた1号機と比べ、能力は5倍になる。