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松山高生物部のメダカ研究論文、Genomeに掲載

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理研の笹井、小保方さんらよりも立派!大学院生も顔負け。

松山高生物部のメダカ研究論文、国際学術誌に掲載
 
2014年6月19日(木)  埼玉新聞
 
東松山市の県立松山高校(安齊敏雄校長)の生物部メダカ班の研究論文が、今月発売の国際学術誌「Genome(ゲノム)」に掲載されることになった。
 
イメージ 1 論文作成に関わったのは、今年3月に同校を卒業した渡辺耕平さん(18)、古賀源さん(18)、中村航大さん(18)。
 
3人は、アルビノ(白化個体)メダカの中から全身が黒いメダカが生まれたことに着目。染色体上を動く遺伝子「トランスポゾン」が、生殖細胞でも転移することを確認したという。
 
 3人は1年生から研究に取り組み、2年生の時にまとめた「アルビノメダカの原因遺伝子同定」が、日本学生科学賞高校の部で内閣総理大臣賞を受賞した。
 
 その論文を京都大学霊長類研究所の古賀章彦教授に送ったところ、
 
「正確な実験を追加、研究すれば学術論文になる」
 
と勧められた。3人は受験勉強と並行して、3年生の秋まで研究に取り組んだという。
 
 論文には3人と、指導助言した古賀教授、宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センターの松田勝准教授、生物部顧問の服部明正教諭、藤田暁子教諭も共同研究者に名を連ねている。
 
 渡辺さんと古賀さんは14日、理数系の3年生が研究内容を英語で発表する「スーパー・サイエンス・ハイスクール発表会」に特別参加、論文の内容を解説した。
 
 渡辺さんは
 
「まだ実感はないが、うれしいです。受験勉強もあったが、遊ばずに頑張ったかいがあった」、
 
古賀さんは
 
「運が良かった。古賀先生らの協力があったから。メダカと先生に感謝です」
 
と笑みを浮かべた。
 
 顧問の服部教諭は
 
「大学院生でも国際誌に出すのは難しいのにすごいと思う。3人が2年以上取り組んだ努力、頑張った結果だ」
 
と称賛。安齊校長も
 
「夏休みも正月も水の管理で登校していた3人の地道な努力、研究が評価されてうれしい」
 
と話した。
 
lifesciencedb.jp/houkoku/pdf
イメージ 2
 

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