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6月の大学生の就職内定率61%

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新卒だけではなく既卒大学生の就職も改善されるべきである。
 
大学生の就職内定率61% 6月、景気回復で改善
 
2014年6月26日 16時49分     東京新聞
 
 就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリア(東京)は26日、来年3月卒業予定の大学生の就職内定率が、今月1日時点で前年より7・9ポイント高い61・3%だったと発表した。
 
内定率が前年比8・4ポイント上昇した5月1日時点から引き続き高い水準を保ち、景気回復に伴う改善傾向が示された。理系と女子の伸びが目立った。
 
 内定獲得者は1人で平均1・91社の内定を得ているが、昨年の平均1・95社よりは低下。リクルートキャリアは
 
「内定がより多くの学生に行き渡っている状況が読み取れ、新卒市場の裾野の広がりがうかがえる」
 
と分析している。
 
(共同)

Functional interlocked systems(1)

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元々Stoddart氏の独壇場の研究領域であるが。氏の研究はやりすぎであるきらいがある。もう少し独創性に拘ってゆっくりと研究してもらいたいと思ってきた。オット忘れてたフランスのSauvage氏も研究展開。
 
Nolte氏の総説である。絵を見るだけでも最近の状況がわかるであろう。
 
Functional interlocked systems
 
Stijn F. M. van Dongen , Seda Cantekin , Johannes A. A. W. Elemans , Alan E. Rowan and Roeland J. M. Nolte *
 
Radboud University Nijmegen, Institute for Molecules and Materials, Heyendaalseweg 135, 6525 AJ Nijmegen, The Netherlands. E-mail: R.Nolte@science.ru.nl
 
Received 1st June 2013
First published on the web 26th September 2013

Chem. Soc. Rev.,2014, 43, 99-122
 
 pubs.rsc.org/en/content/articlehtml/2013/cs/c3cs60178a
 
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白鴎大「志願者大幅減、苦渋の決断」 法科大学院停止

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白鴎大「志願者大幅減、苦渋の決断」 法科大学院募集 15年度から停止
 
   2014年6月27日    東京新聞
 
  白鴎大(小山市)は二十六日、法科大学院の入学者募集を二〇一五年度から停止すると発表した。文部科学省によると、廃止を含めた募集停止は全国で二十校目。
 
 白鴎大によると、法科大学院は〇四年に開設。一三年度までに百三十一人が修了し、うち二十六人が司法試験に合格した。
 
 一方で最近の入学者は減少し、定員十六人に対して
 
一三年度は六人、
一四年度は四人
 
だった。
 
在学生は十一人で、全員が修了するまで授業は続ける。
 
 奥島孝康学長は
 
「入試制度を改革し、教育内容や奨学金制度を充実させるなど、可能な限りの対策をとってきたが、志願者が大幅に減少しており苦渋の決断に至った」
 
とのコメントを出した。

東大生(21)が飛び降り自殺か

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東大で学生が飛び降り自殺か 遺書は見つからず 
 
  2014.6.27 14:13     sanspo.com
 
27日午前5時15分ごろ、東京都文京区の東大本郷キャンパスで、男性が倒れているのを学生が見つけた。
 
警視庁本富士署によると、工学部の学生(21)で、病院に運ばれたが死亡が確認された。校舎から飛び降り自殺したとみている。
 
 同署によると、校舎8階の外階段付近の手すりに、こすれたような跡があった。学生が乗り越えたとみられる。遺書は見つかっていないという。
 
 東大は
 
「ご遺族の意向で、詳細な説明は控えたい」
 
としている。
 
(共同)

東理大全面移転の白紙撤回を、 久喜市

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東京理科大全面移転の白紙撤回求め決議 久喜市議会「一方的」
 
2014年6月27日(金)  埼玉新聞
 
 久喜市議会は26日、
 
「東京理科大学経営学部久喜キャンパスの全面移転の白紙撤回を求める決議」
 
を全員賛成で原案可決した。
 
 決議文は全4会派の議員が共同で提出。同キャンパスは1993年4月の開校以来、21年にわたり市の知的基盤づくり、まちの魅力づくりに資する施設として重要な役割を果たしたとした上で、
 
「市は土地取得費および校舎建設費に30億円の補助金を、周辺整備に10億円を支出することを決定し、市と市議会、市民が一体となり、全面的な協力と支援を行ってきた」
 
と経緯を説明。
 
 その後、同大が
 
「2016年4月より2年生以上を神楽坂キャンパスへ移転し、1年生のみを久喜キャンパスに残す」
 
神楽坂(東京都新宿区)
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と提案し、市と市議会は撤回要求を行ったが、12年6月、同大理事会は決定した。
 
 さらに、同大常務理事会が経営学部を久喜キャンパスから全面撤退するとの決定について、「あまりにも一方的」と指摘し、
 
「到底受け入れることはできず、強く白紙撤回を求める」
 
としている。決議文は7月中にも手渡すことにしている。
 

蛾の毛虫退治で大変!

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とにかく暑くて、昨夜もエアコンを3度入れて朝方寝る状況です。北に偏移した高気圧ガールのためです。
 
先週の農作務に向かう途中のアイヌの聖なる山、尻別岳です。松浦武四郎も訪れています。
 
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羊蹄山は低層雲に覆われています。
 
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南サイドから見てみます。夏至が近い風景。
 
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枝豆の苗もそろそろ畑へ移植ですね。
 
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肉料理に合うバジルの苗も
 
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梨の実も大きくなりつつあります。
 
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昨年入手したシャクヤクの白バージョンです。
 
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栗に黒い毛虫が大発生。農薬散布の誘惑にかられましたが、大竹で叩いて落とす作戦です。どうも毒蛾らしく腕などに発疹ができて痒くて大変です。大発生の今年の気候です。
 
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こちらは紅ヒメリンゴですが上部の葉は殆ど食されています。竹で叩いて踏む潰します。
 
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三尺バーベナです。
 
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3枚羽のペットボトル風車も良く回ります。風から少々エネルギーをいただきます。
 
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2枚羽根でもDrasticな動きが面白い。なかなかPetBottle風車も奥が深いですよ。風よ吹いておくれ。5月より弱い。
 
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軒先のSolar Energy春日灯も奈良の春日大社のように淡くオレンジに光ります。
 
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地中海のギリシャの島々に多い薄紫マローが美しく咲いてきました。
 
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京大総長選のビラ騒動?

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旧帝大の総長選も意向投票とか妙な形になってきている。大学統治の何かがおかしくなってきている。理事会の力と文科省役人の力ばかりが強大になる。それで大学が良い方向にいけば良いのであるが。
 
 
京都大総長選挙で学内掲示板をビラが埋め尽くす 「山極教授に投票しないで!」と書いた意外な理由
 
2014/6/27 18:57   j-cast.com
 
京都大学の敷地内にある掲示板のいたるところに、おびただしい数のビラが張られているのが2014年6月26日夜に見つかった。
 
ビラには大きく「山極」という文字が描かれ、「投票しないで」となっている。
 
   大学は今、次の総長選考の真っ最中で、このビラは山極壽一理学研究科教授を総長に選ばないでほしい、と訴えているのだ。
 
「ツイッター」にも同じ内容のつぶやきが多数出ている。ただし、誹謗中傷するものでもなく、京都大学もこのビラの撤去はしないと話している。いったい何が起こったのか。
 
ツイッターで「山極教授は愛されている」
 
「山極教授に投票しないで」張り出された写真がツイッターで拡散されている  
 
現総長の松本紘氏が14年9月に任期を終えるため京都大学では後任となる総長の選考が進められている。今回は様々なドタバタ劇があった。まず、「学内民主主義の象徴」といわれていた学内投票を通じての総長選びを廃止しようという動きがあったほか、総長を国際公募する、などといった話が大手新聞各紙に取り上げられた。しかし
 
「大学の自治のためには投票が必要」
 
という意見が根強く、結局はこれまで通りに落ち着くことになる。
 
   京大総長の選任までのプロセスは、まず教職員約5千人による「予備投票」で学内から10人程の候補を選出する。そして選考会議が推薦する学外者を入れて6人に絞り、講師以上の教員による「意向投票」を行う。
 
その結果をふまえ、選考会議によって総長が決められる。現在その6人に残っているのが山極壽一理学研究科教授なのだ。
 
   山極教授は研究者として教育者として、学生や京大職員からの評価が高いらしい。それならば総長に適任だと考えられるのに、
 
「山極教授に投票しないで」
 
と書かれたビラで京大中の掲示板が埋め尽くされてしまった。なぜかといえば、山極教授はニホンザルやゴリラの研究に40年以上取り組んできた「霊長類研究の宝」であり、総長になって研究職を退いてしまったら世界の霊長類学、ひいては京大にとって大きな損失になる、という理由からなのだという。
 
だから総長にはならずにずっと研究に打ち込んでもらいたいし自分たちを指導し続けてもらいたいのだそうだ
 
   こうした展開にネットでは、
 
「山極教授愛されてるのねw」
「山極教授カッコイイなぁ。どんだけ信頼置かれてるんやろか」
「山極教授の研究凄すぎるもんな」
 
などと言った意見がツイッターに出ている。
 
京大の担当者「今回のビラは不問、撤去はしない」
 
   では誰がこうした大量のビラを撒いたのだろうか。京都大学全学自治会同学会中央執行委員会のホームページを見ると、14年6月26日夜に文学研究科、理学研究科の学生有志の文責によるビラが、吉田南から農学部までの掲示板を埋め尽くすかたちで張り出された、と書かれている。
 
京都大学理学研究科人類進化論研究室の赤いハンコも押してあり、切実さが伝わってくる。
 
「特定の候補者に投票しない運動がこういう形で出るとは思っていませんでした。悪い人に(総長に)なってほしくない系で宣伝されるかと思っていたのですが・・・」
 
といった感想も添えられている。
 
   京大ではこうしたビラはどういった扱いになるのだろうか。総長選考選挙を担当する部署に話を聞いてみたところ、
 
「個人を誹謗中傷したり貶めたりするものでない限りは問題ありません」
 
ということでビラの撤去などは行わないという。新総長は7月初めにも決定するという。
 

日大藤沢中、手を動かして命を学ぶ…農業・畜産実習

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子供らを学校内から解放して農業実習や社会奉仕活動にもっと積極的に参加させるべきである。先日、小学生低学年の実習を見たが、150人中子供らしいかわいらしさ、溌剌さを持つ者は殆どいなかった。
 
何か精神異常性の無表情な感じであった。礼儀などはあったが。かわいらしさと言えば引率の先生方のほうが子供らしかったのである!
 
イモを作ったり、掘ったり楽しい、しかし汗水のいる作業が子供らには必須である。そこから生きるエネルギーを得るのである。
 
 
 
手を動かして命を学ぶ…農業・畜産実習
 
2014年07月02日 11時45分     読売
 
 スーパーやコンビニで簡単に手に入る食物がどのようにして生み出されるのか――。教室とグラウンドだけで学校生活を過ごしているだけなら考えることもない身近な、そして重いテーマ。
 
日本大学藤沢中学校(神奈川県藤沢市)が、1・2年時に実施している農業と畜産の体験学習は、10代前半の生徒たちにとって、命と自然について思いを巡らす貴重な体験となっている。

植え付けから収穫まで…農作業で自然を実感
 
力を合わせてジャガイモを掘る生徒たち

班ごとに取れ高を競う 1500平方メートルもの広大な畑でジャガイモやナス、トマトなどを栽培する農業実習。隣接する日本大学生物資源科学部の農場で、1年生全員の合同授業で週に1度行われている。取材に訪れたのは、2か月前に植えたジャガイモの収穫日。生徒は10人前後の班に分かれて担当区画のジャガイモを掘る。
 
「見て、こんなに大きくなっている」
「ここすごいよ、いっぱい出てくる」
「他の班に負けないようにたくさん掘ろう」
 
と元気いっぱいの生徒たち。
 
どちらかというと都会っ子が多いというが、泥も虫もなんのそので、農作業に精を出す。そのかたわらにはコーチ役の大学生がつきっきりで生徒たちを指導。
 
 「彼らは生物資源科学部の学生で、ボランティアでこの授業のサポートをしてくれています。生徒たちにとっては、それほど年の離れていない年長者と接するいい機会になっています」
 
と楠本文雄教頭は農業実習の狙いをこう語る。
 
 「植え付けから収穫までの一連の作業を経験することで、食べ物ができるプロセスを学べます。その過程には苦労もあれば、思うようにいかないことも多々あります。今回も水はけの悪い区画の取れ高が悪かったようです。そうした自然の摂理を目の当たりにすれば、やはり、食べ物のありがたみを実感しますよね」
 
 それだけではない。自然が生徒たちに教えてくれることはたくさんある。
 
 「丹精込めて育てた食物を収穫前に虫に食べられてしまって悲しい。でも虫も僕と同じようにジャガイモを食べるんだと思った。同じように生きているんだと感じた」
 
 ある生徒は、虫食いのジャガイモを手にそんな感想を漏らした。そんな光景はそこここで見られる。それは取りも直さず、この農業体験が食育だけでなく、情操教育にも役立っていることを物語っている。
 
 収穫されたジャガイモははかりにかけられる。一番多かった班の収穫量は79.8キロにもなった。収穫物は生徒一人ひとりが家に持って帰るが、あまり取れなかった班の生徒におすそ分けする生徒の姿も見られた。
 
 「共同作業を通して社会性や協調性が育まれているのでしょう。中には教員にも分けてくれる生徒もいるんですよ」
 
(楠本教頭)

生まれたばかりの子豚…「いつかは食べられる」複雑な心境
 
機械実習で恐る恐るトラクターを運転する生徒

畜産実習で牛に餌を与える生徒

動物たちと触れ合う畜産実習 2年生になると畜産・機械実習にチャレンジすることになる。このフィールドワークは大学の農場で1日がかりで実施される。
 
 「機械実習ではショベルカーやトラクターの操縦を体験します。畜産実習は牛や豚のフン掃除や餌やり、タイミングがよければ搾乳もします。このフィールドワークの前に肉の塊からソーセージを作る食品加工実習も経験していますから、農業体験から一歩踏み込んだ情操教育といえます」
 
(池田直哉先生)
 
 畜産実習を体験した久野裕大君に話を聞いた。
 
 「豚の品種によって食べる餌が違うことや、食肉用の豚と子どもを産む豚とに分けられているなど、知らないことがたくさんありました。一番印象に残っているのは出荷前の子牛の表情です。毛をとかしたり水をあげたりして世話してきただけに、とても考えさせられました」
 
 同じく実習を受けた吉岡佐織さんは、人と動物の関係を考えるきっかけになったという。
 
 「生まれたばかりの子豚がいたんですが、この子もいつかは食べられてしまうのだと思うと心が締めつけられました。たしかに食用として人が繁殖させた子豚なのですが、そのためにこの世に生を受けたということを考えると複雑な心境でした。何が正しくて、何が間違っているのかは分かりませんが、物事にはいろいろな側面があるんだと感じました」
 
 農業体験から始まり食品加工や畜産も経験するフィールドワーク、どの生徒もこれまで当たり前に食べていた肉も、命あるものと実感し、感謝の気持ちが芽生えたと口をそろえる。
 
それは、この実習教育が、食べ物ひいては命について考えるきっかけとして大きな役割を果たしていることの何よりの証しだ。中学時代に積んだこれらの体験は間違いなく生徒たちの貴重な財産となるはずだ。
 

断食は免疫系を再生させる?

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今はプチ断食で1日2食である。それでも動かない科学者にとっては食べすぎである。そこで最近は外で農作務するようにしている。
 
現代人は動物のくせに動かないし、食べすぎである。これでは病気になってしまうのも当たり前ではないか。サラリーマンも役人も研究者もガンなどの座り病で亡くなるケースが多い。農作業で自分の食べるものを確保せよ!である。
 

断食の効用:免疫系を再生させる科学的確証
 
2014.6.16 MON    wired.jp    

TEXT BY MICHELA DELL’AMICO
TRANSLATION BY TAKESHI OTOSHI
WIRED NEWS (ITALIA)

断食することにより、免疫系が回復するという研究結果が発表された。高齢者やガンの化学療法を受けている患者にとってとりわけ有益な発見だ。
 
わたしには、毎年数日間断食をする友人が2人いる。彼らは、最初は疲労して空腹を感じるけれど、その後すぐに、より力強く、集中して、活動的で、エネルギーがあふれているように感じるのだと証言する。
 
わたしはこうしたことに常に魅力を感じてきた。しかし、完全に納得したことはなかった。ほかでもなく、怠慢のためだったが。
 
しかし今、南カリフォルニア大学長寿研究所のヴァルテル・ロンゴの行った研究が、科学的確証をもたらしている。3日間の断食は、免疫系全体を再生させる。これは、高齢者においてもだ。
 
これまで断食は確かに「流行」したが、栄養学者たちの見解は反対だった。
 
しかし、研究によれば、短期間食事をしないことで細胞は刺激を受け、新しい白血球を生み出すことになる、というわけだ。白血球は、感染に打ち勝ち、病気を遠ざけることで、免疫系を回復させる。
 
ロンゴはこう説明する。
 
断食の間に、体は、損傷し老化して不要となった細胞から解放されます。おそらくは、エネルギーを節約しようとするからでしょう。
 
高齢者や、化学療法を受けている人の体のことを考えるなら、私たちはこの効果の重要性をよく理解することができます。断食は、文字どおり新しい免疫系を作り出すのです」
 
実験の間、被験者たちは、6カ月ごとに2~4日間、食事を避けなければならなかった。分析からは、断食が、老化や腫瘍の成長のリスクと関係する酵素、PKA(プロテインキナーゼA)を減少させることに貢献したことがわかった。
 
hughesfulfordlab.com
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Protein Kinase C

Protein kinase C is a family of serine threonine kinases which are believed to play important roles in the regulation of mammalian growth, differentiation and apoptosis.
 
During activation PKC isoforms generally translocate from the cytosol to the membrane or other cellular compartments which provides a potential measure of the activation state of the isoform (Figure 1).
 
Individual isoforms are targeted to specific intracellular sites by receptors for activated PKC (Known as RACK = "receptor for activated C kinase") for the activated form of the isoform  which is probably necessary for appropriate and specific signaling.
 
化学療法を受けている患者においては、食事を控えることで、副作用が最小限になることが観察された。
 
「わたしたちは、断食が幹細胞を活性化させられることを発見しました。幹細胞は、免疫細胞を再生し、化学療法によって起きる免疫抑制の防止が可能になるようです。さらにマウスにおいては、免疫系を若返らせられるようになります」
 
もし確証が得られれば、この発見は、研究者たちが実験を行い始めた腫瘍患者たちにとって、この上なく有利なものになるだろう。
 
断食は、ジェノヴァのガズリーニ病院でロンゴが行った先行研究ですでに示されたとおり、化学療法の効果を最大20倍強化することができるだろう。
 
断食は、完全に健康な体にとっても、体調を改善するのに役立つとも言えるようだ。
 
「数日間食事を控えることが人体に害を与えるという証拠は何もありません。その一方で、特筆すべき恩恵をもたらすという強力な確証が存在します」
 
と、ロンゴは語った。

sciencedaily.com
 
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In the first evidence of a natural intervention triggering stem cell-based regeneration of an organ or system, a study in the June 5 issue of the Cell Press journal Cell Stem Cell shows that cycles of prolonged fasting not only protect against immune system damage -- a major side effect of chemotherapy -- but also induce immune system regeneration, shifting stem cells from a dormant state to a state of self-renewal.
 
In both mice and a Phase 1 human clinical trial, long periods of not eating significantly lowered white blood cell counts. In mice, fasting cycles then "flipped a regenerative switch": changing the signaling pathways for hematopoietic stem cells, which are responsible for the generation of blood and immune systems, the research showed.
 
The study has major implications for healthier aging, in which immune system decline contributes to increased susceptibility to disease as we age.
 
By outlining how prolonged fasting cycles -- periods of no food for two to four days at a time over the course of six months -- kill older and damaged immune cells and generate new ones, the research also has implications for chemotherapy tolerance and for those with a wide range of immune system deficiencies, including autoimmunity disorders.
 
"We could not predict that prolonged fasting would have such a remarkable effect in promoting stem cell-based regeneration of the hematopoietic system,"
 
said corresponding author Valter Longo, the Edna M. Jones Professor of Gerontology and the Biological Sciences at the USC Davis School of Gerontology, and director of the USC Longevity Institute.
 
"When you starve, the system tries to save energy, and one of the things it can do to save energy is to recycle a lot of the immune cells that are not needed, especially those that may be damaged,"
 
Longo said.
 
 "What we started noticing in both our human work and animal work is that the white blood cell count goes down with prolonged fasting. Then when you re-feed, the blood cells come back. So we started thinking, well, where does it come from?"
 
Prolonged fasting forces the body to use stores of glucose, fat and ketones, but also breaks down a significant portion of white blood cells. Longo likens the effect to lightening a plane of excess cargo.
 
During each cycle of fasting, this depletion of white blood cells induces changes that trigger stem cell-based regeneration of new immune system cells. In particular, prolonged fasting reduced the enzyme PKA, an effect previously discovered by the Longo team to extend longevity in simple organisms and which has been linked in other research to the regulation of stem cell self-renewal and pluripotency -- that is, the potential for one cell to develop into many different cell types.
 
Prolonged fasting also lowered levels of IGF-1, a growth-factor hormone that Longo and others have linked to aging, tumor progression and cancer risk.
 
"PKA is the key gene that needs to shut down in order for these stem cells to switch into regenerative mode. It gives the 'okay' for stem cells to go ahead and begin proliferating and rebuild the entire system,"
 
explained Longo, noting the potential of clinical applications that mimic the effects of prolonged fasting to rejuvenate the immune system.
 
"And the good news is that the body got rid of the parts of the system that might be damaged or old, the inefficient parts, during the fasting. Now, if you start with a system heavily damaged by chemotherapy or aging, fasting cycles can generate, literally, a new immune system."
 
Prolonged fasting also protected against toxicity in a pilot clinical trial in which a small group of patients fasted for a 72-hour period prior to chemotherapy, extending Longo's influential past research: "While chemotherapy saves lives, it causes significant collateral damage to the immune system. The results of this study suggest that fasting may mitigate some of the harmful effects of chemotherapy," said co-author Tanya Dorff, assistant professor of clinical medicine at the USC Norris Comprehensive Cancer Center and Hospital. "More clinical studies are needed, and any such dietary intervention should be undertaken only under the guidance of a physician."
"We are investigating the possibility that these effects are applicable to many different systems and organs, not just the immune system," said Longo, whose lab is in the process of conducting further research on controlled dietary interventions and stem cell regeneration in both animal and clinical studies.
 
 
 
 

断食によって起こる心身の変化

 
dr-watanabe.nakano.tokyo.jp/fasting/

1.毒素排出(デトックス効果)

間違った食生活を続けていると体に本来備わっている肝臓の解毒システムが低下します。すると細胞の働きを邪魔する毒素=有害物質(食品添加物、薬品、貴金属など)が主に脂肪などに蓄積されるのですが、断食をすると脂肪が燃えるため、毒素も排出されます。
 
2.脂肪燃焼

体のエネルギー源である食べ物が入ってこないと、体は脂肪や肝臓に蓄積されているグリコーゲンをエネルギーとして利用するようになるため、脂肪の分解=燃焼が進みます。また脂肪が燃えると、脳内のα波の発生を促すケトン体が作られるので、集中力が増し、心が安らぐ効果もあります。
 
3.免疫力の向上

断食により内臓が休まり、腸内環境が整うと、免疫力の担い手である血液中の白血球などが活性化します。
 
同時に断食中は、普段食べ物の消化に使われているエネルギーが免疫系と組織再生のプロセスに回るので、免疫力が向上し、弱った細胞も正常に生まれ変わります。
 
4.内臓の働きの回復

過食や飲酒、ジャンクフードなどの精製炭水化物が主体の食事は、胃腸や肝臓、膵臓、腎臓などを働き詰めにさせ、機能を低下させてしまいます。食を断つことで内臓は休息を与えられ、また普段消化吸収に費やされているエネルギーが組織の再生に使われるようになるため、機能の回復が望めます。
 
5.腸内環境のリセット

肌荒れやアレルギーの元凶ともいわれる腸内環境は、基本的に3日以上食べ物が入ってこないとリセットされ、善玉菌が増えて腸内の環境が整います。同時に、断食中は排泄力も高まるので、腸内に溜まっていた老廃物や食べ物のカスが排泄され、腸の働きもよくなります。
 
断食がもたらす効果
 
前述の1.~5.のような変化が起こることにより、次のような効果がもたらされます。

あらゆる不調が解消

頭痛や肩コリ、慢性的なだるさ、肌の不調、便秘、アレルギー(アトピー、喘息、鼻炎)や慢性胃炎、下痢、高血圧(軽症)、生理不順、無月経、更年期障害、不妊症、冷え性、肥満、片頭痛などの改善に効果があります。
 
体が引き締まり、心がリラックスし、頭脳も冴え渡ります。

睡眠中にしっかりと休息がとれ、寝起きも良くなります。
 
生活習慣の改善
 
断食により生活習慣が変わる人も少なくありません。
 
中でも乱れた生活習慣を改めるのに、断食は有効です。現代人は豊かな食生活を満喫できる一方、過食になりやすく、働き詰めの消化排泄器官の機能が低下しがちです。それが原因で内臓に負担をかけ、肥満、脂肪肝、糖尿病などさまざまな不調を招いています。

私達の行動は脳(意識)ではなく、習慣に支配されています。そのため過食を治すには、まず習慣を断ち切ることが必要です。食事の悪癖を断ち切り、適切な食生活を習慣づける機会として、一定期間食を断つ断食はとても効果的です。
 
.断食の注意点
 
•断食をすると慢性的な疲れが取れ、心と体、頭が驚くほどクリアになると多くの体験者は口をそろえます。そう聞くと今すぐにでも実践したくなるかもしれませんが、食べないという行為自体が一つのストレスに成り得るので、心が疲れている時や仕事が忙しい時はおすすめできません。
 
また、断食を始めると頭痛、吐き気、腰痛などいわゆる好転反応が出てくる場合がありますが、体に無理がかかるとその反応が強く出やすく挫折しがちです。加えて、断食中は水分を十分に取り、30~40分の散歩など軽い運動をして胃腸を刺激したほうが高い効果を得られます。運動をする時間が取れ、リラックスできる環境を作ってから実践することが大切です。
 
•断食中はエネルギーの供給を断つことにより、長期の場合身体の組織が破壊されます。脂肪だけでなく、筋肉、骨、毛髪などもその対象になります。
 
•断食をすることで身体がエネルギー不足となり、かえってエネルギーをためこもうとして「リバウンド」という現象がおこります。
 
いわゆる「食べ過ぎ」です。
 
このリバウンドを避けるため、断食後は一定期間の回復食が必要です。回復食とは、断食後いきなり普通の食生活に戻るのではなく少しずつ摂取カロリーを増やす、また消化の良いものから摂取してゆくものです。
 
一般には、断食した日数と同じ日数は回復食で過ごす必要があるといわれています。断食の重要なポイントは、「回復食」であると言っても過言ではなく、この為入院も必要な事が多いわけです。
 
.

名城大付属高教諭が肺結核、生徒ら39人に感染

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蔓延を防ぐたねにもすぐ公表すべきであった。
 
名城大付属高教諭が肺結核、生徒ら39人に感染
 
2014年07月02日 21時18分   読売
 
 名古屋市中村区の私立名城大学付属高校は2日、40歳代の男性教諭が肺結核の診断を受け、生徒ら計39人に感染していたと発表した。
 
〒453-0031 名古屋市中村区新富町1-3-16
 
イメージ 1
 
 
 
イメージ 2うち4人は発病し、投薬治療を受けている。
 
 同校によると、男性教諭は3月31日、愛知県内の病院で肺結核と診断された。
昨年秋頃から、せきが続くなどの症状がみられたが、最寄りの医療機関では原因がわからなかったという。
 
3月末まで授業を続け、現在は自宅療養中。
 
同校は男性教諭の診断を受け、全教員と男性教諭が担当した生徒、卒業生の計293人に検査を実施。
 
教諭8人、
生徒20人、
卒業生11人
 
の感染が判明し、このうち教諭、生徒各1人、卒業生2人の発病を確認した。
 
 同校は保健所などと相談し、過度な不安を駆り立て、生徒が差別されるなどの恐れがあるとして、公表を控えていたという。
 

法科大学院修了の1万人「連絡取れない」

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よれよれの法科(放火)大学院である。文科省が責任をもって全国10程度に集約すべきである。実に無責任な大学院行政である。
 
駄目弁護士を増やしてアメリカのような訴訟社会にすべきではない。国政批判までする裁判はやりすぎである。
 
 
 法科大学院修了の1万人「連絡取れない」
 
2014年07月01日 13時22分  読売
 
法科大学院修了者のうち、大学院側が進路を把握していない人が3割を超えていることが文部科学省の調査で分かった。
 
イメージ 1 司法試験合格率が低迷し修了後も法曹になれない人が多数いる中、就職先など進路確保が急務になっており、文科省は大学院に対し、修了者をフォローして支援を強化するよう求めている。
 
 調査は、学生募集を停止した大学院も含む73校に昨年10月末時点での状況を聞いた。
 
その結果、2005~12年度の8年間での修了者3万3222人のうち、45・5%の1万5122人が司法試験に合格していたが、連絡が取れない「不明」が32・3%(1万721人)と2番目に多かった。
 
11・9%(3958人)が「司法試験の勉強中」で、6・9%(2292人)が就職していた。

小学生の犯行現場、刑事さん張り込み

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最近、玄関前のミニ花壇の水桶がひっくり返され困っているという。一番ひどいのが外にある水道栓の開放である。水道局が水漏れでは?驚くくらいの水道料金請求という。
 
何かもっと大きな事件につながる可能性があるので監視カメラをつけようかなど昨晩話し合った。
 
それにしてもこのようなイタズラをするのは誰であろうか。1ヶ月も続くので渋る警察を説得して本日午後(犯行時間は午後1時以降)に2階ベランダから若い私服刑事さんに張り込みを依頼した。
 
2時間くらいショッピングをして帰宅すると水桶はそのままである。今日は犯行はなかったか?ところが私服刑事さんが見事、犯行現場をキャッチしたのである。
 
なんと犯人は小学生だった!一見かわいらしい小学生が大胆な犯行をするとは思えない!刑事さんが撮影した動画を見て一同納得である。
 
集団的自衛権で稚拙な平和願望がマスコミを賑わしているが、隣国に危険な国が多い日本では、あまりにも甘いものと、今回の事件で思い知らされた。
 
楽観的な善意主義ではこの世は渡っていけないのである。
 
若い刑事さん、張り込みご苦労さまです。差し入れのコーヒーとタバコでがんばってくれた。
 
イメージ 1さて、犯行現場差し押さえであるが、2人の小学生が近づいてきたらしい。職業上、この2人と直感したという。我々一般人にはかわいいらしい小学生にしか見えないのであるが。
 
次の画像で右の子が驚くべき行動に出る!
 
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何と一人が水桶に向かっているではないか。
 
 
 
 
 
 
 
 
水をばら撒いて逃げている現場を押さえる。
 
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刑事さんは893言葉で子供を叱咤したらしい。顔は青くなり震え上がって抗弁したという。「皆がやっている!」と。親にも怒られたことがない今の子供らである。悪いことは、ここでStopしないと、どこかの議員さんではないが、泣きじゃくって抗弁するものである。
 
皆がやるから自分もやっていいのか?と一喝。この事件も果たして一件落着か。
 
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生命合成、ミラーの忘れられた実験?

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ミラーの頃の化学研究、華やかりし頃の実験の話を聞くと何故かホッとする。今は洪水のような数の大衆研究者の下らない研究ばかりで欧米の学術雑誌を開くのも苦痛である。
 
 Origin of life: Stanley Miller's forgotten experiments, analyzed
 
Date:June 25, 2014       sciencedaily.com
Source:Georgia Institute of Technology
 
Summary:
イメージ 1Stanley Miller, the chemist whose landmark experiment published in 1953 showed how some of the molecules of life could have formed on a young Earth, left behind boxes of experimental samples that he never analyzed.
 
The first-ever analysis of some of Miller's old samples has revealed another way that important molecules could have formed on early Earth.
 
Images: 1) Stanley Miller in his UC San Diego lab in 1970/UCSD Archives.
 
The study discovered a path from simple to complex compounds amid Earth's prebiotic soup.
 
More than 4 billion years ago, amino acids could have been attached together, forming peptides. These peptides ultimately may have led to the proteins and enzymes necessary for life's biochemistry, as we know it.
 
In the new study, scientists analyzed samples from an experiment Miller performed in 1958.
 
To the reaction flask, Miller added a chemical that at the time wasn't widely thought to have been available on early Earth. The reaction had successfully formed peptides, the new study found. The new study also successfully replicated the experiment and explained why the reaction works.
 
"It was clear that the results from this old experiment weren't some sort of artifact. They were real,"
 
said Jeffrey Bada, distinguished professor of marine chemistry at the Scripps Institution of Oceanography at the UC San Diego. Bada was a former student and colleague of Miller's.
 
The study was supported by the Center for Chemical Evolution at the Georgia Institute of Technology, which is jointly supported by the National Science Foundation and the NASA Astrobiology Program.
 
The study was published online June 25 in the journal Angewandte Chemie International Edition. The work was primarily a collaboration between UC San Diego and the Georgia Institute of Technology in Atlanta. Eric Parker, the study's lead author, was an undergraduate student in Bada's laboratory and is now a graduate student at Georgia Tech.
 
 
Jeffrey Bada was Stanley Miller's second graduate student. The two were close and collaborated throughout Miller's career. After Miller suffered a severe stroke in 1999, Bada inherited boxes of experimental samples from Miller's lab. While sorting through the boxes, Bada saw "electric discharge sample" in Miller's handwriting on the outside of one box.
 
"I opened it up and inside were all these other little boxes,"
 
Bada said.
 
"I started looking at them, and realized they were from all his original experiments; the ones he did in 1953 that he wrote the famous paper in Science on, plus a whole assortment of others related to that. It's something that should rightfully end up in the Smithsonian."
 
The boxes of unanalyzed samples had been preserved and carefully marked, down to the page number where the experiment was described in Miller's laboratory notebooks.
 
The researchers verified that the contents of the box of samples were from an electric discharge experiment conducted with cyanamide in 1958 when Miller was at the Department of Biochemistry at the College of Physicians and Surgeons, Columbia University.
 
An electric discharge experiment simulates early Earth conditions using relatively simple starting materials. The reaction is ignited by a spark, simulating lightning, which was likely very common on the early Earth.
 
The 1958 reaction samples were analyzed by Parker and his current mentor, Facundo M. Fernández, a professor in the School of Chemistry and Biochemistry at Georgia Tech.
 
They conducted liquid chromatography- and mass spectrometry-based analyses and found that the reaction samples from 1958 contained peptides. Scientists from NASA's Johnson Space Center and Goddard Space Flight Center were also involved in the analysis.
 
The research team then set out to replicate the experiment. Parker designed a way to do the experiment using modern equipment and confirmed that the reaction created peptides.
 
"What we found were some of the same products of polymerization that we found in the original samples,"
 
Parker said.
 
"This corroborated the data that we collected from analyzing the original samples."
 
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In the experiment from 1958, Stanley Miller had the idea to use the organic compound cyanamide in the reaction.
 
Scientists had previously thought that the reaction with cyanamide would work only in acidic conditions, which likely wasn't widely available on early Earth.
 
The new study showed that reactive intermediates produced during the synthesis of amino acids enhanced peptide formation under the basic conditions associated with the spark discharge experiment.
 
"What we've done is shown that you don't need acid conditions; you just need to have the intermediates involved in amino acid synthesis there, which is very reasonable,"
 
Bada said.
 
Why Miller added cyanamide to the reaction will probably never be known.
 
Bada can only speculate.
 
In 1958, Miller was at Columbia University in New York City. Researchers at both Columbia and the close-by Rockefeller Institute were at the center of studies on how to analyze and make peptides and proteins in the lab, which had been demonstrated for the first time in 1953 (the same year that Miller published his famous origin of life paper).
 
Perhaps while having coffee with colleagues someone suggested that cyanamide -- a chemical used in the production of pharmaceuticals -- might have been available on the early Earth and might help make peptides if added to Miller's reaction.
 
"Everybody who would have been there and could verify this is gone, so we're just left to scratch our heads and say 'how'd he get this idea before anyone else,'"
 
Bada said.
 
The latest study is part of an ongoing analysis of Stanley Miller's old experiments.
 
In 2008, the research team found samples from 1953 that showed a much more efficient synthesis than Stanley published in Science in 1953. In 2011, the researchers analyzed a 1958 experiment that used hydrogen sulfide as a gas in the electric discharge experiment.
 
The reactions produced a more diverse array of amino acids that had been synthesized in Miller's famous 1953 study. Eric Parker was the lead author on the 2011 study.
 
"It's been an amazing opportunity to work with a piece of scientific history,"
 
Parker said.
 
 
イメージ 2

wired.com
 
A fresh look at forgotten vials from Stanley Miller’s primordial-soup-in-a-bottle experiments implies that volcanoes seeping hydrogen sulfide helped form some of life’s earliest ingredients.
 
Sulfur’s presence makes it possible to synthesize a greater variety of amino acids — the molecules that link to form protein chains — and gives nascent life a larger palette of chemicals from which to select.
 
“When you are analyzing old samples, you always hope in the back of your mind that you are going to find something really cool,”
 
says primary author Eric Parker, a graduate student now at Georgia Tech.
 
“It was a pleasant surprise to see such a large array of different amino acids and amines.”
 
In Miller’s classic experiments, dating from the early 1950s, electricity — standing in for lightning — zaps a few basic chemicals, water, methane, hydrogen and ammonia, to simulate the atmospheric conditions on Earth before life began.
 
Miller became famous for showing that simple chemicals could be combined with relative ease to form some of the building blocks of life.
 
This 1958 experiment, originally unpublished and revisited March 21 in the Proceedings of the National Academy of Sciences, marked Miller’s first inclusion of hydrogen sulfide, the chemical that makes rotten eggs smell and a prime component of volcanic gas emissions, in the primordial mix.

Using modern chemical analysis techniques, Parker’s team found 23 amino acids, seven other compounds and four amines, a breakdown product of amino acids.
 
This was far more than typical analysis of past samples, which yielded five to 10 amino acids. Several of the amino acids were synthesized for the first time, including methionine, a required building block for many proteins in animals, plants and fungi.
 
The newly identified collection of amino acids is also similar to those found in meteorites, meaning sulfur may have help assemble life’s ingredients off this planet, as well as on.
 
Sandra Pizzarello, an Arizona State University chemist who was not involved with the study, agreed with Parker’s chemical detective work. She noted, however, that all experiments seeking to synthesize prebiotic chemicals are limited.
 
Earth’s early atmospheric conditions aren’t known, and the reactions in this experiment could only have happened near a source of sulfur.
 
On a primordial Earth, that would have meant volcanoes. Whereas Miller originally focused on chemical reactions in the atmosphere, the primordial soup may have gathered in a volcanic bowl.
 
Volcanic origins were suggested by a 2008 reanalysis of another forgotten Miller experiment conducted by Jim Cleaves, a geochemist at the Carnegie Institution of Washington, and Scripps Institute of Oceanography biochemist Jeffrey Bada. Both are former students of Miller, and plan to revisit more of his old experiments.
 
“Miller was a real packrat. He didn’t throw anything out,”
 
said Cleaves, Miller’s final lab student and inheritor of the lab.
 
“Sitting on the shelf was this box, I thought, ‘I don’t know what these are, but I can’t bear to throw them out!’”
 
 

中国産の落花生からカビ毒アフラトキシン

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不思議なことに日本で古来から用いられる麹菌はaflatoxin , AFTを作らないらしい。AFT合成の遺伝子群は有するという。資料2を参照。
 
 
中国産の落花生からカビ毒 名古屋市が回収命令
 
   2014年7月3日 21時06分    中日新聞
 
  名古屋市瑞穂区の菓子製造業「ナカムラ」が販売した中国産「味つけ落花生」から、発がん性物質のカビ毒「アフラトキシン」が検出され、市は3日、同社に製品回収を命じた。
 
この製品は主に、愛知、岐阜、三重各県のスーパー「ヤマナカ」で販売されている。
 
 ナカムラは、中国で加工された落花生を名古屋市内で袋詰めし、販売している。
 
問題のカビは国内に生息しないため、中国で付着したとみられる。
 
市は6月下旬、中村区の「ヤマナカ八田フランテ館」店頭で定期検査を実施。
 
一部の製品からアフラトキシンを検出し、売り場にあった9袋の回収を命じた。食品衛生法はアフラトキシンが含まれる製品の販売を禁じている。
 
 ナカムラは同じ時期に輸入した落花生を使った、賞味期限8月20日~9月26日の972袋を回収している。消費者の問い合わせには午前9時から午後6時まで電話=052(841)8065=で応じる。
 
 市によると、体重60キロの人が、検出された量の発がん性物質を含む落花生半個(0・3グラム)を1年間、毎日食べ続けた場合、肝臓がんのリスクが上がるのは1千万人に1人で、市は
 
「食べても、即座に体調が悪くなることはない」
 
と話している。

資料1
 
生合成と種類
 
satehate.exblog.jp/9710289/
 
イメージ 1
 
 
イメージ 2
 
 
資料2
 
カビ毒「アフラトキシン」
 
(iph.pref.osaka.jp/news/vol39/news39_2)
 
アフラトキシンの主な汚染食品は、トウモロコシ、落花生、豆類、香辛料、木の実類です。
 
大豆、小麦、米などの穀類にも低頻度で汚染があります
 
アフラトキシンはたいへん熱に強く、一旦作られると、通常の加工調理過程ではほとんど分解せず、除去することが困難となります。
 
アフラトキシンの発見
 
1960年、イギリスのイングランド地方で春から夏にかけて10万羽以上の七面鳥雛が次々と斃死する事件が起こりました。当時、原因がわからなかったため、“七面鳥X病”と呼ばれましたが、その後の研究で、ブラジル産ピーナッツミールを飼料として与えたためとわかりました。
 
ピーナッツに生えていたカビ(Aspergillusflavus)がカビ毒を作ったためで、その原因となったカビ毒は、A.flaとtoxin(毒)をあわせてアフラトキシンと名付けられました。
 
アフラトキシンには少なくとも16種類の化合物がありますが、毒性や毒力から重要なものは、アフラトキシンB1, B2, G1, G2, M1です。
 
畑土壌にいるカビが食品や飼料となる農作物を汚染し、保存中に発育してB1, B2, G1 ,G2を作ります。
 
そして、家畜、特に乳牛がその飼料を食べると、体内でB1が代謝されて、M1となり乳汁中に排泄されます。
 
そのため牛乳中にM1が含まれることになり、その加工品である粉ミルクやチーズも汚染されることになります。

アフラトキシンの毒性
 
これらのアフラトキシンは大量に摂取するとヒトや動物に急性の肝障害を起こします。主な症状は黄疸、急性腹水症、高血圧、昏睡などです。
 
最近では2004年にケニアでアフラトキシン中毒が発生し、317人の黄疸患者が報告され、そのうち125人が死亡しました(患者致死率:39%)。
 
湿気の多い環境下でトウモロコシを保存したため、保存中にA.flavusが高濃度のアフラトキシンを作り、それを食べたためと考えられました。
 
2005年には、アメリカでアフラトキシンに汚染されたペットフードを食べた犬が23匹死亡し、同じペットフードでイスラエルでも犬23匹が死亡するという事件がありました。
 
一方、少量を長期間摂取した場合の慢性毒性としては、原発性肝癌の可能性が高くなります。
 
特にアフラトキシンの摂取量が高く、かつB型肝炎ウイルス(HBV)罹患率の高い国や地域における疫学調査では、HBV感染はアフラトキシンによる発癌リスクを高めることが示唆されました。
 
生涯にわたりアフラトキシンB1を体重1kgあたり1ng/日摂取したときの肝臓癌が生じるリスクは、HBV感染者では0.3人/10万人/年、HBV非感染者では0.01人/10万人/年と推定されています。
 
アフラトキシンを作るカビ
 
亜熱帯地域に生息するAspergillus属Flavi節に分類されるカビが作ります。A.flavusは主にアフラトキシンB1, B2を、A.parasiticusとA.nomiusはアフラトキシンB1, B2, G1, G2を産生します。
 
日本古来、麹菌として酒、味噌、しょうゆなどの発酵に使用されてきたA.oryzaeとA.sojaeは、A. flavusとA.parasiticusと形態学的に非常によく似ています。アフラトキシン発見以降、それぞれが同種か否かで論争が続いていましたが、現在では、分類指標とされている遺伝子群の解析やゲノム解析により、A. oryzaeとA.flavus、A.sojaeとA.parasiticuはそれぞれ同種で、馴化株と野生株の関係にあるとわかりました。
 
麹菌はアフラトキシンを作らないことが確認されていますが、アフラトキシンを作る酵素の遺伝子群はもっています
 
イメージ 3菌株の選別や継代の過程でそれらの遺伝子の一部分が欠損し、逆に発に有用な酵素の遺伝子群が発達したと考えられています。
 
A.flavusは温帯地域にも生息しますが、アフラトキシンを作る株の割合は亜熱帯地域よりずっと少なくなります。
 
日本では西日本以南の地域でアフラトキシン産生株が検出されたことがあります。しかし、現在まで、規制値(10μg/kg)以上のアフラトキシンB1が検出された国産食品はありません。
 
つまり、アフラトキシンに関しては国産食品ではなく輸入食品(原材料を含む)からの曝露(摂取)をいかに少なくするかが課題となります。
 
 
 

なぜ、暑さでダウンするのか?

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連日30℃を超える暑さで外での農作務が困難になって来た。所謂、熱中症の状態である。暑さで心臓もドキドキするし、頭痛も寝ていても取れないのである。
 
化学者であるので、自分のこの熱に対する弱さをカバーしようと考えた。水分補給も塩分補給も結構であるが、まず炎天下の体を冷やさなければならない。そこで頭に手のひら大の氷を一つ載せて帽子を被り、首に2個の氷をタオルで包み巻くのである。
 
アレ不思議、これで頭痛も解消し炎天下でも平気で作業できるのである。もちろん水分補給は行なう。腕への水のスプレーなども良いらしい。米陸軍の水濡れのTシャツを着るのも高温環境で夜作業する郵政の非常勤の若者に人気である。
 
日本人は汗腺の絶対量が少なく、それがワールド・サッカー大敗の原因の一つなのかも知れない。
 
さて、なぜ私のように熱に弱い人々がいるのかを東京医科大の行岡さんに聞いてみよう。

どうも高温環境でATP合成が出来なくなるタイプの人が遺伝的にいるらしい。
   
熱中症を引き起こす仕組みと予防、
および重症化しやすい体質について
 
東京医科大学 救急医学講座主任教授 行岡哲男
 
 熱中症は、高温・多湿な環境のなかでは誰でも発症する可能性があります。特に激しいスポーツの最中や厳しい労働環境の中、または高齢者や子供が注意をしなければなりませんが、家の中や、体力の十分にある大人でも発症する危険性があります。
 
 一方、最近の研究では、熱中症で体温が40℃を越える状態が続くと、病状が悪化しやすい体質の人がいることが分かってきました
 
 とはいえ、体質の如何を問わず、熱中症は「予防」が大切です。節電に配慮しつつ、環境を整え、水分と塩分の摂取に留意して、熱中症を退け、共に夏を乗り越えましょう。
 
 以下では、熱中症が引き起こされる仕組みと予防策、そして熱中症が重症化しやすい体質について遺伝子レベルでの研究成果を含め、Q&Aの形式で説明します。
 
Q1:暑くなると、なぜ汗が出るのでしょうか?
 
A : 人の体温は、皮膚で計ると36.5℃程度、内臓や血液では37℃程度に調節されています。この血液の温度は脳で常にチェックされています。室内外を問わず、周囲が暑くなると体温も上がっていきます。
 
この変化をキャッチした脳は、皮膚に汗を出す指令を送ります。
 
皮膚表面の汗は、蒸発するときに熱(気化熱)を体から奪います。この結果、体が冷やされることになり、体温が元に戻ります。つまり、暑くなると汗が出るのは、脳が体を冷やすように指令を出しているからなのです。
 
 木陰のそよ風や扇風機の風が心地よく感じられるのは、風により皮膚表面から汗の蒸発が促され、より多くの蒸発熱により体が冷やされるからです。
 
Q2:汗をかいたときには、水分だけでなく塩分の補給も必要でしょうか?
 
A : 汗を出すには、当然のことですが水分が必要です。ですから、暑い環境では水分補給が必要になるわけです。そして、汗の量が増えるほど、汗に含まれる塩分の濃度は高くなり、量も多くなります。
 
こうした場合、塩分を含まない水分だけを補給していると、当然ながら体の塩分が少なくなってしまいます。これが、汗を大量にかくような環境では、水分だけでなく、塩分を補給することが必要な理由です。
 
 特に、若い人が暑い環境下で激しいスポーツや仕事をする場合、大量の汗をかくので、水分とともに十分に塩分を摂ることがより重要です。
 
具体的には、スポーツドリンクなどが水分と塩分の補給には便利です。なお、お茶は塩分を殆ど含みません。
 
Q3:熱中症にはどのような症状があるのでしょうか?
 
A : 熱中症は高温環境を前提とします。この環境下で起こる病的状態の「総称」が熱中症です。
 
これを「発汗なし~大量発汗」と、体温「平熱~高熱」の2軸で分けます。
 
こうすると、以下の図ように、熱中症は、
 
「日射病」、
「熱けいれん」、
「熱疲労」、
「熱射病」
 
に区分でき、「熱射病」は他のタイプが重症化した最終的な病像であり、生命に危険がおよびます。
 
イメージ 1 高温環境で「発汗が大量」なら体は熱の放散( 体の冷却 )を懸命に行っており、一方、高温環境にも関わらず「発汗なし」は熱の放散( 体の冷却 )をしていない、ということです。
 
 高温環境にも関わらず「体温が平熱」なら、十分な放熱により体に熱がたまっていないということになります。
 
この状態で頸部や頭部が太陽光で温められ、相対的に頭皮等の血流が増えるなどの理由で、気分が悪くなるのが「日射病」です。
 
  「熱けいれん」(小児の「熱性けいれん」とは異なります)は、若く健康な人が高温環境で運動等をして、大量の汗をかき、水だけを飲んだ場合に典型例が起こります。
 
体温が平熱から微熱程度に上昇し、やがて高温となれば「熱射病」となります。
 
水ばかりを大量に補給すると塩分が薄まり、筋肉に痛みが出て、あちこちの筋肉でけいれんのような状態(れん縮)を起こし「熱けいれん」という特徴的な病状となります。
 
 「熱疲労」は高齢者に特徴的で、汗があまり出ず(汗腺も少なく、汗を出せない)状態で体温がじりじりと上がります。ほとんど汗が出ない場合もあり、この場合は急速に体の中に熱がたまり、やがて「熱射病」となります。
 
 「熱射病」では、意識障害やけいれん、さらに多臓器不全が起こります。

Q4:熱中症で体温が上がってしまうのはどうしてでしょうか?

A : 熱中症になると必ず体温が上がるわけではありません。脳の指令により発汗して、体温を下げる効果が有効である限り(日射病のように)、体温は上昇しません。
しかし、発汗で失う熱(気化熱)よりも、さらに多くの熱が周囲から体内に取り込まれる状態が続くと、次第に体温が上がり始めます。
 
若い人でもしっかりと水分と塩分を補給して、汗を大量にかいても環境が苛酷であれば、体を冷やすことができず体温が上がります。
 
 一方、高齢者では汗を出す汗腺が、年を重ねるごとに少なくなっています。
 
大量の汗により体を冷やすことが若い人達のようにはできないのです。このため、高温環境では体温が上がりやすくなります。
 
高温環境では、発汗による水分や塩分の喪失を補うことは全ての年齢層で重要ですが、汗腺が少なく大量の汗を出すことができない高齢者では、体温を上げないために環境に配慮することがより重要になります。
 
 体温が上がっても、発汗していれば脳の指令により体を冷やそうと努力していることが分かります。しかし、体温が上がっていても発汗が無い場合は、体温の調節が出来ない状態になっている可能性があります。
 
Q5:インフルエンザなどと熱中症とでは体温上昇の仕組みが違うのでしょうか?
 
A : インフルエンザや肺炎などでは、ウイルスや細菌の感染によって色々な物質が血液に出てきて、これが脳の体温の設定温度(通常は血液の温度で37℃)を上昇させてしまいます。
 
これによって、たとえば、脳の体温設定温度が39℃になれば、血液の温度が39℃になるまで、脳は汗を出す指令(=体温を下げる指令)を出さなくなるのです。
 
この結果、血液の温度が39℃という発熱状態となります。
 
 ところが、熱中症では、基本的には脳の体温設定温度は正常のまま、過酷な高温環境や、汗腺の減少によりうまく体が冷やせなくなることで、体温が上がってしまうのです。
 
Q6:熱中症では解熱剤が効かないというのは本当でしょうか?
 
A : インフルエンザや肺炎による体温上昇(発熱)は、解熱剤で熱が下がります。しかし、熱中症では、解熱剤が効きません。
 
 解熱剤の効果は、異常に上昇してしまった脳の体温設定温度を、正常(血液の温度で37℃)に戻すことにあります。
 
ですから、ウイルスや菌の感染により発熱した人では、解熱剤により脳の体温設定温度が正常(血液の温度で37℃)に戻ることで発汗が起こり、体温は下がります。
ところが、熱中症では、基本的には脳の体温設定温度は正常であることから、解熱剤の効果は無いということになります。
 
Q7:熱中症で特に危険な状態は?
 
A : 「汗が出ず、体温上昇」です。高温環境にもかかわらず汗が出ていないということは、もはや汗も出せないような脱水状態か、脳が機能障害に陥り発汗の指令を出さなくなった可能性が考えられます。
 
いずれにせよ、高温環境に対応する力を失ったことを意味しますから、汗が出ていない状況で体温が高ければ、さらにどんどん体温が上昇する危険があります。速やかな対応が必要です。
 
Q8:体温の上昇に特に弱い体質の人がいるのでしょうか?
 
A : 私たちの細胞は、エネルギーを使ってその機能を維持しています。このエネルギーは、栄養素から取り出してATPという物質に取り込まなければ、利用することはできません。このATPは、細胞内にあるミトコンドリアで主に作られています。
 
 最近、体温が40℃以上になると、細胞内のミトコンドリアでATPがうまく作れなくなる体質の人がいることが分かってきました。
 
また、この体質(生まれ持った体の性質)が、遺伝子のタイプによって決められていることも分かってきました。
 
こうしたタイプの遺伝子は日本人の13.9~21%が持っているとされます。
 
Q9:熱中症での体温上昇にも弱い体質の人がいるということでしょうか?
 
A : 熱中症になり、「体温40℃以上」でかつ「意識障害またはけいれん」があるような重症化した(熱射病)の患者さんで調べたところ、体温が40℃以上になるとATPをうまく作れなくなる遺伝子を持つ人が、45.5 %で確認されました。
 
熱中症は、高温・多湿の環境で発症しますが、体温が40℃以上にまで上昇したような場合、体質的に重症化しやすい人がいるということです。
 
イメージ 2 ただ、残念ながら、この遺伝子タイプは、研究室での複雑で高度な解析が必要であり、現段階では、病院で一般的に行える検査ではありません。
 
しかし、この遺伝子タイプの人でも体温40℃以上に上昇しなければ問題は起こりません。したがって、上に述べたような予防策が最も重要であることはかわりないということです。
 
 なお、インフルエンザで発熱し、インフルエンザ脳症という重症な病状となった人でも、46.2%と高頻度でこの遺伝子タイプが確認されています。
 
Q10:体温40℃以上に弱い体質の仕組みとは?
 
A : 少し専門的な話になりますが、3大栄養素の一つである脂肪は、脂肪酸という物質としてミトコンドリアに入ることではじめてATP産生に利用できます。この脂肪酸をミトコンドリアに取り入れる役割を担うのがCPTⅡという酵素です。
 
このCPTⅡが遺伝子タイプによっては、体温40℃以上でその機能が低下する熱不安定型のたんぱく質となることを、徳島大学・疾患酵素学研究センターの木戸博教授らの研究グループが見出しました。
 
 そこでインフルエンザで40℃以上の高体温となり、インフルエンザ脳症として重症化した人の遺伝子タイプを解析すると、CPTⅡが熱不安定型のたんぱく質となる遺伝子タイプを持つことが多いことが分かりました。
 
この場合、運動を含み通常の生活では全く問題が起こらないのですが、体温40℃以上が続くとCPTⅡの機能低下により、脂肪からのATP産生によるエネルギー確保が難しくなります。
 
特に、毛細血管の壁である血管内皮細胞はそのエネルギーの70%を脂肪に頼っており、深刻なエネルギー不足の状態が起こりえます。
 
血管内皮細胞が障害されると、脳では意識障害やけいれんに繋がる可能性もあり、脳だけでなく全身の血管内皮細胞の障害により、多臓器不全のリスクが高くなります。
 
 同じことが、熱中症でも予想されました。そこで、東京医科大学・救急医学講座と徳島大学・疾患酵素学研究センターの共同研究により、「体温40℃以上」でかつ「意識障害またはけいれん」がある重症な熱射病の患者さんを調べたところ、CPTⅡが熱不安定型のたんぱく質となる遺伝子タイプを持つ人が通常(13.9~19.8%)よりも高い割合(45.5%)であることが確認されました。
 
 
Q11:CPTⅡが熱不安定型のたんぱく質となる遺伝子タイプとは?
 
A : たんぱく質としてのCPTⅡを作る遺伝子はCPT2と表記されますが、これは第1染色体に存在します。このCPT2(遺伝子)の1055番目の塩基がチミンからグアニンに置き換わり(1055T>G と表記します)、その結果、高熱によって機能が著しく低下してしまう酵素となります。([1055T>G/F352C] と表記します。)
 
 また、CPT2(遺伝子)の1102番目の塩基がグアニンからアデニンに置き換わり(1102G>A と表記します)、その結果、これ単独では高熱によるCPTⅡの酵素活性低下は起こりませんが、[1055T>G/F352C]と重なることで、高熱で酵素活性が著しく低下することが分かっています。

以上
 

クレマチスが咲いてきました

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暑くてガーデンの手入れが大変です。毛虫もまだ発生していますが90%は竹で叩き落しました。根性ですよね。ワールドサッカーの日本チームに欠けているのはこれです。いくら海外試合で研鑽を積もうが有名監督を入れても無駄です。試合後、おいしい食事を皆として夜はガールハントですからこれでは強くなれません。
 
獲物を狙うワイルドな感覚というのは獲物を狙う鋭さから生まれるものです。私は毛虫退治で随分と目が良くなり、感覚も鋭くなりました。
 
さて、裏門にある見慣れない紫の花が目に留まりました。
 
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これは白の三尺バーベナでしょう。薄青いのは消えたか?
 
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赤のシャクヤクが咲いています。
 
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セントジョーズではなくてセントジョンズワートも開花です。花を潰すと血色の汁が出ます。近くのDuponを退職した人も知っていました。忙しく海外に飛び、足から来る脳血栓で視野が狭くなり、すぐ退職したといいます。
 
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ピペリカムでしたか?
 
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sc-engei.co.jp/plant/garden_tree/cultivate/238
 
濃い緑色の葉によく映える、キンシバイやビヨウヤナギの黄金色の花は、初夏から夏へと移り変わる季節を知らせてくれます。近年、海外からの新しい種類が加わったため、これらを総称して、属名のヒペリカムと呼ばれるようになりました。
 
 キンシバイやビヨウヤナギは、中国原産の半常緑潅木で、日本には江戸時代に渡来しました。これらの仲間(ヒペリカム・オトギリソウ属)の日本原産種には、薬草として用いられるオトギリソウやトモエソウなど20種ほどがありますが、いずれも草本植物です。
 
 オトギリソウは「弟切草」と書き、その由来には以下のような話が伝えられています。花山院の御代、代々伝わるある薬草(オトギリソウ)でタカの傷を治していた鷹匠が、その秘密をほかに漏らしてしまった。それを聞いた鷹匠の兄は激憤して弟を切り、その血しぶきがオトギリソウに飛び散った。以来、葉に黒色の斑点がついたという。このようにオトギリソウは古くから切り傷の薬草として利用されてきました。
 
 木本のヒペリカムで近年栽培されるようになったものには、矮性のカリキヌム、キンシバイに似た大輪の花を咲かせる‘ヒドコート'、葉がクリーム色と赤色で縁取られる‘トリカラー'、赤色の果実が美しい‘エルステッド'などがあります。どれも花の少ない6月下旬から7月に黄色い花を咲かせ、株も大きくならないので、宿根草と組み合わせたり、庭のちょっとしたスペースや、ロックガーデンに植えてもよいでしょう。


 
十字のクレマチスです。
 
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クレマチスの咲く頃(2)

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これは、チューリップ咲きのクレマチスです。
 
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ゴールドコイン、ダイヤーズカモミールも咲いてきました。とにかく忙しい頃です。
 
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ポレニウム?かわいらしいのが沢山咲いています。
 
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ヤロー(白)です。最近、赤や黄色やピンクのヤローが消えてしまいました。
 
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これも良く見るのですが、お名前は?
 
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紫のホタルブクロ
 
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白のカンパニュラです。良く増えてくれます。裏門で見かけた紫の花はカンパニュラでしょうか。
 
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これもポレニウム?
 
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ボリジも咲きそうです。青いのは貴族がワインに浮かべます。人々は愉快になり、あらゆる悲しみや憂鬱を忘れることができると。
 
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さあ、皆様も花ツアーお疲れでしょう。大輪の白いクレマチスです。
 
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確か昨年6月頃に専門店で入手したクレマチスです。寒い冬を越して残ってくれたとは!
 
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Ptピンサー錯体の燐光

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ピンサー型Pt燐光錯体
 
ロシアはPtの豊かな国ですからね。こういう研究も盛んなのでしょう。南アフリカの地質はどうなっているのでしょう。ダイヤモンド、白金、金となんでもありそうですね。
 
hoxsin.co.jp/contents/plat_topics120828   白金産出
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koei-j.co.jp/archives/category/colum   レアメタ
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ピンサー配位子とは面白いものです。まあPincerもChelateのようなものです。蟹のハサミならぬクワガタのハサミ?または蟹の口も配位に関与!
 
ピンサー(publish.uwo.ca/~njones26/research)
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ピンサー2(blogs.rsc.org/dt/2011/05/03/hot-article-picking-the-perfect-pincer/)
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ピンサー3(acswebcontent.acs.org/prfar/2012/Paper11871)
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E-C-E(E は電子供与性ヘテロ官能基)型一価のアニオン性三座配位子であり、金属-炭素結合を含んでいるため、配位子から金属への強い電子供与性を有しており、種々の反応、触媒としての機能が広く研究されている化学種という(東工大資源研)。
 
かなり剛直な配位子の中央に位置している配位原子が形成する金属-炭素結合が二個のアーム部位の置換基によって形成される金属に対する配位によって安定化されるため、従来の有機金属化合物よりも顕著な錯体の安定性を形成。
 
下のWikiの説明が優れている。
 
In chemistry, a pincer ligand is a type of chelating agent that binds tightly to three adjacent coplanar sites, usually on a transition metal in a meridional configuration.
 
 The inflexibility of the pincer-metal interaction confers high thermal stability to the resulting complexes.
 
This stability is in part ascribed to  the constrained geometry of the pincer, which inhibits cyclometallation of the organic substituents on the donor sites at each end.
 
In the absence of this effect, cyclometallation is often a significant deactivation process for complexes, in particular limiting their ability to effect C-H bond activation.
 
The organic substituents also define a hydrophobic pocket around the reactive coordination site. Stoichiometric and catalytic applications of pincer complexes have been studied at an accelerating pace since the mid-1970s. Most pincer ligands contain phosphines.
 
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Reactions of metal-pincer complexes are localized at three site perpendicular to the plane of the pincer ligand, although in some cases one arm is hemi-labile and an additional coordination site is generated transiently.
 
Early examples of pincer ligands (not called such originally) were anionic with a carbanion as the central donor site and flanking phosphine donors and are referred to as PCP pincers.

窒素固定に応用も
 jsps.go.jp/seika/2011/vol1_002
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東京女子医大、学長解任、医学部長問責!

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全国的に大学理事会や理事長の保身に走る横暴が許しがたい状況になってきています。問題を解決しようとする学長解任とはあまりにもひどすぎますね。すべて大学法人化を強行した文科省の責任ですね。
 
怪しげな人々が大学組織を乗っ取り、勝手な振る舞いをしている例が多い。命令に従わない時は事務方を使い業務命令を乱発する。

 東京女子医大の死亡医療事故 病院側対応批判の学長解任 
 
2014.7.7 05:00 sanspo.com
 
東京女子医大は6日、臨時理事会を開き、同医大病院で首を手術した2歳男児が死亡した医療事故で病院側の対応を批判していた
 
笠貫宏学長を解任、
高桑雄一医学部長を問責
 
することを決めた。
 
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 笠貫学長によると、事故をめぐり吉岡俊正理事長や理事らに総退陣を求めたり、独自に記者会見を開いたりして学内を混乱させたことが理由とされた。
 
理事会終了後、取材に応じた笠貫学長は
 
「理由に正当性はなく、受け入れる気持ちはない。大学改革のために何をすべきか考えたい」
 
と述べた。
 
理事長らは取材に応じなかった。
 
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ウイルス耐性問題に光?

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新聞の報道では肝心の化合物がでてこない。daily-tohokuがCDK9の働きを弱める「FIT039」という化合物ときちんと報道している。文系の新聞記者では対応できない時代になってきた。
 
薬物耐性という困難な課題が解決できれば良いが。

薬剤耐性ウイルス抑える化合物 京大チームが開発.
 
daily-tohoku.co.jp
 
薬が効かない耐性ウイルスの増殖を抑えられる化合物を京都大の萩原正敏教授(分子生物学)のチームが開発し、米科学誌電子版に9日発表した。
 
 皮膚にただれなどの症状が出るヘルペスウイルスで有効なことを確認。薬剤耐性を獲得したウイルスに効く薬の開発につなげられるよう臨床研究に入りたいとしている。
 
チームは、ウイルスが人の体内に侵入し増殖する際に、人やマウスなどの哺乳類が持つ細胞内の酵素「CDK9」を利用することに注目。
 
 CDK9の働きを弱める「FIT039」という化合物を作り、薬剤耐性ヘルペスウイルスに感染したマウスに塗ると、皮膚のただれが改善した。ウイルスが増殖できなくなったと考えられる。萩原教授は
 
「人や動物の側に作用するので、ウイルスが変化して耐性を獲得しても、効果が期待できる」
 
と話す。
 
耐性ができていないとみられるウイルスでも有効性があり、結膜炎や肺炎を起こすヒトアデノウイルスに感染した人の細胞で増殖を抑えられた。
 
 エイズや、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスでも有効性を示す可能性がある。インフルエンザなど、どんなウイルスに効くのか今後研究を進める。
 
 CDK9はDNAからタンパク質を作る過程に関わるが、細胞内には同様の働きをする酵素が他にあるため、チームは機能を阻害しても悪影響はないとみている。
 
 
耐性ウイルス抑える物質開発 京大、ヘルペスで有効性
 
2014年07月09日 13時00分  京都新聞
 
新しいメカニズムで作用する抗ウイルス薬の候補物質を、京都大医学研究科の萩原正敏教授らのグループが開発した。皮膚にただれなどの症状を起こし、従来の薬が効かないヒトの耐性ヘルペスウイルスに対しマウスの実験で有効性を確認した。米学会誌で9日発表した。
 
 ウイルスは、感染相手(宿主)の細胞に寄生してタンパク質を合成し、増殖する。
 
従来の抗ウイルス薬は、ウイルスの特定のタンパク質を標的にしてその機能を抑える仕組みだがウイルスがタンパク質の構造を変化させて耐性を獲得し、薬が効かなくなるのが問題だった。
 
イメージ 1 グループは、ウイルスの増殖に必要な感染相手のタンパク質の働きをなくす手法を考え、遺伝子の合成を制御するタンパク質CDK9の働きをなくす化合物を開発した。
 
ヒトの薬剤耐性ヘルペスウイルスに感染したマウスに、この化合物を塗ると症状が改善した。
 
CDK9が働かなくなったことで、ウイルスが増殖できなくなったとみている。また、他のタンパク質が機能を代替するために大きな副作用はないという。
 
 今回見つけた化合物は、風邪などを引き起こすアデノウイルス、子宮頸がんの原因となるパピローマウイルス、エイズウイルスなどに効果が期待できるという。萩原教授は
 
「飲み薬としても使える。来年度には京大病院で臨床研究を始めたい」
 
と話している。
 

jci.org/articles/view/73805
 
 
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