ベルベリン(berberine)の構造を初めて知った。ベンジルイソキノリンアルカロイドの1種で対アニオンが可変。蛍光性黄色の色素でもある。抗菌というからタンニンなどのポリフェノール系とことなり腸粘膜に直接作用するものではないのか?
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生薬のオウバクやオウレンから抽出した成分からつくられた薬で、抗菌作用をもつ下痢止めという。大腸菌や、抗生物質が無効な菌に有効で、腸内細菌によって引きおこされた腸内腐敗及びそれに伴う下痢に効く。
生薬のオウバクやオウレンから抽出した成分からつくられた薬で、抗菌作用をもつ下痢止めという。大腸菌や、抗生物質が無効な菌に有効で、腸内細菌によって引きおこされた腸内腐敗及びそれに伴う下痢に効く。
薬事法が煩くない時代は民間治療薬としてキハダが活躍した。各種薬用植物の栽培に鋭意努力中である。あまりにも回りの野の花・草や木々の名を知らなすぎる!
山は薬の宝庫なのである。
アルカロイドの生産効率向上の鍵を解明 京大グループ
2016年08月26日 11時02分 京都新聞
植物が有用成分のアルカロイドの生産にブレーキをかける仕組みの一端を、京都大生命科学研究科の佐藤文彦教授や山田泰之研究員らのグループが解明した。
アルカロイドを効率的に生産する技術の開発につながる成果で、英科学誌サイエンティフィック・リポーツで24日発表した。
アルカロイドには、鎮痛作用のあるモルヒネや抗がん作用のあるビンブラスチンなど医薬品として利用されている種類も多い。
植物により多くのアルカロイドを作らせるために、遺伝子の働きを調節するタンパク質である転写因子の量を増やす方法も試みられているが十分な効果が得られておらず、原因の解明が求められていた。
グループは、胃腸薬として利用されているアルカロイドの一種、ベルベリンを作る植物の細胞において、転写因子CjWRKY1の働きを詳しく調べた。
その結果、同因子は特定の部位にリン酸が付くことで転写因子としての働きが低下したり、他の酵素によって分解されてしまうことが分かった。
佐藤教授は「転写因子を分解する仕組みを阻害することでアルカロイドの生産性を高めることが期待できる」と話している。
タンニン酸ベルベリン・べルベリン塩化物
tourokuhanbaisha.com
止瀉薬に用いられる腸内殺菌成分です。また、タンニン酸ベルベリンは、腸内で収斂作用のあるタンニン酸と、殺菌作用のあるベルベリンに分解される。
一般用医薬品では、様々な止瀉薬に用いられています。
例えば、ビオフェルミン下痢止め(武田)、ストッパ下痢止めEX(ライオン)などには、ロートエキスと一緒にタンニン酸ベルベリンも配合されている。
「細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として、ベルベリン塩化物、タンニン酸ベルベリン、アクリノール、木クレオソート等が用いられる。」
「これらは、通常の腸管内に生息する腸内細菌に対しても抗菌作用を示すが、ブドウ球菌や大腸菌などに対する抗菌作用の方が優位であることと、下痢状態では腸内細菌のバランスが乱れている場合が多いため、結果的に腸内細菌のバランスを正常に近づけることにつながると考えられている。」
www2.odn.ne.jp/had26900/constituents/tannins
「ベルベリン塩化物、タンニン酸ベルベリンに含まれるベルベリンは、生薬のオウバクやオウレンの中に存在する物質のひとつであり、抗菌作用のほか、抗炎症作用も併せ持つとされる。
オウバクのエキス製剤は、苦味による健胃作用よりも、ベルベリンによる止瀉作用を期待して、消化不良による下痢、食あたり、吐き下し、水あたり、下り腹、軟便等の症状に用いられる。」
「タンニン酸ベルベリンは、タンニン酸(収斂作用)とベルベリン(抗菌作用)の化合物であり、消化管内ではタンニン酸とベルベリンに分かれて、それぞれ止瀉に働くことを期待して用いられる。」
authoritynutrition.com/berberine-powerful-supplement/
A compound called berberine is one of the most effective natural supplements available. It has very impressive health benefits, and affects your body at the molecular level.
Berberine has been shown to lower blood sugar, cause weight loss and improve heart health, to name a few.
It is one of the few supplements shown to be as effective as a pharmaceutical drug.This is a detailed review of berberine and its health effects.
What is Berberine?
Berberine is a bioactive compound that can be extracted from several different plants, including a group of shrubs called Berberis .
Technically, it belongs to a class of compounds called alkaloids. It has a yellow color, and has often been used as a dye.
Berberine has a long history of use in traditional Chinese medicine, where it was used to treat various ailments.
Now, modern science has confirmed that it has impressive benefits for several different health problems .
How Does it Work?
Berberine has now been tested in hundreds of different studies.
It has been shown to have powerful effects on many different biological systems .
After you ingest berberine, it gets taken in by the body and transported into the bloodstream. Then it travels into the body’s cells.
Inside the cells, it binds to several different “molecular targets” and changes their function . This is similar to how pharmaceutical drugs work.
I am not going to get into much detail here, because the biological mechanisms are complicated and diverse.
However, one of the main actions of berberine is to activate an enzyme inside cells called AMP-activated protein kinase (AMPK) .
This enzyme is sometimes referred to as a “metabolic master switch” .
It is found in the cells of various organs, including the brain, muscle, kidney, heart and liver. This enzyme plays a major role in regulating metabolism .
Berberine also affects various other molecules inside cells, and may even affect which genes are turned on or off .