スペアミントは小川にゲンノショウコはMyGardenに野生化。チリメンアオジソは先週種まきである。ゲンノショウコ、ドクダミは腸の調子を整える。近所の老人たちは陰干ししてお茶として毎日飲んでいる。飲み水は水道水を避けている。
アルツハイマー病、アイヌ伝承植物で抑制か 室工大と白糠町研究
05/12 08:56 更新 hokkaido-np.co.jp
【白糠】
室蘭工業大と釧路管内白糠町が取り組んでいるアルツハイマー病の予防や治療に役立つ植物の研究で、アイヌ民族が古来、食用や薬用に利用していた植物が有用である可能性が高いことが分かった。
両者は有用成分の特定や健康食品開発などの活用に向けて、同町内で試験栽培を近く始める。
有用性が明らかになったのは、同町内に自生するフウロソウ科のゲンノショウコ、ヤナギ科のオノエヤナギなど9種類の植物。
室工大大学院の徳楽清孝准教授(タンパク質化学)と上井幸司准教授(生物有機化学)の研究チームによる分析の結果、アルツハイマー病の原因とされるタンパク質「アミロイドβ(ベータ)」の脳内蓄積を阻害する効果が高いことが分かった。
研究チームは2013年、シソ科の植物で脳内蓄積の阻害効果が高いことを発見。
一方、アイヌ民族が伝統的に利用していた植物にも着目し、特産品開発を目指す白糠町と16年から研究事業を進めてきた。
白糠町内に自生する植物の葉や茎などから約190種のサンプルを作成。
ゲンノショウコはチリメンアオジソには劣るが、次に有効とされるスペアミントの約5倍の効き目があることが判明し、3月の日本薬学会で発表した。
9種類の中にはチリメンアオジソと同等の効き目を示す種類もあるという。
研究チームは発見に関する特許申請や学会発表を控え、残りの7種類の名前は公表していない。