やはり、この先生の話が一番面白い。数学はEulerまでは面白いが、ガウスのmod理論などは恣意的で嫌いである。ルジャンドルが嫌うのもわかる。
Kidsはオイラーの数論から不定方程式にまで興味を持ち始めている。いわゆる高校数学の整数問題である。東大や京大の入試で良く出るものらしいが、こんな問題が出来る子しか大学へ入れないのは問題である。数学に秀でるとどうしても人間性が冷たくなる。パスカルがこれを良く理解していた。
Eulerの様に楽しく数学をしたいものである。ガウス、ヒルベルト、カントールなどの厳密性のドイツ数学は陰気臭くて嫌である。ヒルベルト流高木貞治の解析概論などはKidsらの精神を壊す恐れがある。知が強すぎて情が不足しているのである。高校などの数学教師に妙なのが多い理由でもあろうか。
岡潔の多変数関数論は個人的にはあまり評価しないが恐らく情の領域で創作しているのか。下の図を良く見ると知・情・意をバランス良く発達させることは難しいのである。私が最近、農作務を通して自然に親しむ努力をしているのも、左脳優先で貧弱であった右脳の開発の為でもある。
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音楽も同じ。フランス、イタリアの影響が大のテレマンが良い。バッハ移行、ヘンデル、モーツアルト、ベートーベンと学校音楽で押し付けられて来たが、最近は聞かなくなった。ましてやブラームスやワーグナーなどはごめんこうむりたい。
さて大学入試における数学や英語の比率を低くすべきでは?