早稲田と違い不正に対してきちんと対応しているのが評価できる。それが学問的な権威を守る術である。
3人の博士号取り消し=東大の論文不正で
時事通信 3月27日(金)11時43分配信
東京大学分子細胞生物学研究所の加藤茂明元教授の研究チームが発表した論文に画像の改ざんがあった問題で、東大は27日、博士論文に不正な画像を用いていた元大学院生ら3人について、23日付で博士号を取り消したと発表した。
東大は昨年12月に不正への関与を認定した11人のうち、不正な画像を用いた論文で博士号を取得した6人について調べた。
うち3人は2005~07年に東大で博士号を取得し、1人はその後助教(辞職)になった。
東大は、3人は自ら改ざんを行っており、論文で画像が果たした役割も大きかったと認定し、学位を取り消した。他の3人については不正の程度が軽いなどと判断した。
東大は昨年12月、論文33本に不正があり、加藤元教授を含む11人が関わったとする最終報告を公表していた。