春に良く起こる事故です。実家の畑にネズミ除けにスイセンでも植えていたのかな?ニラの葉はニラ臭いしスイセンは野ネズミでも食べない!
今年も菊芋やチューリップの球根は食べられたが、スイセンには彼らは絶対に手を出さない。
厚生労働省 mhlw.go.jp/topics/syokuchu/poison/higher_det_09
中毒症状
悪心、嘔吐、下痢、流涎、発汗、頭痛、昏睡,低体温など
対策
一般にヒガンバナ科植物にはヒガンバナアルカロイドが含まれており、それらが有毒成分となる。
Narcissus属には有毒成分はリコリン(lycorine )、ガランタミン(galanthamin)、タゼチン(tazettine)とシュウ酸カルシウム(calcium oxalate) などである。
全草が有毒だが、鱗茎に特に毒成分が多い。
スイセンの致死量は10gである。
食中毒症状と接触性皮膚炎症状を起こす。
不溶性のシュウ酸カルシウムを含んでいて,接触性皮膚炎を起こす。
葉がニラ、ノビルに似ているため、花が咲いていないと間違える例が多い。
鱗茎はタマネギに似ている。においで判断できる。
ニラと間違え…スイセン食べ食中毒 兵庫・尼崎、30代の夫婦
2014.4.16 17:32 iza.ne.jp
兵庫県尼崎市は16日、市内に住む30代の夫婦が、自宅で有毒植物のスイセンをニラと間違えて調理し、食中毒になったと発表した。2人は嘔吐などを訴えたが軽症で、既に回復している。
市によると、スイセンは葉がニラに、球根がタマネギに似ており、下痢や頭痛を引き起こす有毒物質が含まれている。
4月以降、茨城県常総市や愛知県日進市で、スイセンなどのヒガンバナ科の有毒植物をニラと間違え、食中毒となるケースが相次いでいる。
尼崎市保健所によると、岡山市の実家の庭で栽培中にニラの畑にスイセンが混在したとみられる。
夫婦は送られたニラとスイセンを14日の夕食に炒め物として調理。
診療所が15日未明、市に連絡した。