コルチゾール (cortisol)
副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種であり、 ヒドロコルチゾン (hydrocortisone) とも呼ばれるという。海馬の記憶形成に関係している点が興味深い。ストレスホルモンでもある。下垂体から分泌されている副腎皮質刺激ホルモン(ATCH)が、コルチゾールの量をコントロール。
前立腺ガンが疑われているの先生方の居室から毎朝香りの良いコーヒーの匂いが充満していることと今回の記事がどう関連しているのか?
コーヒーのカフェインを摂ると副腎のホルモン“コルチゾール”が増大し、性ホルモンDHEAが抑制されるわけだから前立腺ガンリスクが減少か??
Wikipedia
炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御し、生体にとって必須のホルモンである。3種の糖質コルチコイドの中で最も生体内量が多く、糖質コルチコイド活性の約95%はこれによる。ストレスによっても発散される。
分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。
また、このホルモンは、過剰なストレスにより多量に分泌された場合、脳の海馬を萎縮させることが、近年PTSD患者の脳のMRIなどを例として観察されている。
海馬は記憶形態に深く関わり、これらの患者の生化学的後遺症のひとつとされている。
「コーヒーの飲み過ぎ」でどんどん疲れが溜まる理由とは?
2013年7月19日(金)8時0分配信 美レンジャー news.nifty.com
寝起きにコーヒーを飲む人は多いと思います。しかし、コーヒーの刺激で無理矢理に覚醒させるのが習慣になってしまうと後々かなり困ることになるのをご存知でしょうか?
コーヒーに含まれるカフェインを摂ると興奮・覚醒するのは副腎のホルモン“コルチゾール”と“アドレナリン”が分泌されるからです。
しかし、 このホルモンをどんどん分泌させてしまうと、体を疲れさせてしまうことになります。そこにまたコーヒーで刺激を繰り返すと、体は疲れる一方です。
今回は、そんな悪循環にならないようコーヒーの作用をまとめてみました。
■ コルチゾールが高すぎると危険がいっぱい
(1)疲れる
コルチゾールは、体内の様々な部位を刺激することで、過剰にエネルギーを使ってしまう作用があります。
(2)免疫力が落ちる
コルチゾールが高い状態がつづくと、DHEA (デヒドロエピアンドロステロン(Dehydroepiandrosterone、略称 DHEA)というホルモンが抑制されます。
DHEAは免疫と深く関わっており、強い抗酸化作用もあります。
Wiki情報
昭和の時代、前立腺癌増殖は男性ホルモンの中で最も生理活性が高いテストステロンによって促進されると考えられていた。
1993年頃になると前立腺細胞内においては、男性ホルモンの15%程度が DHEA と言われていたが、前立腺癌診療ガイドライン(2006年版、日本泌尿器科学会編)にはその40%を占めると述べられている。
泌尿器科医師による前立腺癌の存在を否定されていない壮年男子が DHEAサプリメントを服用した場合、もし前立腺癌が存在すれば増殖を促進させてしまうことが危惧されている。
DHEAはテストステロンやエストラジオールと同様に性ステロイドホルモンであり、生体内でコレステロールを原料として生合成される。
(3)性ホルモンが不足する
DHEAは、性ホルモンの材料にもなるため、不足することでその影響を受けてきます。
例えば、男性ホルモンが作られにくくなると、それに伴い筋肉増殖作用が低下し、脂肪がつきやすくなったり、精力減退の恐れも。
また、女性ホルモンの影響から見ると、骨粗しょう症など更年期障害との関係が深い成分です。
■ コーヒーを飲まないと目覚めない人の特徴
コルチゾールとは、以前に『美レンジャー』記事「簡単にできる!知っておくべき効果的な“二度寝”のコツ」でもあったように、寝起きに分泌量がとても高くなります。
正しい睡眠がとれていれば、自然とコルチゾールは朝に分泌濃度が高いので、目覚めるはず。
目覚めのコーヒーが日課の人は、その前にすっきり起きられない原因が睡眠時間にないか見直してみるといいかもしれません。
また、コルチゾールと関係の深いDHEAは年齢とともに減ってくるので、とくに加齢とともにコーヒーの量も見直すようにしましょう。