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永井秀幸(23)君の「錯覚3Dアートの世界」

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3D Drawing -How to draw 3D ART (Nessie) 3Dアートの制作風景
 
 
イメージ 1

 レンズ越しに飛び出す絵 美濃で「錯覚3Dの世界」展
 
   2014年7月18日     中日新聞
 
イメージ 2 カメラで撮ると立体的に浮き上がって見える3Dアート作品を制作した永井さん=美濃市蕨生の美濃和紙の里会館で
 
 カメラで作品を撮影すると絵が立体的に飛び出して見える永井秀幸さん(23)の作品展「錯覚3Dアートの世界」が十七日、美濃市蕨生の美濃和紙の里会館で始まった。
 
来場者はスマートフォンなどを片手に、実物がその場にいるかのような作品との撮影を楽しんでいる。九月一日まで。
 
 もともと、鉛筆画や漫画を描くのが好きだった永井さん
 
美術は独学。
 
海外の道路上に描かれた目の錯覚を利用したアート作品を紹介する動画などを見て面白いと思い、自分の作品をカメラのレンズ越しに見たところ、スケッチブックから絵が飛び出したように見えたことがきっかけで、3Dアートの世界にのめり込んだ。
 
 開いたスケッチブックの半分を、壁に立て掛けるようにしてL字形に置き、主に鉛筆を使って描いていく。
 
描き始めるときは、立体的に見える角度だけを決め、何を描くかや作品の詳細部分は描きながら決めるという。
 
作品パネルの上でポーズを取り、写真を撮ってもらう子どもたち=美濃市蕨生の美濃和紙の里会館で
 
 
 動画投稿サイト「You Tube」の作品制作風景を紹介する動画は、再生回数が四百万回を超え、国内外から注目を受ける人気ぶり。
 
 会場にはスケッチブックの原画や、作品の縦横の長さを拡大して写真撮影をしやすくしたパネルなど七十点が並ぶ。
 
小人が壁から生える木に腰掛けている作品や、壁から手が飛び出す作品などは、今にも動きだしそうな雰囲気だ。美濃和紙で制作した新作二点も展示。永井さんは「親子などで自由に作品を楽しんでもらえれば」と語る。
 
 三重県桑名市から家族で訪れたサービス業山田昌弘さん(43)は「作品に乗ったり触ったりできるから子どもたちも楽しそう」と夢中で写真を撮っていた。
 
二十六、二十七の両日は制作実演も。入館料は一般五百円、小中学生二百五十円。問い合わせは同会館=電0575(34)8111=へ。
 
(織田龍穂)

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