メントールでしょうか。ネコのミーちゃんは大好きです。メントールはシクロヘキサン環にメチル基、水酸基、イソプロピル基がついた面白い構造で各種光学異性体もあります。
最近、木に登るアリ退治にハエとりリボンを使用して成功しています。とにかく、この時期は害虫や害獣の退治は大変な仕事になります。彼らはしつこい!
構造(Wiki)
ハッカでイノシシ寄らず…国史跡、被害受け対策
2015年06月17日 16時44分 読売
外曲輪でイノシシが掘り返した跡(16日、茨城県桜川市で) イノシシ被害に悩む茨城県桜川市の国史跡で、香草のハッカ類を使った対策が進められている。
まだ実験段階だが、効果が上がれば侵入防止用のネットに比べて経費や人件費を抑えられ、景観にも良いとあって期待されている。
同市農林課によると、市内ではイノシシ被害が拡大し続けており、昨年度は水稲だけで約1300万円の被害が確認されたという。
同市真壁地区の国史跡真壁城跡でも4年前から、発掘場所や復元工事をした場所をイノシシに掘り返される被害が出てきた。ミミズを食べるためとみられる。
真壁城は15世紀中頃から、真壁氏によって築かれた城で、1994年に国史跡となった。昨年度は、茶の湯に関連した優雅な池泉庭園の発掘成果が発表された。
だが、山に近い外曲輪(そとぐるわ)には、深さ30センチ程度で大きく掘り返された跡がある。一晩で約10アールが掘り返されたこともあるという。
臭いの強い防腐剤をまいても、数日で臭いが薄れ効果なし。
現在、ネットを張り巡らせて被害を防いでいるが、経費はかかる。
発掘作業員の松本雅春さん(56)は2013年、ハッカが自生している周辺にイノシシが来ないことに気づいた。同市教育委員会生涯学習課の宇留野主税副主査も常陸大宮市の実家で、イノシシの好物であるユリ根があっても、ハッカがあると寄って来ないと聞いた。
そこで昨夏から、真壁城跡周辺に生えているハッカ類を集め、史跡の中ほどで2メートル四方のミニハーブ園を設けた。
自生とみられるハッカのほか、近くの民家から広がったらしいものもある。
時間はかかるが、ミニハーブ園で増やした香草を史跡周辺に植え、自然の力で被害を防ぎたい考えだ。
ミニハーブ園周辺には根が食べられるユリも実験的に植えているが、今のところイノシシは近寄っていない。
宇留野副主査は
「こうした植物でイノシシの侵入を防ぐことができれば、掘り返した跡の修復やネットの経費が節減でき、景観もずっと良くなる。ハッカなどが増えれば雑草対策にもなりそうです」
と効果を期待している。