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年齢と解糖系とミトコンドリア系比率

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細胞のエネルギーシステム、解糖系とミトコンドリアTCA回路に関する興味深い解釈だが正しい話なのであろうか?
 
細胞内のエネルギーシステムは、年齢により変化
 
解糖系とミトコンドリア系のエネルギーを必要に応じて使い分けていますが、年齢によっても変化します。
 
shizenharikyu.jimdo.com
 
・20歳位までは、解糖系が優位

・20~50歳代:解糖系とミトコンドリア系の比率が1対1(年代により、多少の比率は変わる)

・40~50歳代:解糖系からミトコンドリ系への移行が強くなる。

60歳代以降:ミトコンドリア系が主体
 
年齢とともに、無理が利かなくなったと感じるのは、ミトコンドリア系への移行が進んでいるからともいえます。ですから、年齢=体のエネルギーシステムにあった生活の仕方(無理をしないなど)も必要になってきます。 
 
50歳すぎてもいっぱい糖質とってたらヤバい
 
my-simplicity.com/2015/05/26/carbo/
 
ミトコンドリアがはたらく原料は『酸素』。多くの酸素を取り込んでいます。
 
ところが、50歳過ぎても糖質が多いと『解糖系』が働いてしまいますから、ミトコンドリアのお仕事を妨害してしまうことになるのです!
 
妨害するだけでなく、ミトコンドリアが取り込んだいっぱいの酸素が、体に悪い『活性酸素』に変わってしまうのだそうです!
 
活性酸素は、酸化力が強くさまざまな細胞分裂を酸化させてしまう、悪いやつ。老化やがんにつながるもの。
 
このようなことが無いように、50代以降の人は『ミトコンドリア系エンジン』を活性化させてあげるような、生活態度をしてゆかなくてはなりません。
 
一番簡単なのは、炭水化物を控えることですね。
 
 
 ヒトは解糖系とミトコンドリア系の2つのエネルギー生成系がある。
 
  yuji5327.blog.jp/archives/51980191

子供時代は解糖系が優位だが、大人になると、1対1になり、60代以降、解糖系が縮小し、最期を迎える。
 
「安保徹著:エネルギー生成系で知る病気の成り立ち、學士會会報No891(2011-Ⅵ)の「2つの生き物の合体である私達」
 
「人は一生の中でエネルギー系をシフトさせていく」
「過酷な生き方をすると、無酸素の癌細胞が目覚める
「生殖とは、2種類の細胞の合体の再現である」
「癌が発生しやすい場所、しにくい場所」
「ミトコンドリアが正常に機能しないと、癌が発生する」
 
の小節は参考になる。著者は新潟大学大学院医歯学総合研究科教授で著書も多く説得力がある。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
 
1.人は一生かけて解糖系とミトコンドリア系の2つのエネルギー生成系をシフトさせていく。子供時代は解糖系が優位だが、大人になるにつれ、1対1に調和していく。60代から70代になると、解糖系が縮小しミトコンドリア系が拡大し、最期を迎える。このシフトを考えた時、子供、大人、お年寄りの特徴が全部見えてくる。
 
2.子供は解糖系なので、瞬発力できびきび遊ぶが、乳酸が溜まり易くすぐ疲れる。エネルギー効率が悪いので、10時や3時のおやつも含めて沢山食べる必要がある。成長とはまさに全身で活発に細胞分裂が起こっていることである。こういう子供特有の性質は大体18歳から20歳で終わり、成長が止まる。
 
3.大人になると、活発な細胞分裂は皮膚、腸上皮、骨髄、男性の精子等でしか起きなくなる。エネルギー効率の良いミトコンドリア系が増えてくるので、3食で足りるようになる。両者がちょうど1対1で調和するので、瞬発力にも持続力にも富む年代である。
 
お年寄りになるにつれ、解糖系が縮小するので分裂が少なくなる。
 
お年寄りの皮膚はしばらく分裂していないような皮膚である。
 
瞬発力も衰えるので突発的な事故に対応できなくなる。
 
しかし、ミトコンドリア系が主体となるので持続力は残る。お年寄りは根気の要る仕事が得意である。
 
最も特徴的なのは、ミトコンドリア系のエネルギー効率の良さを反映して、小食になることである。
 
江戸時代からお年寄りの養生訓が腹八分目だったのは、解糖系からミトコンドリア系へのシフトを体験的に実感していたからである。
 
4.ミトコンドリアが最も少ないのが癌細胞である。
 
癌細胞は20億年前に無酸素で生きていた私達の古い先祖と言える。
 
今の医学界では、紫外線、食品添加物、放射線、大気汚染などの発癌物質が原因となって遺伝予が突然変異を起こし、癌を引き起こす、と考えられているが、そうではない。
 
私達は心配事が続いたり忙しすぎて寝不足が続いたりすると、低体温や低酸素になる。ストレスの多い過酷な状況下では、20億年前の無酸素の細胞をもう一回作り出さないと適応できない。
 
癌は、遺伝子の突然変異で起こるのではなく、過酷な生き方に適応するために20億年前の細胞に先祖返りした現象である。
 
5.細胞を蛍光色素で染色すると、ミトコンドリアの数を数えることができる。1細胞当たりのミトコンドリア数は、赤筋や心筋で約5000個、卵子で約10万個だが、精子には約100個しかない。20億年前、私達は無酸素で生きる原核細胞と有酸素で生きるミトコンドリアの合体でできた。私達は、少しずつ放出される活性酸素で酸素焼けして老化して死ぬ。
 
しかし、皆が老化して死んだら子孫を残せない。そこで男性は、ミトコンドリアの殆どない精子、すなわち解糖系生命体を作り、女性はミトコンドリアだらけの成熟卵子を作ることで、20億年前の解糖系とミトコンドリア系の合体をやり直すのが生殖である。
 
6.私達の古い先祖である解糖系生命体は、分裂促進遺伝子、すなわち癌遺伝子を持ち、分裂を繰り返していたが、ミトコンドリア生命体と合体した際、分裂抑制遺伝子が持ち込まれた。そのため心臓や赤筋などミトコンドリアが多い場所に癌は発生しない。
 
癌ができやすいのは、ミトコンドリアが少ない分裂細胞、すなわち皮膚、腸上皮、そこに付随した分泌腺細胞である。これらの場所でも、ストレスが少なく酸素をたっぷり取り込んでいる間はミトコンドリアが分裂を抑制している。
 
しかしストレスの多い生活を続けると、ミトコンドリアが正常に機能しなくなり、低酸素・低体温・高血糖への適応として、解糖系生命体=癌細胞が目覚める。
 
7.パンを作る際、パン酵母に多く含まれるミトコンドリアに大いに働いてもらう必要がある。生地を充分こねてたっぷり酸素を含ませた後、しばらく温かい所で寝かせる。こうしてミトコンドリアの機能を活性化すると、生成された水素が酸素と結びついて水になる。同時に発生した炭酸ガスによってパン生地はふっくらと膨らむ。
 
8.酒やビールを造る時は逆である。清酒酵母やビール酵母のミトコンドリアを不活性化するために、清酒では寒仕込みにし、ビールやワインでは密閉して酸素が入らないようにする。そうするとミトコンドリアの持ち込んだ分裂抑制遺伝子も働かなくなるので、分裂が促進されアルコール発酵が進む。
 
9.私達が過酷な生き方をして低酸素・低体温・高血糖が続くと、ミトコンドリアが不活性化し、ミトコンドリアが持ち込んだ分裂抑制遺伝子も働かなくなり、ミトコンドリアの少ない場所から癌細胞が生まれる。今の医学では、癌のメカニズムは解明されていないので抗癌剤など対症療法の治療しかなく、日本人だけで年間35万人が癌で亡くなっている。
 
10.ミトコンドリアが正常に機能しないストレスの多い生き方が癌の原因なのだから、ミトコンドリアが正常に機能する状態にすれば癌細胞は増えないはずである。解糖系の癌細胞は温かさと酸素に弱いので、入浴と湯たんぽと深呼吸が効果がある。
 
11.最終的に癌細胞を攻撃するのは、リンパ球であるナチュラルキラー細胞や胸腺外分化T細胞である。ストレスの多い生活を続け消化管の内部環境が悪化すると、これらのリンパ球が育たない。結局、食事が大切である。食物繊維の豊富な野菜や海草やキノコ、未精白の穀物で、古いリンパ球を育てる。そうすれば、癌の進行は大体1、2ヶ月で止まる。
 
12.最終的にリンパ球が働いて退縮まで行くには1年ぐらいかかる。あまり焦らずに、ゆっくり取り組めばいいのである。癌細胞は20億年前の先祖だから、あまり悪いものと考えずに、付き合えばいいのである。
 

Wet Adhension 湿った環境下で粘着する小分子

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湿った環境下で粘着する小分子
 
水素結合で粘着かな?カテコール系の(鉄輸送担体)シデロホア鉄キレ-タ-siderophoreらしい。イネ科の根もシデロホアという強力な低分子鉄キレ-タ-(ムギネ酸)を分泌する。

Wet adhesion is a true engineering challenge.
 
Marine animals such as mussels(ムール貝), oysters and barnacles フジツボ,エボシガイare naturally equipped with the means to adhere to rock, buoysブイ and other underwater structures and remain in place no matter how strong the waves and currents.
 
Synthetic wet adhesive materials, on the other hand, are a different story.
 
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Taking their cue from Mother Nature and the chemical composition of mussel foot proteins, the Alison Butler Lab at UC Santa Barbara decided to improve a small molecule called the siderophore cyclic trichrysobactin (CTC) that they had previously discovered. They modified the molecule and then tested its adhesive strength in aqueous environments. The result: a compound that rivals the staying power of mussel glue.
 
Their findings appear in the journal Science.
 
"There's real need in a lot of environments, including medicine, to be able to have glues that would work in an aqueous environment,"
 
said co-author Butler, a professor in UCSB's Department of Chemistry and Biochemistry.
 
 "So now we have the basis of what we might try to develop from here."
 
Also part of the interdisciplinary effort were Jacob Israelachvili's Interfacial Sciences Lab in UCSB's Department of Chemical Engineering and J. Herbert Waite, a professor in the Department of Molecular, Cellular and Developmental Biology, whose own work focuses on wet adhesion.
 
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"We just happened to see a visual similarity between compounds in the siderophore CTC and in mussel foot proteins,"
 
Butler explained. Siderophores are molecules that bind and transport iron in microorganisms such as bacteria.
 
"We specifically looked at the synergy between the role of the amino acid lysine and catechol,"
 
she added.
 
"Both are present in mussel foot proteins and in CTC."
 
Mussel foot proteins contain similar amounts of lysine and the catechol dopa. Catechols are chemical compounds used in such biological functions as neurotransmission. However, certain proteins have adopted dopa for adhesive purposes.
 
From discussions with Waite, Butler realized that CTC contained not only lysine but also a compound similar to dopa. Further, CTC paired its catechol with lysine, just like mussel foot proteins do.
 
"We developed a better, more stable molecule than the actual CTC,"
 
Butler explained.
 
"Then we modified it to tease out the importance of the contributions from either lysine or the catechol."
 
Co-lead author Greg Maier, a graduate student in the Butler Lab, created six different compounds with varying amounts of lysine and catechol. The Israelachvili lab tested each compound for its surface and adhesion characteristics. Co-lead author Michael Rapp used a surface force apparatus developed in the lab to measure the interactions between mica surfaces in a saline solution.
 
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Only the two compounds containing a cationic amine, such as lysine, and catechol exhibited adhesive strength and a reduced intervening film thickness, which measures the amount two surfaces can be squeezed together. Compounds without catechol had greatly diminished adhesion levels but a similarly reduced film thickness.
 
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Without lysine, the compounds displayed neither characteristic.
 
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"Our tests showed that lysine was key, helping to remove salt ions from the surface to allow the glue to get to the underlying surface,"
 
Maier said.
 
"By looking at a different biosystem that has similar characteristics to some of the best-performing mussel glues, we were able to deduce that these two small components work together synergistically to create a favorable environment at surfaces to promote adherence,"
 
explained Rapp, a chemical engineering graduate student.
 
"Our results demonstrate that these two molecular groups not only prime the surface but also work collectively to build better adhesives that stick to surfaces."
 
"In a nutshell, our discovery is that you need lysine and you need the catechol,"
 
Butler concluded.
 
"There's a one-two punch: the lysine clears and primes the surface and the catechol comes down and hydrogen bonds to the mica surface. This is an unprecedented insight about what needs to happen during wet adhesion."

 ムギネ酸
 
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レゴでカスタマイズ「サイボーグ義手」が与えてくれる力

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子供でも老人でも毎日が創意工夫が重要です。机に座って勉強だけでは楽しくない。何かを生産する毎日である必要性があります。
 
レゴでカスタマイズできる「サイボーグ義手」が子どもたちに与えてくれる〈強さ〉
 
「子どもたちの義手を少しでも楽しいものにしたい」
 
コロンビア出身のデザイナーが故郷で出会った少年からヒントを得て開発したのは、レゴによって宇宙船やロボットに変身する、モジュール式の義手だった。
 
2015.8.19 WED     wired.jp
 
レゴがちょっと力を貸せば、子どもたちの義手も“サイボーグ化”できる。
 
「Iko」と名づけられたその新しい義手は、レゴの部品を使って無限のカスタマイズが可能だ。子どもたちは想像力に任せて、自分の好きな義手を自由につくることができるのだ──。
 
近年、義肢はどんどん進化している。デザイナーたちは、3Dプリンターなどの新技術を活用して、義肢をより美しく、ファッショナブルにしたりあるいは防水機能をつけたりしている。
 
義肢が使いやすく、またデザインの表現の幅も広がれば、それを身に着ける人にとっては心強い。
 
Ikoを製作したのはカルロス・アルトゥーロ・トーレス。彼がつくったのは、白いプラスチックの部品を組み合わせた義手だ。子どもたちは、例えばパーツを外し、そこに宇宙船を取り付けることも簡単にできる。
 
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「心理学を研究している友人に言われたのです。子どもは何かできないことがあっても、社会に出るまでそれを実感することはない、と」。
 
トーレスはこう続ける。
 
「そして、いざそれを実感するときには、子どもは非常につらい思いをするのだ、と」
 
Ikoは、3?12歳までの子どもを対象としており、そのサイズは調整可能だ。対象年齢が幅広いのは、自尊心が形成される大切な時期に対応するためだ。
 
シカゴを拠点にデザイナーとして活躍しているトーレスは、レゴ社の実験研究部門「Future Lab」でインターンシップをしていた半年の間にIkoを開発した。研究所にいる間、彼はレゴがもつ“社会的つながりを強める力”に衝撃を受けた。
 
そして、“自分で改造できる義手”の存在は、それを身に着ける子どもたちに対する関心を高められるかもしれないと考えたのだ。

 トーレスは、レゴの支援を受けて故郷ボゴタへとわたり、当地のリハビリ施設・Cirecにて義手をつけた患者たちを対象に調査を行った。彼はそこで、ダリオくんに出会う。
 
ダリオくんは8歳の活発な男の子で、生まれつき右腕の肘から下がなかった。
 
ある日、トーレスはダリオくんがノートに10本腕のロボットを描いているのを見ていた。
 
「彼は自分が描いたロボットについていろいろ話してくれて、ロボットの目を指差しながらこう言ったんです。ロボットは、自分で自分の目をつくるのだと。
 
なぜなら、このロボットが欲しいものを知っているのは、このロボットだけだから、と。それを聞いた瞬間、まるで自分のなかで何かが爆発したように感じました」
 
レゴをどのように義手に組み込むべきか、トーレスはそのとき、完全に理解したのだという。
 
Ikoを身に着けた子どもたちは、必要なものをレゴでつくり、それを取り外し可能な接続端子に取りつけることができる。基礎部分は、上腕に装着する。
 
ここには
 
a. バッテリー、
b. 回路、
c. 筋電位センサー
 
が搭載されている。これらが筋肉の動きを検知し、Ikoの先端に信号を送る。装着されているのがマインドストームロボットだろうと義手だろうと、何であろうと動かせる。バッテリーはスタンド充電式だ。
 
現在、トーレスはデザイン会社IDEOに常勤しているが、Cirecの支援により、Ikoへの取り組みも続けている。彼は、12月までにコロンビアの子どものための支援者を10?15人ほど募集している。また、Ikoの本格的な生産を始めるため、彼は投資家との話し合いも続けており、うまくいけば2017年までに準備が整うという。
 
トーレスは3Dプリンターでつくる低コストの義手の試作にも取り組んでいる。これは、Cirecにいる、重い障害をもつ少女のためのものだ。
 
ボゴタでダリオくんと義手の開発に取り組むなかで、トーレスは初めて、レゴでつくられた義手がもつ“変化を起こす力”に気付いた。
 
Ikoに取りつけ可能なレゴの宇宙船をつくる前、トーレスはダリオくんの友人のひとりに、ダリオくんの境遇をどう思うか尋ねた。返ってきたのは「気の毒だ」という答えだった。
 
宇宙船の義手が完成し、男の子たちが遊んだあと、トーレスは先ほどの友人に同じ質問をした。
 
「彼はこう言ったのです。ぼくもあれが欲しい!ってね」

今度はTimWalkerの作品のパクリ?

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パクリ五輪エンブレム製作者のお友達・擁護者が今度はイギリスのTimWalkerの作品を真似ているという。ユーミン(61)のジャケットアルバム『POP CLASSICO』(2013年)のデザインは正にパクリの巣である!
 
日本の現代の教育方法では独創的なデザイナーや画家は難しいであろう。それから離れたところに画狂人葛飾北斎のような人物が生まれるであろう。

 
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Reading Time: 6 minutes
 
fadedandblurred.com/spotlight/tim-walker/
 
Magical. Captivating. Eccentric. These are just a few of the words that have been used to describe the imaginative work of Tim Walker. Like Gregroy Crewdson, Walker’s photographs are not just made, they are meticulously crafted. From the kernel of an idea in his mind to the building of the sets, he is there every step of the way taking care to make sure every detail is exactly where he wants it. His photographs are filled with beauty and a sense of whimsy. They seem to have the ability to entrance anyone who looks at them.
 
Born in England in 1970, Walker started taking photographs as a teenager. His real passion, however, began during a year of work experience before going to college. As part of his job, he found himself setting up the Cecil Beaton archive in the Condé Naste London library. Beaton soon became his inspiration. The photographs he found had a wonderful sense of play and fantasy, which Walker was highly attracted to. He went on to study photography and, after graduation, worked as a freelance photography assistant in London before moving to New York, where he was lucky enough to assist for Richard Avedon.
 
 
北斎の大波を意識してるのか?左奥に感じも見れる。
 
ideafixa.com/os-sonhos-editoriais-de-tim-walker/
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After only a year in New York, Walker moved back to England to care for his father who was suffering from leukemia. He spent a lot of that time shooting the things that surrounded him – his house, his family, the gardens, the sheep – it all became a sort of therapy for him, and, by 1996 he had a decent portfolio, which he took to the Vogue fashion director and soon had landed his first story.
 
That spread in Vogue launched his career in the fashion world, although he was told by many that he was not cut out for fashion. He agrees, saying,
 
“The point of fashion is that you take the epicure洗練された感覚の持ち主 you want. And fashion is the only photography that allows fantasy, and I’m a fantasist. I love beautiful clothes, but I don’t give a monkey’s what’s on the catwalks.”
 
He loves fashion for its imagination, for the freedom it gives him to tell a story, the story he wants to tell.
 
Walker draws on childhood memories, using an imagination that most of us have lost sight of as we have grown older.
 
Using scrapbooks and diaries, he draws out ideas for shoots before they become reality. He uses words and stories and sketches. His final images are a result of hours of work and collaborating with others to come up with the exact narrative he is looking for. He says,
 
ideafixa.com/os-sonhos-editoriais-de-tim-walker/
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“I often doodle いたずら書きをするthe picture I have in my head before I take it, to show people what I have in mind. Also, what is available to me is my imagination is limitless, while I can’t always get it in reality. I create these fantastical environments, which I then have to turn into a real photograph, so drawing them first helps.”
 
Much the way David Fincher approaches film, the environments Walker creates are akin to theatrical sets; intricately detailed and stunningly designed. Every inch of the frame is full of things to look at, from the giant eggs of a giant swan, to the nearly destroyed antique toy cars in a dust-filled room. One of his set designers, Shona Heath, says he would rather spend his photographer’s fee on sets and props than on a first-class air fare. His images evoke a sense of wonder and bring to mind a time and place where the world is carefree and happy. Walker likes to capture imaginary places and juxtapose them with something which has already been. They bring a sense of nostalgia, yes, but it is nostalgia for something that has never really existed. We have never actually been to the places in the images, but we feel as though we have, somewhere along the way, perhaps in our dreams.
 
ハーバーポールカラーの服とレトロな漫画に包まれた少女*さりげなく頭にリボンが付いているのもキュートです♪    mery.jp/54639
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Walker takes great care in picking out his models, believing that the relationship between the subject and the photographer is key. The model has to be the star of the photograph and has to embody the mood of the image. She has to be able to tell you the story without speaking a word. This is why Walker calls the best models “silent-movie actresses.” They have to be able to assume a character, become a persona, not just wear the clothes and pose. They have to immerse themselves in the world he has created.
 
Walker’s worlds are physical worlds; nothing is done digitally. All of the sets are done using real props, including things like a giant camera or an airplane in a bedroom. He has never been interested in the technical side of the camera, instead he uses it as “a window to something magical.” He compares it to cooking; being able to mix “a bit of a memory with a bit of something that you’ve seen on a film, together with something you’ve read in a book, and then a certain color. And you mix it up to create a new picture.”
 
After seeing such great success with his photographs, Walker has moved into short films. In 2010 he created The Lost Explorer, a film based on a short story by Patrick McGrath.He doesn’t have any illusions that he would be an expert just because he is a photographer, saying the disciplines “are so different.” He was, however, able to draw on the same imagination he uses so well in photography. The film is almost an extension of his still images, with the same surreal and fantasy-like sets.
 
There is a magic in photography that we often lose sight of pursuing the business of photography. Walker has not only kept that magic, but has embraced it. You can never be depressed looking at Walker’s photographs. He brings a sense of joy and playfulness that is so often missing in fashion photography. Fashion seems to take itself so seriously when it should be about fun, or at least parts of it should be. Walker brings that fun element back in and relishes it, something we could take a lesson from.
 
vogue.co.uk/news/2014/04/11/tim-walker-amanda-harlech-sam-mcknight-alistair-oneill-garden-museum-discussion
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京のクマゼミ、今夏は激減

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京都のクマゼミ、今夏は激減 市街の緑地減少原因か
 
   2015年08月21日 10時20分 京都新聞
 
夏の風物詩、朝から大合唱するクマゼミが、今年は京都市内で激減したことが、京都産業大付属高の生物部(下京区)の調査で分かった。同部は「緑が減っていることが原因ではないか」とみている。
 
 調査は、鴨川の葵橋西詰(上京区)にあるアキニレの木を定点観測の場所とし、クマゼミとアブラゼミの抜け殻を毎朝回収する方式。
 
同部前身の京都成安高生物部が1997年に始めて以降、19年間、毎夏途切れることなく続けてきた。
 
イメージ 1 今年のクマゼミの観察は、7月11日から羽化終了の8月9日まで行った。抜け殻は昨年の半分にあたる292個。最少だった283個(2007年)に次いで少なかった。アブラゼミは163個で、極端な変化は見られなかった。
 
 初回調査から指導をする米澤信道顧問によると、市街地と山間部両方に見られるアブラゼミに対し、クマゼミは市街地や人里のみに生息する。
 
米澤さんは
 
「マンションや駐車場が増えたり、街路樹が伐採されたりするなど、京都市内の緑地環境の変化が影響しているとみられる」
 
と指摘する。
 
 生物部の調査で、クマゼミの一生は6年と判明しており、観測を始めた年から通算すると今年のセミは「ひ孫世代」にあたるという。
 
部長で2年の浜田恵衣さん(17)は
 
「調査した最初の年は1400個だったので、激減して驚いた。今後も観察を続け、ひ孫世代の傾向をつかみたい」
 
と話している。
 

無料「モバイル家庭教師」の波到

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学びたいことは今では殆どスマホで済みますからね。後は、それをKidsにどううまく説明できるかのみ。講義も家庭教師も自分の好みのものをネット上で。
 
無料「モバイル家庭教師」の波到来?
 
2015.08.20 11:04    news-postseven.com
 
 スマートフォンを使って遠隔の家庭教師に質問ができるサービス「PASTA」の事前登録が8月14日に開始。授業映像を無料で配信する「Try IT」とともに、モバイルで教育が受けられる時代の波が訪れている。
 
「PASTA」は「Personalized AI-Supported Teaching Assistant」の頭文字を取ったもので、対象は小学生から高校生まで。
 
わからない問題を写真で撮り、そこに「どこがわからないのか」などの質問を添えて送信すると、家庭教師が答えてくれるというものだ。
 
家庭教師は京都大学の学生が中心で、月に3回までの質問は無料。9月からのサービス開始に向けて、現在、事前登録が行われている。
 
また、無料の家庭教師サービスといえば、「家庭教師のトライ」を展開するトライグループでは、授業映像を無料で配信するサービス「Try IT」を7月から開始している。
 
この「Try IT」で受講できるのは、中学1~3年の英語・数学・理科・社会(地理・歴史・公民)の4教科6科目。パソコンやスマートフォンですべての授業を無料で閲覧することが可能で、さらに、テキストや問題集も無料でダウンロードできる。
 
もし、授業の内容でわからない点があった場合は、1回500円で講師に質問する「添削指導サービス」を利用できる。
 
それぞれ内容こそ違うが、家庭での教育にスマートフォンを活用するという点では共通する2つのサービス。ツイッターでは、
 
「(編集註:PASTAについて)これ、いいな。メモしておこう」
 
「家庭教師のtryがスマホ配信で授業やるそうだけど、教育界もネットで淘汰されるな」
 
「try it、家庭教師のトライが無料で動画授業を配信している。こんなん、ウチらが中学の頃はなかったで。恵まれた環境や。PC・スマホがあれば、どこでも勉強できる。ええな、中学生!!」
 
などの意見が寄せられており、好意的に受け止めながらスマートフォンの普及で教育が大きく変容していく様子を実感するネットユーザーも少なくないようだ。
 
ちなみに、「Try IT」はテレビCMも好評。テイラー・スウィフトの「Shke it off」に合わせて、いろいろな場所で学生などがスマホ片手に踊りまくるという内容で、ツイッターでは、
 
「このCM好き(*^^*)
このCM見ると暫く頭から曲が離れない
しかし…最初見た時はスマホのCMかと思ったよ(^^;)」
 
「“家庭教師のトライ”のスマホふるやつのCM出たい←ww
あの曲、好き!!」
 
などと人気となっている。
 
一見して教育サービスのものとは思えないこのCMだが、まさに変容する教育の姿を象徴しているのかもしれない。
 
(奈波くるみ)
 

禁止されても「色白」の肌が欲しい!

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白い肌、金髪、青い眼は神がくれた最高のものであろうが、飽き足らず髪を脱色したり、刺青をする者がいるという。
 
シュタイナーのファンタジーによると地球の5箇所で5色人(白黒赤青黄)が投射されたという。
 
マイケルジャクソンも白い肌と金髪碧眼の子どもが欲しいということであったらしい。
ところがWikiによると
 
「マイケルが患っているとされる病気は、尋常性白斑(vitiligo、vulgaris、しろなまず、白皮)という父方の病気で、皮膚の色素の一部分がぬけて、それが徐々に広がっていく(全身に広がってしまう事もある)自己免疫疾患である。」
 
イメージ 10
 
という。彼の父親はアフリカン・アメリカンではあるが、目が青いなど多少白人の血が混じっていたという。
 
しかし、マイケルジャクソンのように、9人の兄弟姉妹、また親戚には誰一人としてこの疾患者がいないことと、たった1年ほどで全身が白くなってしまったことなど、やはり薬剤の使用は間違いないという意見もある。
 
メラニン生成pathway

  bio.davidson.edu/courses/immunology/students/spring2003/leese/vitiligo
 
 
イメージ 1
 

イメージ 2イメージ 3メラニンの合成を阻止し、メラニンに変える物質チロシナーゼ酵素の活性を抑制するというヒドロキノンやビタミンC、アルブチンやコウジ酸は美白剤に用いられるが、どの程度効果があるのか。
 
イメージ 4ヒドロキノンはビタミンCなどの美白成分とハイドロキノンが大きく異なる点イメージ 5は、既に出来てしまったシミに対して還元作用があるらしい。効果も10~100倍と。

 
 
 
 
メラニン構造
Wiki イメージ 6
 
 
 禁止されても「色白」の肌が欲しい、コートジボワール女性たち
 
2015年08月14日 16:56 発信地:アビジャン/コートジボワール
【8月14日 AFP】
 
西アフリカ・コートジボワール(Ivory Coast)の最大都市アビジャン(Abidjan)の美容師、ファトウさん(26)の肌は濃い色と薄い色がまだら模様になっている。
 
美白クリームを使い続けたためだ。それでも「色白」の肌を手に入れたいファトウさんはクリームの使用を止めない。
 
政府は4月、有害な脱色素薬品を含む美白クリームの使用を禁止した。
 
健康被害はまだら状の皮膚やにきびなどにとどまらず、がんを発症するおそれもある。それでも、多くのコートジボワール女性たちが薄い色の肌を求めて美白製品を使い続けている。最近では男性の使用者も増えているという。
 
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コートジボワール政府が禁止した美白製品は
 
水銀、
ステロイド類、
ビタミンA、
ハイドロキノン2%以上
 
などを含有したものだ。
 
モノクロ写真の現像で使用する薬品ハイドロキノンは発がん性が疑われるとして欧州では美白成分としての使用が禁止されている。
 
アビジャンにあるトレイクビル大学病院(Treichville University Hospital)大学病院の皮膚科医、エリジェ・エクラ(Elidje Ekra)教授は、こうした美白クリームの多用は高血圧や糖尿病も招きかねないと危惧する。
 
しかし、健康リスクにも関わらず、消費者の美白クリーム購買意欲は衰えない。
あるコートジボワール化粧品会社の幹部は
 
「わが社の美白製品の危険性は承知している」
 
としたうえで、製品の使用禁止は逆効果だと付け加えた。
 
消費者は自分たちで美白製品を作るようになる。その方が危険だ。少なくとも私たちは(安全な)成分配合を把握している」
 
■色白を好む社会的要因も
 
女性たちが美白に走る背景には、色白女性を良しとするコートジボワール社会――特に男性――からの圧力があるとの見方もある。美白製品を4年間も使い続けているという女性は
 
「男たちが女性を美白へと追い込んでいる」
 
と語った。
 
レイモンド・グドゥコフィ(Raymonde Goudou Coffie)保健相もこの見方に同意する。
 
保健相はAFPの取材に、コートジボワールの男性は
 
「暗い夜でも輝くような女性」
 
が大好きだからと述べた。
 
美白製品を禁止する新法の違反者には5万CFAフラン(約7000円)~35万CFAフラン(約48万円)の罰金が科せられる。だが施行から3か月を経てもビューティーサロンは相変わらず美白製品を広告している。
 
政府は新法を徹底するため国家評価・販売承認委員会を設置した。
 
だが最大の障害は、コートジボワール国民の伝統的な美の基準概念だろう。アビジャンの市内には、色白の女性モデルを前面に出した広告があふれている。
 
エクラ教授は政府の取り組みを評価しながらも、現状は見かけ倒しに終わっていると指摘しする。
 
「国営テレビで私たちが目にするのは、禁止された製品を使用している女性たちなのだから」
 
(c)AFP/Christophe KOFFI
 
TimWalker
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 原色系の服の色合いが60's・70'sのファッションを彷彿とさせます♪
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教養軽視の大学改革は困る?

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ユダヤの手先と揶揄されている大前氏にとって
 
「人文社会科学系や教員養成系の学部・大学院の組織廃止・転換」
 
は困るのか?何せITはユダヤ勢力のみで独占したい!彼らにとって日本人学生は「リベラルアーツ(一般教養)」のみで良い。
 
教員養成系の大学や大学院はもう不要と思う。人文社会系も哲学くらいを残すだけで良い。心理学や文学はメディア工学部へ配置転換でOK!
 
「リベラルアーツ(一般教養)」まどはスマホで充分なのではないかな。
 
 
 
文科省の大学改革 教養の軽視は大きな間違いだと大前研一氏
 
 2015.08.27 07:00   news-postseven.com
 
文部科学省が国立大学に対して
 
「人文社会科学系や教員養成系の学部・大学院の組織廃止・転換」
 
を通知したのだ。
 
この教育改革には“致命的な欠陥”があると指摘する大前研一氏が、大学教育に求められる「リベラルアーツ(教養)」について解説する。
 
 * * *

 文部科学省は今年6月、国立大学法人に対し「社会に求められる人材」を育てるために「速やかな組織改革」を要求する通知を出した。
 
その中で
 
「とくに教員養成系や人文社会科学系の学部・大学院の組織廃止や社会的要請の高い分野への転換」
 
を求めたことが大きな波紋を呼んでいる。
 
 欧米では、文学、哲学から歴史、地理、さらに美術や音楽に至るまで、基礎教養的な領域を学ぶ「リベラルアーツ(一般教養)」が、極めて重要視されている。
 
たとえばアメリカには、レベルの高いリベラルアーツカレッジが中西部を中心にいくつもあり、そこを卒業していったん就職し、再び大学院に入ってMBA、弁護士、医者などの資格を取得する人が非常に多い。
 
 そして私の経験から言えば、グローバルな仕事をする時に最も役に立つのは(もちろん英語などの外国語ができることが前提だが)仕事に関する知識や議論する力よりも「幅広い基礎教養」である。
 
ディナーなどの席で、その国や地域に関する歴史、地理、音楽、美術などについて豊かな会話ができる教養があれば一目置かれ、単なる仕事相手としてではなく、人間同士としての絆が深まるのだ。
 
 だから私は、文科省が今回のような通知を出した理由が全く理解できない。
 
対象となった学部・大学院が「社会に求められる人材」を育てられていないとすれば、その原因はあくまで教育の「やり方と内容」であって、リベラルアーツとしての深さが足りないからだ。

 本来、リベラルアーツは教科書的な知識だけを問う学問ではない。歴史や地理を扱うにしても、それが現代とどうつながっているか、自分たちにとってどんな意味があるのかが問われる。
 
 もし私が教養課程を教える教授だったら、授業でこんな課題を出すだろう。
 
中南米はスペインやポルトガルに征服されて長らく植民地支配を受けたが、今も多くのスペイン・ポルトガル企業が幅を利かせているのはなぜか? しばしば中国や韓国で批判される日本企業とどう違うのか?
 
■ジョージア(旧グルジア)やチェチェン共和国があるコーカサス地方はなぜ政治的に安定しないのか? その歴史や地政学的な意味からどう説明できるのか?
 
■世界中で人気がある村上春樹が、20世紀後半の日本で登場してきた背景には何があるのか? やはり海外で読まれている太宰治や三島由紀夫との違いは何か?
 
■アメリカ人歌手テイラー・スウィフトが、ツイッターで一言つぶやいただけで、アップル・ミュージックの戦略を引っくり返すことになったのはなぜなのか?
 
 そういった人文系の知識と現代の事象をつなぐような問いの答えを探っていくのも、広い意味でのリベラルアーツではないだろうか。
 
むしろ日本人に欠けているのはリベラルアーツであり、それを軽視するのは大きな間違いだと思う。
 
※週刊ポスト2015年9月4日号
 

台風15、16号: 実に奇妙な進路であった!

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台風15号も16号も実に奇妙な進路であった。15号は沖縄を直撃、九州上陸、そして北朝鮮方面へ逆進!まるで沖縄と北鮮を退治するかのようなコースである。これは冗談であまりにも偏西風の蛇行が異常なためである。
 
一気に窓に露がつく寒さになってきた。クーラーからフトンに切り替わりである。
 
上空5000mの気流の流れに驚く!南北流なのである。これでは台風も動きが奇妙になるわけです。
 
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 狭間にあるオホーツク海高気圧の巨大なこと!とても印象的です。正にBlocking。
 
jma.go.jp
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2015 台風15号の進路予想 最新のヨーロッパ情報 沖縄直撃!!
 
  2015/08/24    iine88.com/2397
 
2015年の 台風15号 は勢力を強めたまま、8月24日現在、沖縄に接近中!! 石垣島では大きな被害が出ており、今後も警戒が必要です。 最新の進路予想図を、ヨーロッパ中期予報センター( ECMWF ) と共に見ていきましょう。
 
 台風15号( コーニー ) は、24日現在、久米島の北約90km にあり、非常に強い勢力を保ったまま北東の方向へ進んでいます。
 
イメージ 2中心気圧940hPa!! ここ最近発生している台風は軒並み 900hpa 超え...今回は、台風の目もとてもくっきり大きくハッキリしていて、コンパクトながら強力な台風と言えます。
 
明日( 25日 ) には九州へ上陸する見込み。 その後、西日本にも大きな影響を与えそうです。 早め早めの災害対策をして備えるようにして下さい!! 特に、台風進路にあたる地域は、電灯や樹木など暴風により倒される恐れもあるので注意して下さい!!
 
台風15号は、石垣島を直撃!! 石垣島での観測史上 最大の 瞬間風速 71.0メートル を記録しました。 瞬間風速70メール超えってめちゃくちゃ強烈ですよ(汗)
 

天津大爆発、化学薬品最終リスト?

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大な実験というか、中国災害の凄まじさです。中々、危険物などの試薬量を正確に報告するのは難しいことです。専門の事務官が研究室に必要になりますが、今は院生にまかせるしか教員としては手はありません。
 
 
 2015年08月24日(月) 近藤 大介     gendai.ismedia.jp/
 
 ○運抵庫:
 
硝酸アンモニウム、硝酸カリウム、シアン化ナトリウム、Pフェニレンジアミン、ジメチルアニリン
 
○重箱区:
ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化チタン、ギ酸、酢酸、ヨウ化水素、メタンスルホン酸、炭化カルシウム
 
○中転倉庫:
 
硫化水素ナトリウム14t、硫化ナトリウム14t、水酸化ナトリウム74t、無水マレイン酸100t、ヨウ化水素7.2t
 
○危険化学品1号倉庫:
 
硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、珪化カルシウム、ペンキ630ケース
 
○危険化学品2号倉庫:
 
硫化ナトリウム、メタンスルホン酸、シアノ酢酸、アルキルベンゼンスルホン酸
 
○通路:マッチ10t、珪化カルシウム94t
 
これだけの危険物が、12日の晩に一気に爆発したのである。
 
まさにこの世の地獄絵だ。
 
その跡地には、サッカースタジアムの半分くらいの「毒ガス池」ができ、危険なので人民解放軍が周囲に築いたという1mくらいの高さの堤が映っていた。
 
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「死ぬほどつらい子は学校を休んで図書館へいらっしゃい」 鎌倉市図書館

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「死ぬほどつらい子は学校を休んで図書館へいらっしゃい」 鎌倉市図書館の優しさに満ちたツイートが話題に
 
ねとらぼ 8月26日(水)16時11分配信
 
さまざまな事情で学校に行けない、行きたくないという子どもは少なからずいます。2学期を目前にしたそんな子どもたちに向けて、鎌倉市図書館が発信したメッセージが話題になっています。
 
 鎌倉市図書館はTwitterで
 
「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。
 
9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね」
 
と子どもたちに語りかけるツイートを投稿。先日各所で報道されて話題になった「18歳以下の子どもの自殺が最も多いのは夏休み明けの9月1日」という調査結果を受けてのツイートのようで、親にも先生にも相談できず行き場所を失っている子どもたちに優しく呼びかける内容になっています。
 
 「逃げてはいけない」でも「解決しよう」でもなく、ただ「図書館においで」とそのままの子どもを受け入れようとする姿勢に多くの人が感動。
 
ツイートは1万回以上リツイートされ、「優しいメッセージ」「俺らのころにもこんなこと言ってくれる人がいたら」など多くのユーザーから賞賛の声が挙がっています。
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極悪ハッカーは米メロン大生

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 Morgan Culbertson  
 
Morganスタンレーのようにユダヤ人かな?カーネギーメロン 大自体がユダヤ系?この大学はITに狂奔する者を多く輩出。ハーバード同様、世界1位とか名門を自称したがる。コンピュータ科学の分野で世界最高峰と呼ばれるカーネギーメロン大学大学院哲学科計算言語学研究科に転入など言葉が踊る。
 
メロン財閥の為のIT大学とは?
 
コンピューター科学者で「最後の授業」で知られる米カーネギーメロン大教授のランディ・パウシュ(Randy Pausch)、膵臓癌による合併症のため米東部バージニア州の自宅で 25日死去、47歳。1960年 ... 両親は第1次大戦後ポーランドから流入したユダヤ人。bohyo.blog84.fc2.com/blog-category-6-10
 
米大統領選の不正プログラムなど簡単なのでしょう。
米カーネギーメロン大の変形ロボットは3位でしたね。
 
・「完全なる証明」
  ameblo.jp/zivilisation/entry-11884463905
ミレニアム懸賞問題の1つだったポアンカレ予想を解決した天才数学者、G.ペレルマン。その賞金1億円を拒否して話題を集めた。フィールズ賞も拒否している。16歳で数学五輪で全問満点で金メダル。ソ連の大学卒業後に、米国に移り、研究所などに勤め、ソウル予想などを解決。現在は実家に戻り、母親の年金で暮らしているという。本書は、彼のノンフィクション。ちなみに、ユダヤ系。
 
・「ビューティフル・マインド」
ナッシュが主人公である。ゲーム理論の研究でノーベル経済学賞を受賞。1年飛び級しカーネギー工科大(現カーネギーメロン大)に入学。その後、プリンストン大に進学するが、入試の時に彼の指導教官が推薦書に書いたのは「This man is a genius」だけだったという。MIT教授(終身在職権付き)の職を得るも、統合失調症を発症。現在では回復しているが、彼の数奇な人生は本書を題材に映画化もされている。
 
※ちなみに、名大の先生に聞いたのだが、米国だとゲーム理論ってそこまで人気がないらしい。日本だとゲーム理論の本が本屋さんに山積みなのに。米国人は数学が得意じゃないのが原因でしょうか。

レズニックは、宇宙に行った2人目のアメリカ人女性、2人目のユダヤ人である。宇宙で 145時間を過ごした。彼女はカーネギー・メロン大学を卒業し、メリーランド大学から電子工学の博士号を得た。宇宙工学者を表彰するIEEEのジュディス・レズニック賞は、彼女  ...
 
極悪ハッカーは米名門大生 闇サイトで遠隔操作アプリ販売
 
2015.8.27 00:00    SankeiBiz

 スパイアプリを使って、米グーグルの基本ソフト(OS)、アンドロイドを搭載した他人のスマートフォン(高機能携帯電話)を乗っ取り、遠隔操作する-。
 
被害は日本をはじめ世界で相次いでいるが、その代表的なスパイアプリの開発者がノーベル賞受賞者を19人も輩出した名門、米カーネギーメロン大の20歳の学生だった。
 
学生は25日、地元に近いピッツバーグの連邦地裁で開かれた公聴会に出廷し、自らの罪を認めたが、世界中のサイバー犯罪者が集う悪名高い会員制の闇サイトのメンバーでもあったことから、全米に衝撃が走っている。
 
 
 厳格なインテリ家育ち
 
 8月25日付のAP通信やピッツバーグ(ペンシルベニア州)の地元紙ピッツバーグ・トリビューン-レビュー(電子版)、同じく地元テレビ局WTAE(電子版)などによると、学生は、メロン大があるピッツバーグから少し東の小さな街、チャーチルに住むモルガン・カルバートソン容疑者。
 
 父親は同じメロン大で起業家精神論を教えていた元教授で、母親は地元チャーチルの公共庭園のボランティアを務めるなど、厳格な家庭で育った。
 
大学ではITやネット技術に興味を持ち、シリコンバレー(カリフォルニア州)にあるサイバーセキュリティー会社でインターンとして働くなどしたが、2年生のカリキュラムを終えて以降、学校を欠席したままだという。
 
 「技術」認められメンバーに
 
 そんな彼の悪行が発覚したのは7月14日。米連邦捜査局(FBI)や欧州刑事警察機構(ユーロポール)、国家犯罪対策庁(NCA)など20カ国・計20の国際捜査機関が協力し、極悪ハッカーが集う会員制サイト「Darkode(ダーコード)」を一斉摘発したことだった。
 
 翌7月15日付英紙ガーディアン(電子版)などによると、ダーコードは07年の開設以来、世界中のサイバー犯罪者がコンピューターウイルスなどのハッキングツールを売買したり、自分たちがハッキングで入手した他人の個人情報などを交換する場として機能。メンバーになるには高いハッキング技術を披露し、既存メンバーから実力を認められる必要があるといい、各国の捜査当局が目を付けていた。
 
 摘発によってこのフォーラムは閉鎖され、約300人いるとされるメンバーのうち、英国、ドイツ、イスラエル、ルーマニアなど20カ国から計70人が逮捕されたが、米国人の逮捕者12人のうちのひとりがカルバートソン容疑者だった。
 
 検察によると、彼は13年から、オランダ人ハッカーと共謀し、このサイトで、アンドロイド搭載のスマホを遠隔操作するためのウイルスを入れたスパイアプリ「Dendroid(デンドロイド)」をメンバーにはひとつ300ドル(約3万5800円)、メンバー以外には6万5000ドル(約777万円)で売りつけていた。

 さらに、彼が200~300のデンドロイドの販売を画策していたと指摘。これひとつで1500台のスマホをウイルス感染させ、遠隔操作できるといい、最大で45万台のスマホが被害に遭う可能性があったとしている。
 
 「人々を守ることに使う」
 
 公聴会でカルバートソン容疑者は謝罪したうえで、「これからは人々を(をサイバー犯罪から)守ることに自分のスキルを使いたい」と訴えた。
 
 悪名高きスパイアプリの開発者の通う大学が、鉄鋼王、アンドリュー・カーネギー(1835~1919年)らが創設し、映画「ビューティフル・マインド」(01年)のモデルとなった数学者、ジョン・ナッシュ(1928~2015年)ら多くのノーベル賞受賞者を輩出する名門とあって、改めてサイバー犯罪に注目が集まっている。
 
 カルバートソン容疑者の判決は12月2日に言い渡され、有罪なら最高で懲役10年、罰金25万ドル(約2990万円)が科せられる。(SANKEI EXPRESS)
 
 Darkode Shutdown: FireEye Intern Accused Of Creating $65,000 Android Malware
 
     forbes.com/sites/thomasbrewster/2015/07/15/fireeye-intern-dendroid-charges/
 
 One of the more successful English-speaking cybercrime forums, Darkode, was shut down today and 28 arrests of individuals linked to the site made across the world, the FBI and Europol confirmed this morning. Charges were filed in the US against 12 individuals. They included the apparent Darkode creator, 27-year-old Wisconsin resident Daniel Placek, an alleged admin, Swedish 27-year-old Johan Anders Gudmunds, and the accused creator of Facebook Spreader, malware designed to ensnare users of the social network into a massive botnet – a network of infected machines.
 
In one of the more surprising twists in the case, FORBES understands that one of those charged spent two summers interning as a mobile malware researcher at FireEye, a top US cybersecurity firm that’s received investment from the CIA’s In-Q-Tel, Goldman Sachs and Sequoia Capital, and has helped numerous companies recover from major breaches, including that of Sony Pictures last year. That same individual, 20-year-old Morgan Culbertson, has been accused of creating and selling the Dendroid malware, targeted at Google GOOGL +7.74%’s Android operating system. The US Attorney for Western District of Pennsylvania confirmed to FORBES the accused was the same Morgan Culbertson as the one listed on LinkedIn here. According to that page and court filings, he was selling his malware at the same time as working at FireEye.
 
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FireEye said in an emailed statement that it had suspended Culbertson from future work at the company. It’s believed he was interning in summer 2014 as well as 2013. One major concern for the company might be that Culbertson could have used confidential FireEye research to hone his malware. The firm has strong expertise in mobile security and has repeatedly highlighted weaknesses in Android, as well as Apple AAPL +5.67%’s iPhone. Culbertson would’ve learned a lot during his four months interning, whether for good or bad.

“He is accused of designing Dendroid, a coded malware intended to remotely access, control, and steal data from Google Android cellphones. The malware was allegedly offered for sale on Darkode,” the Department of Justice said today.
 
Dendroid was a particularly virulent strain of Android malware. When it was uncovered in March 2014, researchers were alarmed by its sophistication, as it was able to take pictures using the phone’s camera, record audio and video, listen in on calls and texts, and nab the victim’s photos or other data. The toolkit was being sold for $300 in Bitcoin, or other cryptocurrency, on cybercrime forums, whilst the source code was going for as much as $65,000. Its creator also offered a warranty promising the malware would go undetected by security software, according to an analysis by Lookout Mobile Security, whilst the malware itself was delivered over the Google Play store, masquerading as legitimate apps. It was a professional-looking service.
 
If Culbertson was Dendroid’s father, then he most likely enhanced his malware with some of the skills he learned at FireEye during his internships, the first of which lasted from May 2013 to August 2013, according to his LinkedIn page. “I improved Android malware detection by discovering new malicious malware families and using a multitude of different tools, automation techniques and decompiling analysis heuristics,” his description of his time at the firm reads. According to the United States Attorney filing related to Culbertson, he was disseminating Dendroid from January 2013 until August 2014.
 
He is currently a student at Carnegie Mellon University College of Engineering, according to his public online profiles, where he was awarded a slice of $2,500 in McGinnis Venture Competition winnings for an app he co-created. It sounded like a pretty neat app too: software for eye glasses that projected translations for any foreign language being spoken on to a screen in front of the user’s eye.
 
As for Darkode, it’s gone thanks to Operation Shrouded Horizon, which involved law enforcement action across 20 countries on at least 70 individuals involved in the site. The forum consisted of a small, but successful community of hackers, who traded malware and in some cases stolen data. Members of hacker crew Lizard Squad, which infamously took out the Playstation Network and Xbox Live last Christmas, were said to be users. It was an invite-only website and limited to those who had worth to other members, of which there were between 250 and 300. Those heading to the site will now see the seizure notice below.
 
yuichiroanzai.com/blog/2013/06/
 
-----今から30年あまり昔、忘れもしない1976(昭和51)年6月29日、ペンシルヴァニア州ピッツバーグの空港に降り立った私を、ハーバート・サイモン教授夫妻が出迎えてくれていました。
 
そのときからの計3年間、ポスドクとして、その後客員助教授として、それこそ一刻を惜しんで認知科学の研究に没頭しました。そういう幸福な時間が持てたのは、今思えばこのとき限りでした。
 
サイモン教授というのは、その後1978年にノーベル経済学賞を受賞した、カーネギーメロン大学のProfessor Herbert Alexander Simonのことで、ピッツバーグの空港で初めてお会いして以来、2001年に亡くなるまで、私のメンターであり続けた人です。
 
ワシントンに着いたその日、初対面の日本人ポスドクたちに
 
「研究に専念できるのは今しかない」
 
と申しましたのは、彼らに会った途端に、1976年当時のことがまざまざと蘇ってきたからです。
 
・・・ さて、ワシントンに着いて初日、ポスドクの人たちと別れ、他の案件を無事に終えて、一泊した翌朝のこと。
 
泊まっていたのはコスモスクラブ(Cosmos Club)という由緒あるメンバーズクラブで、1901年の建築。朝食を取るため部屋を出て、風格のあるエレベータに乗り、二重のドアを開けて出たら、目の前にサイモンその人がいるではありませんか。昨日ポスドクの人たちと話しているときに懐かしく思い出していたサイモン教授が、エレベータを降りたところにいるのですよ。まさか!
 
エレベータを降りた目の前の壁にあったのは、実はサイモン教授の写真でした。
 
エレベータの前の壁には、コスモスクラブのメンバーであるノーベル賞受賞者の写真が並んでいました。たぶん数十人。
 
大多数は物理学、化学、生理学・医学の受賞者でしたが、文学賞が1人、そして経済学賞が2人、サイモンともう一人計量経済学者のローレンス・クラインの顔がありました。
 
壁に飾られたたくさんのノーベル賞受賞者の写真のなかでも、サイモン先生の写真の額がちょうどエレベータの真ん前にあった、というわけです。
 
コスモスクラブは、1878年にパウエルという人の提唱によって創設された、長い歴史を持つプライベートクラブです。パウエルは、19世紀にグランドキャニオンを探査して環境の持続的維持を唱えたことでも知られています。クラブの建物は、ワシントンDCのマサチューセッツアヴェニュー、通称大使館通りにあって、20世紀初頭の建築様式を今に残しています。
 
このコスモスクラブに泊まっていたのは、21日に学振ワシントンセンター主催の Science in Japan 2013 が同クラブで開催されたためです。
 
とくに、人工光合成や科学技術政策の分野で活躍している日米の研究者を招いてレクチャーや議論をしていただき、パデュー大学の根岸教授(2010年ノーベル化学賞)にはご自身の人工光合成に関わる基調講演をしていただきました。
 
在米の佐々江日本大使にも、ご多忙の中出席いただき、日米の科学と人材交流に関する素晴らしいスピーチをいただきました。NSFの長官代理(現在長官は空席)Marrett博士などにも懇切なスピーチをいただきました。
 
オーガナイザーを務めていただいた井上教授(首都大学東京)の指導力は素晴らしいもので、世界をリードする講演者に集まっていただくことができました。
 
かなり高度な科学的内容のフォーラムだったにもかかわらず100人もの参加者があり、たいへん熱心に議論が交わされました。当日夜のレセプションでは、アメリカの科学技術政策の重鎮で現在AAASにおられる旧知のNeureuter氏に、ウィットに富んだ素晴らしいスピーチをいただきました。
 
学振の海外センターは、どこも手不足状態のなかで、職員の人たちが頑張ってくれていますが、今回のScience in Japanは第18回、初回は1996年開催という、ワシントンセンターの長年の頑張りによって続けられているものです。とくに今年は出席者が多く、下村センター長をはじめとする職員の苦労も実ったように感じます。
 
日本の学術研究の国際化がこうした地道な努力によって支えられていることを、多くの方々にぜひ知っていただければと思います。
 
コスモスクラブでのScience in Japan 2013が成功裡に終わるのを見届けて、22日(土)昼、さわやかな空気と緑のワシントンDC発、翌23日(日)午後成田着。海外出張では毎回そうなのですが、今回もいろいろな新しい経験をしました。
 

テスラが参入する家庭用蓄電池

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ソーラーとか蓄電池、燃料電池の家庭版は中々進展が遅い。自分で使う電気エネルギは自前というのが今後の方向であろう。
 
テスラが参入する家庭用蓄電池 ライバル候補も続々名乗り
energy storage business
 
「現行品の半額以下」で予約殺到、カギは設置費用
2015年8月27日(木)17時00分      newsweekjapan.jp/高森郁哉(翻訳者、ライター)
 
米電気自動車メーカーのテスラモーターズを率いるイーロン・マスクCEOが、今年3月末に「車ではない新たな製品ライン」を披露すると予告。1カ月後に発表したのが、家庭向け、企業向け、電力会社向けそれぞれの蓄電池で構成される「テスラ・エナジー」だ。
 
 そのうち、「パワーウォール」と呼ばれる家庭向けの蓄電池は、ソーラーパネルで発電した電力や電気料金の安い時間帯の電力で充電し、夜間に給電することを想定している。
 
設置業者向けの販売価格は、
 
10kWhモデルが3500ドル、
7kWhモデルが3000ドル
 
これは現在市販されている蓄電池の半額をさらに下回る衝撃的な価格設定だとして、主要メディアで大々的に報じられた。
 
 発表から3カ月余り、8月上旬に行われた第2四半期決算報告会見の中で、マスクCEOがテスラ・エナジーに言及した部分を、米フォーチュン誌サイトの記事がまとめている。それによると、パワーウォールと、企業向けの「パワーパック」を合わせた予約注文は10万件に達し、10億ドルの売り上げに相当するという。あまりの需要に、2016年中に製造できる分まですでに「売り切れ状態」としている。
 
 ただし留意すべきは、先述の価格には、直流を交流に変換するインバーターと、業者による設置費用が含まれない点だ。
 
インバーターはたいていソーラーパネルとセットなので、すでにパネルを設置済みならいいが、パネルなしで電気料金の安い時間帯に充電するシステムを組もうとすると、インバーターを別途購入することになる。
 
 こうした状況で、テスラに続けとばかりに、低価格と設置の容易さをアピールする新興の蓄電池メーカーも現れ始めた。

 サンディエゴ・ユニオン・トリビューンが今月20日の記事で取り上げた、地元の新興企業オリソンが発売する「タワー」(2kWh、1995ドル)と「パネル」(2kWh、1600ドル)は、室内に置けるインテリア風のデザインと、購入者が自ら設置できる手軽さが売りだ。
 
いずれもLEDライトを搭載し、据え置き型室内灯に似た外観のタワーはブルートゥース接続スピーカー、携帯電話などを充電できるUSBポートも備える。
 
1100ドルの追加バッテリーを増設して組み合わせると、合計4900ドルで8kWhの蓄電池システムを構成できるという。
 
 ロンドンに拠点を置く新興企業パワーボールトも、低価格の家庭用充電池市場への参入を目指す。PVマガジンの記事によると、同社はクラウドファンディングで70万ポンド(約110万ドル)の調達に成功。
 
2kWhのシステムを2000ポンド(3140ドル)、4kWhのシステムを2800ポンド(4400ドル)で売り出す計画で、価格にはインバーターも含むシステム全体が含まれ、1人の技術者が1時間足らずで設置できるという。
 
 コストパフォーマンスの点では、オリソンのほうがパワーボールトよりも有利だが、いずれも室内置きで楽に導入でき、ソーラーパネルと組み合わせなくても追加費用が発生しないことから、集合住宅や賃貸物件に住む人でも検討しやすいのではないだろうか。
 
テスラの製品が市場に出始めれば、既存のメーカーも対抗せざるを得なくなるし、価格、性能、使い勝手の点で、家庭用蓄電池がこの1~2年で大きく動くのは間違いないだろう。
 

「女子に三角関数教えて何になるのか」

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各社右に習えで批判しているが、鹿児島知事の発言は女子にとっても幸いかも知れない。というのは大学講義で原子の構造や分子軌道を教えても、女子の9割以上は興味をいだかない。逆に実際の生活に何の役にたつのかと詰問される。
 
学生実験でもさらに展開させようとすると男子は興味をもつが女子は「それが何なのですか。意味がわからない!」と言う。教える側としては相手にしたくなくなることが多々ある。
 
男子は理知的なことを好み、女子は情意的なことを好むのは当たり前なのである。それを無視して男女平等教育などをするから学校現場が混乱するのである。要は教育にきて男女の違いを無視してはいけないということである。
 
数学者岡潔が言ったように
 
「すべての成熟は早すぎるよりも遅すぎる方がよい。これが教育というものの根本原理だと思う。」
 
 である。女性の方が男性より成熟が早いのである。
 
私塾の老先生に聞くとKidsらはピュタゴラスの定理には興味を持つが3角関数には、さほどでもないという。江戸時代の和算家達も同様で3角関数という概念がなかった。すべてソロバンと3平方の定理で難しい問題にチャレンジしていたという。
 
もちろん当時伝わっていたEuclid原論I~VIもバカにしていたのである。点には大きさが無い。点が集まると直線になるなど噴飯ものだったのであろう。もちろん実用的という観点である。
 
さすがの男子もEclid原論と日本国憲法は嫌うのである。
 

鹿児島知事:「女子に三角関数教えて何になるのか」
 
毎日 2015年08月28日 13時12分(最終更新 08月28日 13時22分)
 
鹿児島県の伊藤祐一郎知事は、県教育委員らが参加した会議で
 
「高校教育で女子に(三角関数の)サイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」
 
と発言したことが分かった。28日の定例記者会見で、発言について
 
「自分自身も使ったことがないよねという意味。口が滑った」
 
と述べ、訂正した。
 
 発言は、全国学力・学習状況調査の結果が25日に公表されたことを受け、27日の県総合教育会議で知事としての目標設定について問われた際にあった。伊藤知事は
 
「サイン、コサイン、タンジェントを社会で使ったことがあるか女性に問うと、10分の9は使ったことがないと答える」
 
とも述べた。
 
(共同)
 

国立大を“3類型”へ?旧帝大、旧1期、2期校?

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煩雑な書類の提出ばかりが横行し、研究好きな優秀な教員は嫌気でますます国立大から流失するのではないか危惧?
 
国立大「交付金」の“3類型”化で、機能強化!
 
「地域貢献」型/「教育研究」型/「卓越した教育研究」型の枠組みで評価、予算配分に反映!
旺文社 教育情報センター長 大塚

機能強化の方向性に応じた重点配分 ~「運営費交付金」配分の“3類型”化 ~『中間まとめ』は、国立大の多様な役割や求められている期待に応える点を総合的に勘案し、各国立大の機能強化の方向性に応じた取組をきめ細かく支援するため、予算上、次のような“3つの重点支援の枠組み”を新設するとしている。つまり、運営費交付金配分の“3類型”化である。(注.下記の重点支援①~③の太字、下線、注記は当方で付記)
 
重点支援①
 主として、人材育成や地域課題を解決する取組などを通じて地域に貢献する取組とともに、専門分野の特性に配慮しつつ、強み・特色のある分野で世界ないし全国的な教育研究を推進する取組等を第3期の機能強化の中核とする国立大を重点的に支援する。

 ここでの「地域」の捉え方は、各国立大の事情に応じて柔軟に設定することができるものとする。この枠組みについては、運営費交付金の重点支援の仕組みを通じて、人材育成や研究力の強化の取組を推進できるような支援を行う。
 
重点支援②
 主として、専門分野の特性に配慮しつつ、強み・特色のある分野で地域というより世界ないし全国的な教育研究を推進する取組等を第3期の機能強化の中核とする国立大を重点的に支援する。

 この枠組みについては、当該分野に重点を置いた人材育成や研究力の強化の取組を推進できるような支援を行う。
 
重点支援③
 主として、卓越した成果を創出している海外大学と伍して、全学的に世界で卓越した教育研究、社会実装(注.研究開発成果を社会に生かす)を推進する取組を第3期の機能強化の中核とする国立大を重点的に支援する。
 この支援の枠組みについては、国際レベルの競争的な環境下で、人材育成や研究力の強化の取組を推進できるような支援を行う。
 
◆ 高大接続・入試改革等の政策課題の取組支援
 運営費交付金検討会議では、上記のような3つの重点支援枠のほか、国立大に共通する政策課題等に関する取組についても支援が必要であるとしている。
 
 例えば、新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた大学教育や大学入学者選抜の改革等(注.中教審答申『新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について』<26年12月>)のように、現在または今後新たに生じてくる国立大に関する政策課題を推進する取組や附属病院の機能強化、共同利用・共同研究拠点の機能強化といった国立大に広く関わる取組を支援する枠組みを設けるという。
 
取組の評価と予算配分文科省は、上述のような3つの重点支援枠ごとに、各国立大学法人が概算要求を行うにあたっての支援の観点や留意点を決定し、各国立大学法人に提示する。その際、文科省は機能強化を実現するための具体的な工夫や方策を盛り込むよう各国立大学法人に求める。
 
 各国立大学法人は、それぞれの機能強化の方向性や第3期を通じて特に取り組む内容を踏まえ、3つの重点支援枠から“自ら1つの支援枠を選択”し、取組構想を提案する。

 ただ、今回の『中間まとめ』では、中期目標期間を通じ、取組の進展に応じた枠組みの変更を妨げないことに留意すべきであるとしている。
 
 取組構想の成果を検証する評価指標は、各国立大学法人が取組構想の内容に応じて、原則として測定可能な評価指標(KPI<Key Performance Indicators>。重要業績評価指標:目標の達成度を測るための鍵となる定量的な指標)を独自に設定するとともに、支援の観点ごとに文科省が提示する複数の指標から関連する指標を選択し設定する仕組みにするという。
 
 文科省は、有識者の意見を踏まえ、重点支援の対象となる取組構想を選定。選定された取組については、原則として、3つの重点支援の枠組みごとにまとめた「機能強化促進係数(仮称)」による財源を活用し、改革の取組内容に応じた重点支援として、国立大学法人ごとの運営費交付金に加えて配分するとしている。なお、28年度の「機能強化促進係数(仮称)」の具体的な割合は、28年度の予算編成過程において決定されるものとしている。

国立大3類型で支援 文科省が概算要求 北海道大学は「世界トップ」型
 
08/28 17:00、08/28 17:18 更新    dd.hokkaido-np.co.jp
 
 文部科学省は28日、2016年度予算の概算要求を発表した。
 
要求総額は15年度当初比9・8%増の5兆8552億円
 
国立大学改革の一環で、各大学を3類型に分け、取り組みに応じて運営費交付金を配分する「重点支援枠」に404億円を計上。20年東京五輪・パラリンピックに向けて、スポーツ関連予算は26・6%増で過去最高の367億円を要求した。
 
 国立大の3類型の中で「世界トップクラスの研究を行う」ことを目指すのは北大など16大学
 
地域に貢献する取り組みを行う」を選択したのは道教大、室工大、樽商大、帯畜大、旭医大、北見工大の道内6大学を含む55大学
 
特定分野で全国的な強みを出す」のは15大学だった。
 
金額配分は今後、各大学の計画を評価して決める。
 
 スポーツ関連予算のうち169億円が五輪・パラリンピックの準備で、この6割を占める103億円を競技力向上事業に充てる。新国立競技場の建設費は現段階では計上していない。
 

 国立大学法人の運営費交付金に関する概算要求はどうなってしまうのか?(1)
 
     nups-japan.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-2cea
 
国立大学法人は、平成28年度から、第3期中期目標・計画期間に入るが、その運営費交付金の概算要求に関して、全体像が見えない状況が続いている。
 
恐らく五里霧中の中で、学内の方針を取りまとめていくことになるが、大学の機能強化を支援する立場の文部科学省自身に、格段の機能強化が必要だと言わざるを得ない。
 
4月30日付けで、「事務連絡」という単なるお知らせ文書によって、「現時点における概算要求の方向性についてお知らせ」がなされているが、その内容は、事態を収拾すると言うよりは、更なる疑問を誘発するものである。
確かに、十分に詰め切っていない中で、概算要求の学内検討の時期が迫っており、何らかの交通整理なしに、司令塔たる文部科学省も相談業務が遂行できないので、可能な範囲で情報を前出ししたのだろう。しかし、混迷は深まり、もはや文部科学省には仕切りを頼れないのではないかとさえ感じる。問題の所在を明らかにしたい。
 
第1に、3つの重点支援の枠組みに関して、1~3の区分ごとに予算の争奪戦を行う=競争させるという作りになっている点が拙いということである。
 
鶏口牛後という言葉があるが、誰しも不利なグループに入りたくない。死のグループに入ってしまえば、相対評価になるだけに予算獲得が難しい。
 
どのグループを選択するかが、重要な作戦テーマになる。むしろ、当初案のように大学法人の性格で定義した方が、国民から理解されやすいグループ分けになっただろう。
特に、第3類型が、「全学的に世界で卓越した教育研究、社会実装を推進する」とされている点には、疑問を呈さざるを得ない。
 
私見では、第3類型に該当する国立大学は我が国には存在しない。強みのある分野の数が多い大学はあろうが、類型の定義を正確に読み取れば、そうした大学でさえ、第2類型にしか該当しないのである。
 
自己評価が肥大化しているために、かなりの部局では世界的な実績が伴っていないにも拘わらず、全学的に世界で卓越していると勘違いしているだけである。そうした妄想の上に立った枠組みの提示は、日本語だから助かっているが、英語で発信したら、世界のもの笑いの種になるだけだろう。

 国立大学法人の運営費交付金に関する概算要求はどうなってしまうのか?(2)
 
第2に、重点支援の概算要求に関して、ビジョン・戦略・取組という3段重ねの全体パッケージの構造によって提出するとされているが、ここでいう戦略が、一般的な戦略と戦術が混同された内容となっている点が拙いということである。戦略には、大学院博士課程をアカデミック分野以外を目指す人材育成の場に転換するとか、学部・大学院を通じてグローバルな場で活躍できる人材の育成を目指すとか、かなり大きな括りの目標がふさわしいと思われるが、例示されている戦略は、ある分野における拠点形成、地域人材育成の戦略推進、地域企業との連携システム構築である。戦略数の上限はないので、例示に従えば、総合大学などでは、20~30の「戦略」を立てるのだろうか?
 
それでは、戦略が部局単位に細切れになりそうである。逆に評価指標を設定するとなると、せめて戦術くらいの小さな単位で設定しないと無理がある。
 
結局、この図式の中での戦略は、少数の、大括りの、部局を越えたものにして、評価指標は、戦略ごとではなく、取組ごとに設定するという整理にすべきではなかろうか?
 
第3に、重点支援に関する法人ごとの概算要求枠がどの程度なのか、まったく手がかりがないため、学内で概算要求を取りまとめる作業が進められず、実務上、大きな支障があるということである。これが、2月くらいの時点であれば問題はないが、5月に入って重点支援の規模感が出てこないのでは、話にならない。
 
財務省からは、運営費交付金の削減方針が示されているのに対して、文部科学省は戦うつもりだというが、どれほどの総枠で運営費交付金を要求していくつもりなのか、大学側には一向に手の内を見せようとしていない。
大学法人からの具体的な取組(教育研究プロジェクト)に関するタマが出てこないと、文部科学省から財務省への予算要求が迫力ある形でできない。本当に勝負をかけるのであれば、交付されている運営費交付金の2~3%程度の枠で重点支援の要望を受け付けるくらいの積極策をとるべきである。
 
期待させておいて予算が取れずに、無駄な作業ばかりさせたくはないと考えているのだろうが、タマがなければ、予算獲得は不可能である。これまでの経緯からは、財務省との「戦い」を局所戦にとどめたいのかと勘ぐりたくなる。
文部科学省のメンツのためにも、せめて何らかの見せ場を作って欲しいものである。

 国立大学法人の運営費交付金に関する概算要求はどうなってしまうのか?(3)
 
第4に、国立大学の共通する課題(入試改革、共同利用、基盤設備ほか)に関して、別途、重点支援を行うとしているのは、運営費交付金という制度の中で、箇所付けを裁量で行うことができる補助金のようなものを作ることを意味しており、好ましくない。
 
教育研究プロジェクトを要求できる仕組みを整えれば、上記の3段重ねの全体パッケージの中に含めて重点支援すればよい。
 
別途の袋予算のようなものは、使途の自由度が高い運営費交付金が、使途特定予算に変質してしまうことになる。これでは、法人化以前の国立学校特別会計時代に逆戻りである。

第5に、学長裁量による経費(仮称)の設定は、運営費交付金の増減には何ら関わりがなく、単に学長のリーダーシップを予算面で見せかけるものに過ぎない。
 
そもそも、重点支援の3類型を設けるのだから、その中で、学長のリーダーシップを十分に発揮すればよい。27年度予算では、5%の経費が学長裁量分だと区分され、それらしい学内予算を積み上げて各大学法人から資料を提出しているが、逆に95%の経費は学長の裁量権が及ばないというのだろうか?
 
人事や財務に関する全権が組織の長に集中しているのが、独立行政法人制度の根幹である。
 
国立大学法人は、広義の独立行政法人の一種でありながら、運営費交付金の5%にしか組織の長の裁量が及ばない法人になってしまったようである。
 
小規模大学の中には、こうした設えがないと学長裁量予算が確保できない事情があるようだが、そのような法の趣旨に反する運営が行われている大学法人は存在してはならないのである。
 
私が勤務している大学では、学長が純粋に自由に裁量できる予算として留保しているのは、運営費交付金の0.25%に過ぎない。
 
5%も留保してしまったら、学内で重点配分する事業予算がなくなってしまう。実態が分かっていながら、猿芝居のような学長裁量経費を設定することはやめた方がよい。財務省も、こんな架空の見せかけを求めないだろう。
 
以上のように、国立大学法人の運営費交付金に関する28年度概算要求に関する制度設計は、混迷の度を深めている。事務連絡のような文書に、いちいち文句をつけるのは大人げないが、この文書は、学長等の会合でも引用され、解説されている。文部科学省には、もっと、堂々と戦いの指揮をとって欲しいが、事務連絡というような中途半端な指示書で軍ができるのだろうか?財務省は、財政制度等審議会という本筋を動かし、交付金の削減、授業料の値上げが必要だと真正面から攻め立ててきている。このままでは、どんな概算要求をしようとも、財務省ペースで、第3期の中期目標・計画期間も運営費交付金の削減が止まらないのではないか?
 

ハチにICチップ背負わせ追跡

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ハチにICチップ背負わせ追跡、蜂群崩壊症候群の解明なるか
 
CNN.co.jp 8月27日(木)14時38分配信 (CNN)headlines.yahoo.co.jp 
 
ミツバチをはじめとする植物の授粉を手伝う昆虫は、世界の食料生産において重要な役目を担っているが、そんなハチたちに、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)の研究チームは、新たな荷を背負わせることにした。
 
それは約2.5ミリ角の小さなセンサー。
 
背中に貼り付けてミツバチの移動を追跡することで、環境からのストレスに彼らがどう反応しているかを調べようというわけだ。
 
使われているのはICタグの技術。センサーを背負ったハチがデータ受信機の前を通るとその記録が残る。
 
ハチは一定のパターンに従って行動する生き物だ。そこで通常と異なる行動をチェックしてストレス要因を割り出し、ハチを救うすべを見つけたいというのが同機構の狙いだ。
 
「小さなセンサーを使うことで、病気や農薬、大気汚染、水質汚染、えさや極端な天候といったストレス要素がハチの移動や授粉能力に与える影響を分析できる」
 
と、同機関は説明する。
 
近年、世界各国で群れのミツバチが大量にいなくなる「蜂群崩壊症候群(CCD)」が問題となっている。最も深刻な状況にあるのが米国だ。
 
ミツバチ研究を行う大学や研究所の連合体の調査によれば、今年4月までの1年間で米国の養蜂業者が飼育するミツバチの群れのうち42.1%が失われた
 
英国では2012~13年、35%近くの群れが失われた
 
欧州委員会は暫定的に一部の農薬の使用を禁止するなどハチを守るための政策を打ち出している。
 
蜂群崩壊症候群を引き起こす要因としては、
 
ダニや農薬、
病気、
生息地の減少、
電磁波に
アルミニウム汚染
 
などさまざまな候補が挙げられているものの、まだはっきりした原因はわかっていない。

 Bee sensors take flight to help farmers
 
csiro.au/en/News/News-releases/2014/Bee-sensors-take-flight-to-help-farmers
 
Thousands of honey bees in Australia are being fitted with tiny sensors as part of a world-first research program to monitor the insects and their environment using a technique known as 'swarm sensing'.
 
 The research is being led by CSIRO and aims to improve honey bee pollination and productivity on farms as well as help understand the drivers of bee Colony Collapse Disorder (CCD), a condition decimating honey bee populations worldwide.
 
Up to 5000 sensors, measuring 2.5mm x 2.5 mm are being fitted to the backs of the bees in Hobart, Tasmania, before being released into the wild. It's the first time such large numbers of insects have been used for environmental monitoring.
 
"Honey bees play a vital role in the landscape through a free pollination service for agriculture, which various crops rely on to increase yields. A recent CSIRO study showed bee pollination in Faba beans can lead to a productivity increase of 17 per cent," CSIRO science leader Dr Paulo de Souza, who leads the swarm sensing project, said.
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"Around one third of the food we eat relies on pollination, but honey bee populations around the world are crashing because of the dreaded Varroa mite and Colony Collapse Disorder. Thankfully, Australia is currently free from both of those threats."
 
The research will also look at the impacts of agricultural pesticides on honey bees by monitoring insects that feed at sites with trace amounts of commonly used chemicals.
 
"Using this technology, we aim to understand the bee’s relationship with its environment. This should help us understand optimal productivity conditions as well as further our knowledge of the cause of colony collapse disorder,"
 
Dr de Souza said.
 
The sensors are tiny Radio Frequency Identification sensors that work in a similar way to a vehicle's e-tag, recording when the insect passes a particular checkpoint. The information is then sent remotely to a central location where researchers can use the signals from the 5000 sensors to build a comprehensive three dimensional model and visualise how these insects move through the landscape.
 
"Bees are social insects that return to the same point and operate on a very predictable schedule. Any change in their behaviour indicates a change in their environment. If we can model their movements, we'll be able to recognise very quickly when their activity shows variation and identify the cause. This will help us understand how to maximise their productivity as well as monitor for any biosecurity risks,"
 
 Dr de Souza said.
 
Understanding bee behaviour will give farmers and fruit growers improved management knowledge enabling them to increase the benefit received from this free pollination service. It will also help them to gain and maintain access to markets through improving the way we monitor for pests.
 
"We're working with the University of Tasmania, Tasmanian Beekeepers Association, local beekeepers in Hobart and fruit growers around the state to trial the technology. Many growers rely on wild bees or the beekeepers to provide them with pollinators so they can improve their crops each year. Understanding optimal conditions for these insects will improve this process,"
 
Dr de Souza said.
 
To attach the sensors, the bees are refrigerated for a short period, which puts them into a rest state long enough for the tiny sensors to be secured to their backs with an adhesive. After a few minutes, the bees awaken and are ready to return to their hive and start gathering valuable information.
 
"This is a non-destructive process and the sensors appear to have no impact on the bee's ability to fly and carry out its normal duties,"
 
Dr de Souza said.
 
The next stage of the project is to reduce the size of the sensors to only 1mm so they can be attached to smaller insects such as mosquitoes and fruit flies.
 

「偽大麻」、通常の最大100倍の作用も

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中国工場で麻薬成分の化学構造を少し変えた新製品が開発されるので、当局の取締りはいたちごっこで間に合わないらしい。

「偽大麻」に警告、通常大麻の最大100倍の作用も 米国
 
2015年08月21日 14:23 発信地:ワシントンD.C./米国【8月21日 AFP】
 
「K2」「スパイス」「Bizarro」イメージ 1
「Scooby Snax」「Kryp2nite」
「Stoopid」
 
──さまざまな商品名で売られている偽大麻(脱法ハーブ、危険ドラッグに相当)に対し、当局が警鐘を鳴らしている。
 
イメージ 2米国の警察や公衆衛生局によれば「合成大麻」の過剰摂取が原因とみられる死亡例や薬物関連の犯罪件数が全米で急増している。
 
米麻薬取締局(DEA)のチャック・ローゼンバーグ(Chuck Rosenberg)局長は米公共ラジオ局NPR で、こうした事例は
 
「全米の至る所で発生している」
 
と話した。
 
イメージ 3偽大麻は主に中国から輸入され、安価で入手できる。
 
含有される化学合成成分の化学構造を少しずつ変えて類似物質を作ることで次々と新たな製品が開発され、法による規制が追い付いていないのが現状だ。
 
米国中毒対策センター連合(AAPCC)によると、全米各地の中毒情報センターに今年これまでに寄せられた偽大麻に関する通報は5200件超に上り、14年の3680件、13年の2668件をすでに上回っている。
 
ワシントン(Washington D.C.)市が若者を対象に運営するウェブサイト「k2zombiedc.com」は
 
「偽大麻は極度の不安や妄想、パニック発作のほか、疎外感や解離、精神病症状の発現、幻覚などを引き起こす」
 
と警告している。
 
■「中毒や死に至る恐れも」
 
偽大麻は肉眼では通常の大麻のように見えるが、大麻の活性成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)に似た化学物質が含まれており、これが中毒作用や死を引き起こす危険性がある。
 
Wiki
イメージ 4
 
 
こうした化学物質を植物片に吹きかけたものが偽大麻で、漫画や絵の付いた小さな袋に詰められて売られている。
 
マリフアナ喫煙具店(ヘッドショップ)だけでなく、街角の店やガソリンスタンドなどでも密かに売られている他、インターネット上でもクレジットカードで簡単に購入できてしまう。
 
しかし、米国立薬物乱用研究所(NIDA)のマリリン・ヒュエスティス(Marilyn Huestis)氏は「合成大麻」が脳に作用する強度は、通常大麻のTHCの最大100倍に達する可能性もあると指摘する。
 
米ミシガン大学(University of Michigan)が行った2012年の調査で、高校3年生の薬物使用状況を調べたところ、ドラッグの中で偽大麻は、通常の大麻の次に多く使用されていることが分かった。
 
偽大麻の中には米国の薬物規制法で、依存性の強さなどでヘロインと同じ「スケジュールⅠ」に分類されているものもある。
 
だが、偽大麻は種類が無数にあり、大麻の類似物とみなすことができず、従って法にも抵触しない。ルイジアナ州毒物センター(Louisiana Poison Center)の責任者、マーク・ライアン(Mark Ryan)氏は
 
「300種以上が出回っている」
 
と話した。
 
(c)AFP/Robert MACPHERSON

33765910.at.webry.info/201010/article_20
 
大麻にそっくりな作用を売り物にした喫煙用ハーブ。ヨーロッパや日本では「スパイス」の名で広まりましたが、アメリカでは「K2」というブランドがもっとも知られています。
 
中身はどちらも同じようなもので、乾燥植物片のミックスに、合成カンナビノイドを添加して、大麻にそっくりな使用感を生み出しています。メタリックなラミネート素材の袋に入ったデザインも共通。
 
大麻に似た作用をもたらす合成カンナビノイドに対しては、各国で次々と法的規制がとられ、わが国でも、JWH018、CP-47,497、JWH-073など5種類が指定薬物に指定され、輸入、販売、授与などが規制されています。しかし、売り手側は次々と新しい成分を使って新バージョンの商品を供給しているのが現状です。
 
 さて、世界中で販売されている「スパイス」や「K2」は、インドや中国で製造されているとウワサされてきました。こうした製品に用いられる合成カンナビノイドを供給する化学会社が、インドや中国には多数あるからです。しかも、こうした脱法ドラッグに対する認識が一般に広まっておらず、その危険性に対する警戒感も薄いため、製造・流通の拠点になりやすいといわれます。
 
脱法ドラッグだけではありません。中国ではこれまで、メタンフェタミン、ケタミンなど各種合成麻薬の大量押収が頻繁に報じられ、今回は、さらにGHBが摘発されたわけです。
 
GHBは乱用薬物として広まっているだけでなく、デート・レイプの薬物とも呼ばれ、若い女性がGHBを混入した飲み物で気を失っている間に乱暴されるという被害も相次いでいます。なお、GHBはわが国では麻薬に指定されています。
 
上記の報道では、山東省で製造されたK2やGHBが、中国国内で販売されたのか、外国へ密輸されたのかは明らかにされていませんが、いずれ、国際的な密輸組織も摘発されるのではないでしょうか。
 

構造改変のいたちごっこ
33765910.at.webry.info/201302/article_11
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答案などというものは、先生に書かせ、生徒が.........

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「三河島惨事と教育」より    岡潔
 
  math.artet.net/?eid=1422184
 
 少なくとも機械をさわる人は、自分の判断によって、ここまでは確かで間違いないというところまでできるほどにしておかなければ、惨事はこれからもきっと起る。(中略)

 いま、たいていの中学、高校では答案が合っているかどうか生徒にはわからない。
 
先生が合っているといえば合っているというだけで、できた場合もできなかった場合もぼうっとしている。本当は答が合うことよりも、自分で合っていると認めることのほうが大切なのに、それがわかっていない。(中略)
 
 答案などというものは、生徒に書かせるよりも本当は先生に書かせ、それが合っているかどうかを生徒が調べるほうがよいと思う。
 
そうすれば自分で判断する訓練になるに違いない。答案は書けなくても意味はわかるという子供ができればそれでよいのだ。

α-ケト酸のピルビン酸とミトコンドリア

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イメージ 5細胞のエネルギー工場たるミトコンドリア、中々理解しがたい存在であるが老化と関係が深い。
 
筑波大グループ:細胞の初期化により(グリシン添加で)老化もリセットできるかもしれない? 
 
ピルビン酸も不思議な構造である。学生時代の生化学のI教授はきちんと教えてくれなかったね!ピルビン酸がα-ケト酸であることすらコメントできず!
 
 ピルビン酸
α炭素(カルボキシル基の隣の炭素原子)がケトン基、α-ケト酸(2-オキソ酸)というグループに分類
 
 
chemwiki.ucdavis.edu/Textbook_Maps/Organic_Chemistry_Textbook_Maps/Map%3A_Bruice_2nd_%22Essential_Organic_Chemistry%22/18%3A_The_Organic_Chemistry_of_Metabolic_Pathways/18.6%3A_The_Catabolism_of_Proteins
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suzugamine.ac.jp/arinobu/gakusyuu/protein.pdf
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the-scientist.com/?articles.view/articleNo/30485/title/Power-Failure/
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ATP PRODUCTION
 
   classes.kumc.edu/som/cellbiology/organelles/mito/tut3
 
  Under normal circumstances mitochondria use glycolysis products like pyruvic acid, and fatty acids. The latter are broken down in the matrix as is pyruvate to acetyl Co-A, which is fed into the Krebs cycle to produce CO2 and reducing equivalents in the forms of carriers like NADH. See a good biochemistry text for details of mitochondrial metabolism.
 
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The reducing equivalents (e.g. NADH) are fed into the transmembrane electron transport pathway, and the pathway of the electrons made available leads to the expulsion of hydrogen ions (protons) from the matrix.
 
The impermeability of the inner membrane results in the formation of a large concentration and electrical gradient and a potent electrical potential.
 
This electrical potential causes protons to move back across the inner membrane through the large ATP synthase protein complex that passes across the inner membrane. Passage of the protons powers a mechanical motor that brings phosphate ions and ADP into forced contact, fusing them into ATP.
 
The ATP migrates out of the mitochondrion through a channel in exchange for more entering ADP.
 
細胞: 老化の軸となるテロメア/ミトコンドリアブックマークNature 470, 7334
 
2011年2月17日
 
ミトコンドリアと、染色体の末端にある保護キャップのテロメアとの間に機能的な結びつきがあることが最近明らかになり、この両方が老化現象にかかわっているのではないかと考えられるようになった。
 
今回、マウスの造血幹細胞と心臓、肝臓の組織のトランスクリプトーム(全mRNA)の分析が行われ、テロメアの機能異常と臓器の機能障害、またおそらくは加齢に伴う病気とを関連付けるテロメア–p53–PGC軸の存在が示された。
 
テロメア機能異常のマウスでは、p53を介した細胞の増殖停止が起こるようになり、さらに、代謝過程やミトコンドリアでの生理過程の主要な調節因子であるPGC-1α、PGC-1βが抑制される。
 
その結果、ミトコンドリア量が減少してミトコンドリア機能に異常が生じ、
 
a. ATP生産の低下、
b. 糖新生の阻害、
c. 心筋症を引き起こし、
d. 活性酸素種が増加
 
する。
退官後亡くなった有機のN教授の講義も電子対の矢印ばかりでつまらなかったことを思い出す。下記のように面白く講義してくれたらね。
 
mcat-review.org/keto-acids-esters.php
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C60中のオルト水とパラ水の電気化学的検出

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H2O@C60のオルト水とパラ水の電気化学的検出
 
水の2つの状態にあまり意識したことはなかった。オルト水素やパラ水素は有名であるが。

C60に水分子を包接させて、バルクの誘電率と言えるか?
 
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 Abstract
 
Water exists in two spin isomers, ortho and para, that have different nuclear spin states.
 
In bulk water, rapid proton exchange and hindered molecular rotation obscure the direct observation of two spin isomers.
 
The supramolecular endofullerene H2O@C60 provides freely rotating, isolated water molecules even at cryogenic temperatures. Here we show that the bulk dielectric constant of this substance depends on the ortho/para ratio, and changes slowly in time after a sudden temperature jump, due to nuclear spin conversion.
 
The attribution of the effect to ortho–para conversion is validated by comparison with nuclear magnetic resonance and quantum theory. The change in dielectric constant is consistent with an electric dipole moment of 0.51±0.05Debye for an encapsulated water molecule, indicating the partial shielding of the water dipole by the encapsulating cage. The dependence of bulk dielectric constant on nuclear spin isomer composition appears to be a previously unreported physical phenomenon.

 Introduction
 
 Water, like dihydrogen, has two different spin isomers, called ortho and para, which have different spin state symmetries.
 
In ortho-water, the spin state of the two proton nuclei is symmetric under particle exchange and the total nuclear spin has quantum number I = 1. In para-water, the spin state is antisymmetric and has nuclear spin quantum number I = 0.
 
Water spin isomerism is of relevance to a broad range of scientific fields from nuclear magnetic resonance (NMR) to astrophysics1,, and closely related to long-lived nuclear spin states, which also involve the slow interconversion of nuclear singlet and triplet states.
 
Physical properties of dihydrogen H2, such as heat capacity or thermal conductivity, depend on the concentration of ortho and para spin isomers.
 
Do the spin isomers of water also have different bulk properties?
 
Since water, unlike dihydrogen, possesses an electric dipole moment, the spin isomers of ortho and para water are expected to display a distinct response to electric fields. This effect was predicted theoretically; and observed in beam experiments10, but no bulk properties have been reported.
 
Although it is feasible to separate ortho- and para-water molecules in rarified molecular beams, , it remains challenging to study the separated isomers in the condensed phase, since rapid proton exchange obscures the spin isomerism in bulk water, and strong intermolecular interactions usually quench the molecular rotation at low temperatures.
 
Spin isomer-enriched water may be captured in an inert gas matrix and studied using infrared spectroscopy, but this approach provides little control over the molecular environment.
 
In contrast, the supramolecular endofullerene H2O@C60, composed of C60 carbon cages that each encloses a single water molecule, forms a well-defined lattice.
 
The synthesis of this material provides macroscopic quantities of a stable substance that contains isolated and freely rotating water molecules. It has been studied under a very wide range of physical conditions using various spectroscopic techniques1. Dielectric measurements were made on a single crystal of H2O@C60, but without anticipating, or observing, a dependence on spin isomer composition.
 
Figure 1a,b shows the molecular structure of H2O@C60 and the four lowest rotational energy levels as determined by neutron scattering, neglecting the observed splitting of the ortho-water ground state1, .
 
The energy levels are similar to those of water in the gas phase indicating that the water rotation is unhindered even at cryogenic temperatures.
 
The thermal equilibrium fraction of ortho-water molecules as a function of temperature is shown in Fig. 1c, using the energy levels of Fig. 1b and taking into account the degeneracies of the rotational levels. The equilibrium fraction changes rapidly in the vicinity of 15 K. Ortho–para conversion may therefore be induced by (i) allowing the sample to reach complete equilibrium at a temperature >15 K, (ii) rapidly cooling to <15 K and (iii) studying the behaviour of the sample as a function of time at the constant low temperature.
 
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Here we demonstrate that the bulk dielectric constant of H2O@C60 depends on the spin isomer composition of the encapsulated water molecules.
 
We find a time-dependent change in dielectric constant at 5 K that is due to different molecular polarizabilities of the ortho and para ground states.
 
The polarizabilities are extracted from the capacitance data and compared with a theoretical prediction that only requires knowledge of the dipole moment of H2O@C60 and the rotational constants of water.
 
The dipole moment is estimated from a high-temperature measurement of the molecular polarizability and found to be in very good agreement with recent predictions of 0.5±0.1 Debye.
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