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医学とIT融合目指した東大教授の逮捕!

本日はT大関係の事件が多すぎますね。他大学出身者というので少々無理をしたのかな?昔、ダンボール箱に3000万円隠していた医学部の先生も居ました。京大の辻本さんも業者の接待攻勢に負けてしまった!
 
私も毎晩、業者に夜の町に誘われることが若い頃には多かったですが、殆どは断っていました。業者は金があると自然と寄ってくるものです。大学の研究者には巨額な金を渡さないことです。早稲田のM先生も今はどうしているのか?
 
若い皆さんに寄ってくるのも宗教関係者とかでしょう。若さに惹かれるからです。
 

医学とIT融合目指した第一人者 「なぜ」「驚いている」
 
2013.7.25 21:29 産経
 
 詐欺容疑で逮捕された秋山昌範容疑者は、医学と情報技術を融合する研究の第一人者として知られた。
 
近年は、膨大な情報の中から有効な情報を抽出して活用する「ビッグデータ」の医療分野への応用も模索。知人の研究者は
 
「熱心な研究者で、アイデアマンとしても有名だった。なぜ研究費の詐欺に手を染めたのか理解できない」
 
と戸惑いの表情をみせた。
 
 「病院にセブン-イレブンのシステムを導入しなければいけない」
 
 知人研究者は、病院の合理化を力説する秋山容疑者の言葉が今も忘れられないという。秋山容疑者は
 
「医師でありながらITに関する知識も豊富」
 
(知人)という強みを生かした研究者として名をはせた。
 
 昭和58年に徳島大医学部を卒業し、泌尿器科医として複数の病院で勤務。平成9年から所属した国立国際医療センター(東京都新宿区)では、病院内の情報管理を手掛ける情報システム部長も務めた。
 
 関係者によると、近年の秋山容疑者は臨床現場を離れ、地域医療のネットワーク作りや、医薬品を物流から使用までデータ管理できるシステムの構築などで成果を上げた。
 
東大政策ビジョン研究センターでは、ビッグデータを使った研究に従事。睡眠や食事、運動量といった個人の生活習慣をデータ化し、病気予防につなげる試みを研究していたという。
 
 別の知人研究者は
 
とにかく頭の回転が速かった。周りの研究者と思考のスピードが合わず、ストレスを抱えていた面もあったように見えた。ただ研究には厳格で、人格も立派だった。不正は信じられない」
 
と話した。
 
 東大は25日付で学内に調査委員会を設置し、半年をめどに調査報告をまとめる方針。同日に会見を開いた大和裕幸副学長は
 
「容疑が事実であれば前代未聞で、言語道断。国民の期待を裏切る行為で、迅速に対処し信頼を回復したい」
 
と謝罪。同センターの城山英明センター長は
 
極めて積極的、精力的に仕事にあたっていた。正直言って、驚いている」
 
と絶句した。
 

東大教授逮捕 断ち切れない「学業癒着」 浮かぶ欲で結びつく構図
 
2013.7.25 21:27   産経
 
 研究者と取引業者の癒着をめぐっては、昨年も京都大学の元教授が逮捕されるなど相次いで表面化。
 
架空取引で捻出した資金を業者側に管理させる「預け金」などの不正経理も絶えない。うまみを吸いたい「学」と教授に食い込みたい「業」が、欲で結びつく構図が浮かぶ。
 
 「発注権限を持つ教授を1人囲い込むだけで、簡単に億単位の受注を生む。教授にどれだけ近づけるかは死活問題となる」
 
ある教育関係者は指摘する。
 
 こうした癒着は昨年もあぶり出されていた。東京地検特捜部は昨年7月、収賄容疑で、京都大学大学院薬学研究科元教授、辻本豪三被告(60)=公判中=を逮捕。
 
辻本被告は、物品納入に便宜を図った謝礼と知りながら、平成19~23年、飲食代金や海外旅行の費用計約643万円を業者側に負担させたとされる。
 
 辻本被告はゲノム(全遺伝情報)創薬科学の第一人者。贈賄側の業者は、辻本被告の京大への転籍に合わせて、京都事務所を立ち上げるなど、長年近い関係にあった。
 
「接待攻勢は日常茶飯事。自社のクレジットカードを渡して『自由に使ってくれ』ということも多い」
 
(製薬業界関係者)。
 
 こうした癒着は全国の研究機関に存在しており、文部科学省が今年4月に発表した調査によると、科学研究費補助金(科研費)など公的資金の不正使用は、46機関で計約3億6100万円に達していた。
 
計139人が関与しており、多くは預け金を取引業者に管理させていた。
 
 文科省は不正防止のガイドラインを作成しているが、機能しているかは疑問符が付く。捜査関係者は
 
「国や自治体に比べて、研究機関と業者の癒着は度が過ぎており、自浄作用がないとしか言いようがない」
 
と指摘している。
 

 東大教授を研究費詐取で逮捕 架空発注で2千万円 東京地検
 
2013.7.25 15:21   産経
 
 架空の研究費を請求して東京大学などから公金計約2180万円をだまし取ったとして、東京地検特捜部は25日、詐欺容疑で、東大政策ビジョン研究センター教授、秋山昌範容疑者(55)=東京都杉並区=を逮捕した。
 
 特捜部は認否を明らかにしていない。秋山容疑者は詐取した現金を私的に流用しており、特捜部は使途などを捜査する。
 
 調べによると、秋山容疑者は平成22年3月~23年9月の間、医療情報システム構築に関するデータベース作成業務などを業者に発注したように装い、約1890万円を不正に東大から引き出したほか、共同研究をしていた岡山大学からも同様の手口で約290万円をだまし取った疑いが持たれている。
 
 捜査関係者によると、秋山容疑者は付き合いのあったIT関連会社やシステム開発会社など6社に、数十万~数百万円の架空の納品書と請求書を計8回、大学側に提出させ、研究費を引き出していた
 
 秋山容疑者は、業者側に入金された研究費の大部分を還流させて流用し、一部を手数料として業者側に渡していた。研究費は、厚生労働省が支出した科学研究費補助金などの公金だった。
 
 特捜部は6月に東大など関係先を捜索し、捜査を進めていた。東大政策ビジョン研究センターは、多分野にわたるテーマを結んで研究を行う機関。
 
秋山容疑者は21年8月から所属し、医療分野でのITの活用などを研究していた。

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