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京大、新薬研究拠点新設へ

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武田やノバ社の巨額な不正の温床にならないように注意して欲しい。新薬研究拠点新設といっても中身を見ると文科省からの補助金目当ての名前の付け替えという気もするが?
 
京大が新薬研究拠点新設へ 薬・工・医学融合、立命大も参加
 
2015年04月09日 08時40分  京都新聞
 
 京都大は、薬学と工学、医学を融合し、立命館大も加わる新薬の研究拠点を2015年度中に設立する。
 
新薬の探索にかかる時間や費用を大幅に減らす技術を確立し、抗がん剤をはじめとした薬剤の開発を目指す。
 
創薬で国立大と私立大が連携して研究拠点を設けるのは珍しい。
 
 製薬業界は、大きな売り上げを記録する大型医薬品の特許切れが相次ぐ「2010年問題」を抱え、収益の低下を懸念している。このため、時間や経費を抑えて新薬が開発できる新たな技術を求めている。
 
 新設する研究拠点では、1個の細胞を生きたまま固定する京大工学研究科の技術や、化合物に対する細胞の反応を超高感度で分析する工学研究科や立命館大理工学部の研究を生かして、新たな薬剤開発システムをつくる。
 
このシステムは実験に必要な化合物や細胞の量、時間を従来より大幅に減らすことができ、日本発の新薬を創出する基盤としての役割が期待される。
 
 拠点は、京大薬学研究科(京都市左京区)内に設け、高倉喜信研究科長が拠点長を務める
 
研究期間は5年で、製薬企業も中盤から参加し、新システムを用いて特定の分子を標的とする低分子抗がん剤などの開発を目指す。難病の患者から作製したiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った新薬も研究する。
 
 研究拠点の実施責任者の掛谷秀昭教授は
 
「新薬開発の停滞を打破するためには新たな技術の開発が欠かせない。拠点では、次代を担う人材も育成していきたい」
 
と話している。
 

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