同志社大生が「まちかど放送局」
2014年04月06日 18時50分 京都新聞
ラジオ番組の放送に向けた収録を行う長倉さん(右)ら=京都市上京区
同志社大(京都市上京区)の学生が、キャンパス近くの上京区京極学区を舞台にしたインターネット放送を始めた。
若者が地域にかかわりながらイベントや取り組みの魅力を伝え、人が交流するまちづくりを目指す。
同大政策学部の新川ゼミの4人が「出町まちかど放送局」として取り組んでいる。2009~10年に、当時の大学院生や地元住民が実施していた活動を、昨年10月に3年ぶりに復活させた。
収録やリポーターなどすべてをこなして制作し、現在、インターネットのラジオ番組「出町再発見ラジオ」3回分を配信している。
学区文化祭の紹介では、みたらし団子を販売する住民が団子の形の由来を話し、取材後記では
「地域の人と交流できる地蔵盆が自分の地元にもあってほしい」
などと、学生が感じる京の魅力について語っている。
今後は映像番組にも取り組む予定だ。