実に面白い。これからは質の悪い教員が多い小中高より江戸時代のように私塾や公設学習塾で子供を育てましょう。塾では大企業や大学を退職したものがボランテイアで教えれば良い。人的資源の有効活用である。
八幡市が公設学習塾 新年度予算案に2800万円計上
2014年02月20日 10時21分 京都新聞八幡市が改装して公営の塾を開く旧教育研究所(八幡市男山・くすのき小) 京都府八幡市は19日、今夏から、同市男山地区の男山第二、第三中学の生徒を対象に公設の塾を開くと発表した。
「男山地区スタディーサポート事業」と題し、民間進学塾の講師による有料の特別授業を実施する。自治体が塾を設けるのは京滋では初めて。
民間教育事業者のノウハウを生かし、男山地区の生徒の学力向上を図るとする。同地区のくすのき小にある旧教育研究所を改修して会場とし、両中学の1~3年の各学年30人程度、計90人を受け入れる予定。
入塾にあたっては、「中間層の底上げのため」(八幡市教育委員会)として、入塾テストを実施する。
科目は英語と数学で、受講費は教材費を含め月4千円。月曜から土曜の午後6時~9時半に定期講座を実施する。
夏休みや冬休みなどに、20日程度の集中講座も行う予定。運営は民間事業者に委託する。
業者への委託費1700万円や旧教育研究所改修工事費700万円のほか、市内小中学校の派遣外国人講師による英語指導など小学校高学年対象の事業も含め、計2800万円を14年度当初予算案に計上する。
市教委の谷口正弘教育長は
「児童・生徒の学びたいという気持ちに応え、学力向上につながるよう努めたい」
と話している。
■税金での塾運営、対象限定は問題
文部科学省OBで京都造形芸術大の寺脇研教授の話 税金で塾を運営するのはいいが、対象を絞るのは大問題だ。
入塾テストを設けるということは、成績下位の生徒は切り捨てるのか。勉強についていけない子どもにこそ塾のノウハウを生かした学習支援が必要だ。
学習意欲のある子ども全員に門戸を広げるべきだ。