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ノバ社巨額不正事件における大学関係者

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多くの大学関係者も処罰されるであろう。
 
データ  diovan-novartis.blogspot.jp/
 
Kyoto Heart Study (試験統括責任者:京都府立医科大学 松原弘明
 
Jikei Heart Study(First and corresponding author:武蔵野大学メディカルセンター 院長、元東京慈恵医科大学教授 望月正武
 
Nagoya Heart Study(Corresponding author:名古屋大学大学院医学系研究科循環器内科教授 室原豊明

VART(Last author:千葉大学大学院循環病態医科学循環器内科 小室一成
 
・ SMART (Last and corresponding author:滋賀医科大学病院長 柏木厚典
 
白橋伸雄(ノバルティスファーマ社の社員:大阪市立大学非常勤講師として身分を隠し臨床研究の統計解析に関与。データ捏造への関与が疑われている。また、所属先として記された大阪市立大の研究グループは存在しないことがわかった。元社員は市立大の非常勤講師を兼務していたが、参加した5大学の臨床研究の全てで、市立大の許可を得ていないことも判明。市立大側は「重大な虚偽の記載」とみて調べている。)
 
松原弘明(京都府立医科大学循環器内科教授:Kyoto Heart Studyの統括責任者。臨床研究データ捏造への関与が疑われている。また、基礎研究論文では既に、14論文における論文捏造が京都府立医大の調査委により認定されている。捏造基礎研究論文をもとに虚血治療の臨床試験を行っており、人体実験にあたるのではないかという批判もある。日本高血圧学会の元理事。)。
 
2013年2月28日に退職。その後、論文不正の責任により、退職手当額全部返納の処分が下され、2013年10月10日に全額が返納された(参考→「臨床研究事案等を踏まえた再発防止策 及び 教員に係る処分等について」)
 
小室一成(千葉大学、大阪大学、東京大学循環器内科教授:VART関係者、日本高血圧学会理事。基礎研究論文でも疑惑あり。15論文におけるデータの不適切な利用が疑われている。日本高血圧学会の理事。)
 
光山勝慶(熊本大学大学院生命科学研究部生体機能薬理学分野教授:Kyoto Heart StudyのEndopint committee member、元 大阪市立大学医学部・医学研究科所属、日本高血圧学会理事。基礎研究論文でも疑惑あり。9論文におけるデータの不適切な利用が疑われている。2013年8月4日に高血圧学会学術誌Hypertension Researchの編集長を辞任。)
 
森下竜一(大阪大学大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学教授:日本高血圧学会理事。小室・光山・堀内氏らとディオバン宣伝のため何度も座談会に参加、基礎研究論文でも疑惑あり。ATVB. 2011;31:713-20.の論文と、Hypertens Res. 2010;33:114-5.の論文における他者論文からの英文の盗用が疑われている。)

萩原俊男(大阪大学大学院医学系研究科 老年・腎臓内科学教授:Jikei Heart Studyに賞賛のコメント、基礎研究論文でも疑惑あり。森下氏と共著のATVB. 2011;31:713-20.の英文盗用疑惑論文の最終著者。)
 
堀内正嗣日本高血圧学会理事長、 小室・光山・森下氏らとディオバン宣伝のため何度も座談会に参加)
 
青野吉晃(ノバルティスファーマ社の元営業本部長、現在は日本べーリンガーインゲルハイム社長、白橋伸雄社員が統計解析者として関与したディオバン臨床研究における身分隠蔽(COI違反)を認識していた可能性が高い)
 
藤井幸子ディオバンの市販準備からマーケティングの責任者として辣腕を振るい、売上げ年間1000億円を達成するまで担当した。
 
当時の肩書は『ディオバンマーケティング部長』。ノバの企業カラーである『赤』のスーツに身を包み、足しげく大学病院に通っていた。実際に彼女はいろいろな大学にパイプを持っており、日本高血圧学会の幹部にも食い込んでいた。)
 
原田寿瑞(2002年より、ノバルティスファーマ株式会社にて、高脂血症治療薬、高血圧治療薬のマーケティングマネージャーを担当。2006年4月1日まで、医薬品事業本部 循環器事業部 マーケティング部 ディオバングループ グループマネージャー。その後、医薬品事業本部 マーケティング本部 循環器領域マーケティング部長などを歴任)
 
宮田満(ディオバン発売以前よりノバルティス社によるプロモーション戦略に参画し、臨床試験の経過や成果を大きく紹介してきた「日経BP社(日経メディカル)」の特命編集委員。また、個人的にも、ノバルティス社主催のバイオキャンプで講演したり審査員代表を務めるなど、ノバルティス社と利益相反関係にある人物。
 
このようにノ社と利益相反関係にあるもかかわらず、なぜか、「ディオバン臨床研究問題にの欄には何も記入しなかったことから、虚偽申告が疑われている関する厚労省検討委員」に選ばれる。
 
また、委員会参加に関する申告書には、「ノ社からの金銭の受領なし」と記載し、
 
「審議の公平さに疑念を生じさせると考えられる特別の利害関係を有することがありましたらご記入ください。」
 
の欄には何も記入しなかったことから、虚偽申告が疑われている

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