根性が良く優しい感じの女子学生は急速に減少してしまった。品格がある素直な男子学生はまだ顕在ではある。ここ20年間の学生実験指導で観察した結果である。
彼氏の評価がAで自分がBの場合、評価がおかしいと文句を言う37歳女子学生。その若い21歳彼氏も自分がAなのはおかしいと泣いて私のところに駆け込むのであった!
女子の自己肯定感10歳ピーク ワコール調査
2018年03月31日 11時07分 京都新聞
「女の子の自己肯定感のピークは10歳で、年齢とともに下降していく」
ワコール(本社・京都市南区)がこのほど行ったアンケートで、そんな傾向が明らかになった。
調査結果を基に、心と体が思春期に向けて変化し始める時期「10歳」の娘と母親がどう向き合えばよいかを学ぶ講座も開かれた。
■背伸びの心理、理解して
同社は2015年から、身体面や環境面で大きな変化が生まれる10歳の女子に焦点を当てた「『10歳の未来』プロジェクト」に取り組んでおり、その一環として毎年、意識調査を行っている。
今回は昨年9~12月に同社の小中学生向けウェブサイトで実施し、3299人(うち10歳は321人)が回答。
目白大心理カウンセリング学科の小野寺敦子教授らが、心身の成長度合いと親子の関係性について分析した。
自己肯定感を測る項目の回答を得点化し、合計の平均値を算出したところ、
10歳は2・87点で最も高く、
11歳2・69点、
12歳2・59点
と年齢が上がるにつれて下降していき、16歳以上は2・16点となった。
また、「新しい友人がすぐできる」「誰とでもよく話す」など積極的に人と関わろうとするかどうかを測る項目を同様に得点化すると、9歳の3・09点が最も高く、10歳の2・98点が続いた。こちらも年齢とともに下降し、16歳以上は2・34点だった。
自己肯定感が高い女子ほど
「母親に下着や体のことについて相談する」
「ファッションへの関心が高い」
「人との関わりに積極的」
「母親と『もっと一緒に過ごしたい』と思う」
などの特徴がみられた。
母親がフルタイム勤務、パートタイム勤務、専業主婦のいずれでも、娘の自己肯定感得点には大きな差はなかった。
27日にワコールスタディホール京都(南区)で開かれた講座には、10歳前後の女子と母親13組が参加した。母親向けの講義では小野寺教授が調査結果を紹介し、「自分の良い点、悪い点を自覚するようになるのが10歳ぐらいから。
『悪い点は直さなければ』『今の自分ではだめだ』という意識が強くなるために、自己肯定感は年齢が上がるにつれ下がってしまう」と解説。
自己肯定感を下げないために「娘の背伸びの心理を理解してコミュニケーションを取ることを大切にしてほしい」と強調した。
ファッションや化粧、恋愛にも興味を持ち始めるおませな時期であることに触れ、「まず娘の意見を聞いてあげる。ファッションや化粧を一緒に楽しむ余裕を持って、娘との会話を楽しみましょう」とアドバイスした。
母親たちは、上手なほめ方を学ぶため、娘のだめな点や気になる点を先に挙げてから、それを「ポジティブ変換」するワークショップにも挑戦した。